三度の飯よりチャート好き
こんにちはORZです(・∀・)
今日は「抵抗帯」についてお話していきます。
抵抗体は価格の行き先を決める、大事なテクニカル要素の1つです。
トレンドが転換したり、カクカクしながら動いていったりしているのは、すべて抵抗帯にタッチしながら動いているからといっても過言ではありません。
抵抗帯の存在を理解して、チャート上から見つけられれば、より実践的なトレードテクニックを身に着けられるでしょう(｀･ω･´)ゞ
今回は抵抗帯についてざっくり2つをお話していきます！
・抵抗帯とは？
・実践での抵抗帯の活用法
「トレンド・レンジはなんとな〜く理解できている」というFX初心者さんは是非参考にして、より実践で活きるテクニックを身に着けて行きましょう♪
※YouTubeでも今回のお話をまとめております。先に動画を見るとより抵抗帯について網羅できますぞぃ(・∀・)
抵抗帯とはナニ？正体を暴きます
ズバリ「抵抗帯」は、チャート上に現れる「壁」です。
一見、無造作に動いている様に見える価格ですが、実際は抵抗帯によって止められたり（反発）、抵抗帯を抜けることで勢いがついたりと（ブレイク）、ほとんどが抵抗帯を軸に展開されています。
既にご存知の方も多いかもしれませんが、レジサポラインやトレンドライン、移動平均線などがチャート上では抵抗帯になりやすいですね(・∀・)
レンジ相場なら、値動きの高値と安値にあるレジサポラインが抵抗帯として機能するから形成されます。
ダウ理論でトレンドの定義とされている、高値安値の切り上げ・切り下げも、トレンドラインが抵抗帯として機能することで展開されていきます。
この様に抵抗帯は、あらゆる場面で価格を左右しているのです(・∀・)
抵抗帯を見つけるとトレードの幅が広がる
ではなぜ抵抗帯がチャート上に現れるのでしょうか？
これは値動きが市場参加者の心理によって動いているからです。
相場には個人トレーダーからお金持ちの投機家、でっかい企業などさまざまな個人・法人が参加していて、これら市場参加者が注文する売りと買いの大きい方に価格は変動します。
厳密には需要と供給によって変動しますが、長くなるのでここでは割愛(´ー｀)
この市場参加者たちは利益を得るために未来の価格を予測します。
この時、過去に値動きが止められたり、ぶち抜いて勢いがついた価格帯を、再び値動き予想の判断基準として意識しながら売り買いします。
レンジ相場なら、過去に高値安値で価格が止められている状況を見て
「もう一回この高値安値で値動きが止まるんとちゃう？せやったらここで買い（売り）や！」
となりますし、
トレンド相場なら、過去に移動平均線で価格がぐいっと上がっているのを見つけると
「この移動平均線が意識されとる！もういっぺん来たら押し目買いや！」
となるってことです(・∀・)
こんな感じで過去に反発やブレイクがあった価格帯に再び注文が集まりやすくなり、抵抗帯ができあがるのです。
言い換えれば抵抗帯を見つけることで、価格が動き出すタイミングを掴めるということでもあります(・∀・)
とはいえ、チャートに慣れていない初心者さんだと「値動きが市場参加者の心理によって動いている」という感覚がまだまだわからないでしょう。
この感覚を養うためにも、抵抗帯に目を向けてチャートを眺めてみると良いかもしれませんね(・∀・)
抵抗帯の活かし方3つ！
ではここからは実践での活かし方をご紹介していきます(・∀・)
レジサポラインやトレンドラインの引き方、移動平均線の詳しい情報は個別に解説しているのでそちらを参考あれ♪
抵抗帯の活かし方は大きく3つです。
・相場状況分析
・エントリーポイント
・損切り・利確の目標
頭ではなんとなく理解している人も今一度、抵抗帯の便利さをおさらいしていきましょう！
活かし方①相場状況分析
1つ目の活かし方は相場状況分析での抵抗帯を使う方法です。
こちらはラインの場合がわかりやすいでしょう(・∀・)
価格の切り上げや切り下げが明確なトレンド相場や、誰がどう見てもレンジ相場である場合はもちろんのこと、微妙な相場の判断にも活用できます。
例えばこちらの高値切り上げレンジとかですね！
トレンドかレンジか微妙な相場ですが、価格がバインと跳ね返っているポイントを線で結ぶと、相場の状況に沿った抵抗帯が見えてきます。
相場状況は大きくトレンドとレンジの2つですが、その中でも細かい状況があるので、この判断に抵抗帯を利用すると、より細かく今現在の相場状況が把握できます(・∀・)
また、1つの時間足の抵抗帯を大きな時間足で見ると、大きな流れの中のどの部分なのか？ということも把握できます。
仮に、価格の跳ね返りポイントをうまく線で結ぶことができないのであれば、それだけわかりにくい相場状況ともいえるので、そういう場合はトレードしないなど、戦う相場の厳選にも役立ちますね！
活かし方②エントリーポイント
2つ目の活かし方は、エントリーポイントの発見に使う方法です。
これまでのお話を聞いて勘の良い方なら既におわかりではないでしょうか(・∀・)
実践でのエントリーポイントになる、価格の跳ね返りやブレイクを、抵抗帯を軸にしながら見つけていきます！
移動平均線での押し目買い・戻り売りは、まさに抵抗帯での跳ね返りをエントリーポイントにした手法です(・∀・)
市場参加者が意識して売り買いが集まるなら、自分も同じ様に売り買いする、まさに相場に合わせたエントリーポイントですね♪
エントリーポイントにもっとフォーカスしてほしい！って方はこちら(・∀・)
→FXのエントリーポイントの見つけ方を公開するお(・∀・)
コツとしては、よくわからないと感じるポイントではなく、誰が見ても判断できる抵抗帯・ポイントに絞ることです。
数ある抵抗帯の中でも、より多くの市場参加者に意識される抵抗帯が鍵となりますが、シンプルにわかりやすい場所を選んでいけば自ずと意識されやすい抵抗帯を見つけられます。
もちろんすべての抵抗帯で必ず跳ね返る、ブレイクするってわけではないので、細かいエントリータイミングや相場状況などを加味した上でエントリーポイントの選定をしていきましょう(｀･ω･´)ゞ
エントリータイミングってなに？って方はこちら！
→FXのエントリータイミング術!!下位足でのベストタイミングの取り方
活かし方③損切り・利確の目標
3つ目の活かし方は、損切り・利確の目標として使う方法です。
損切りなら、エントリーポイントを挟んで抵抗帯の外側、利確なら次価格が止められそうな抵抗帯を目標に利確ラインを設定します。
抵抗帯を損切り・利確の目標にする理由としては、価格の流れが抵抗帯付近で変わりやすいためです(・∀・)
例えば損切りなら、抵抗帯を軸としたエントリーポイントから反対に動いた場合を想定して抵抗帯の外側に設定します。
利確なら、次の抵抗帯でエントリーする人や利確する人がいるため、流れが変わる可能性を考慮して決済目標に設定します。
このように、価格が抵抗帯を軸に上か下かに変動しやすい性質を利用して、抵抗帯から利益となる方・損失となる方の2択で考えながらトレードしていくのです(・∀・)
もちろん、抵抗帯をちょっと抜けて戻ってくるみたいなイレギュラーもありますが、基本的には抵抗帯から上に行くか下に行くかで考えれば、わけのわからないところでのトレードは減るでしょう！
損切り、利確の詳しい解説はこちら！
損切り：『FX損切りルール』の作り方。すぐ実践できるポイント5つ解説ッ！
利確：利益確定の目安やポイント!!全FXトレーダーに薦める利確目標3選
3つの活かし方をおさらいすると…
②その相場から抵抗帯を基準にエントリーポイントを選定する！
③抵抗帯を軸に利益となる方・損失となる方で考えてトレードする！
これだけでもかなり優位性の高いトレードができますね！
さらに、冒頭でお話した、人の売り買いを考える力も身につけば、もう立派なトレーダーともいえます♪
ちなみに、抵抗帯を基準にしたトレードは、当ブログのトレード日記でも解説しているので、ぜひ実践にトライしてみてください！
まとめ：抵抗帯で相場を攻略しよう！
抵抗帯は「抵抗帯＝レジサポライン」みたいな浅い解説や認識がほとんどですが、実は深堀っていくと、トレードの決め手となる大事な大事なテクニカル要素です。
ぜひ抵抗帯を研究して今日からトレードに活かしていきましょう！
また、今回のようなFX初心者さん向けの知識・スキルを「もっと知りたい！」という方はぜひFX道場にご参加ください(・∀・)
ではでは次回もお楽しみに！
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