
「ネックラインって理解はできるけど、実践での使い方がわからない…」
こうしたお悩みに応えるべく、この記事ではネックラインについて概要から実践での使い方までまるっと解説していきます!
ネックラインはチャートパターンの中に現れる値動きの起点となる重要なラインです。
中でも相場の反転場面で現れやすいので、ネックラインを使いこなせればトレンドをガッツリ捕まえられるでしょう。
この記事を読めばあなたも今日からネックラインマスターです(・∀・)
・ネックラインについて知りたい
・ネックラインの使い方知りたい
といった方は是非参考にしてください♪
※動画では5分にまとめて解説しております
ネックラインとは
ネックラインはダブルトップや三尊と言ったチャートパターンの中に、境界線のような形で現れるラインのことです。
物事の障害になるという意味の「ネック」が語源のように、価格の抵抗帯としての働きをします。
また、三尊が別名ヘッドアンドショルダーと呼ばれ、ちょうど首の部分にあたることからも「ネックライン」と呼ばれるとか呼ばれないとか(・∀・)
ダブルトップや三尊は反転系チャートパターンでもあり、ネックラインはちょうど起点となる反転のタイミングとして扱われますね。
そのためネックラインをブレイクした価格は、一方向へ継続しやすいという特徴があります。
ここでもう少し詳しくネックラインが形成される過程を見ていきましょう!
ネックラインが形成される仕組み
ネックラインが形成される過程は以下の通りです。
③しかし、思いのほか買い注文が集まらなかったり、抵抗帯が存在していたりすることで、上昇の勢いが抑えられ前回高値を超えられない
④高値更新できない動きを見て、売り注文や買い注文の決済注文、安値更新のブレイクを狙った売り注文などが集まり、一気に下落
このように市場の攻防によってネックラインはチャートパターンの中に形成されます。
この動きがもう一度続けばトリプルトップになりますし、更に続くとレンジ相場にもなっていきます。
ネックラインがトレンド発生の起点となる背景には、市場で意識されやすくライン付近に注文が集まりやすいからとも言えるのです(・∀・)
ネックラインの引き方
そんなネックラインの引き方はとっても簡単!
チャートパターン内で現れる高値や安値にラインを引くだけです♪
チャートパターンごとに詳しく見ていきましょう。
ダブルボトム・ダブルトップ
ダブルボトム、ダブルトップの場合は、一度現れる高値や安値にラインを引いていきます。
高値・安値だと判断するにはチャートパターン全体が形成されるまで待つ必要がありますので、慌てずじっくり様子を見ながらネックラインを引いていきましょう(・∀・)
※ダブルボトム・ダブルトップの詳しい解説はこちら

三尊・ヘッドアンドショルダー
三尊の場合は二度現れる高値安値を結ぶ形でラインを引いていきます。
高値安値が全く同じ価格で横に並ぶことはあまりないので、レジサポラインのようにざっくりと結べば問題ありません♪
※三尊・ヘッドアンドショルダーの詳しい解説はこちら

よくわからない相場は様子見する
ただし、相場の中にはチャートパターンと判断しづらい動きもあります。
そんなときは無理にネックラインを引こうとせず暖かく見守るようにしましょう(・∀・)
チャートパターンがセオリー通り形成されないということは、それだけ市場でも意識されづらい状況ということでもあります。
ネックライン形成に必要な市場の売り買いが集まりづらいということは、無理にラインを引いてエントリーを狙ってもあまり優位ではないでしょう(´ー`)
そもそもチャートパターンが形成されて初めて見つけられるラインでもあるため、慌てる必要はナッシングです!
ちょっとでも「おかしいな?」と思ったらじっくり様子を見ましょう!
ネックライン注意点
そんなネックラインの注意点は大きく2つ。
初心者さんにありがちな勘違いでもあるので、この機会に正していきましょう(・∀・)
ネックラインは予測できない
ネックラインは予測できません。
ネックラインは市場の攻防によって作られるもので、最初からネックラインが出現する価格帯が重要というわけではありません。これ大事
最初から重要なラインではなく、市場によって重要とされていくって感じですね。

チャート上に現れるあらゆるテクニカルに言えることでもあります。
なので、ネックラインを事前に予測して売り買いしたり、一定の価格帯を重要だと決めつけてエントリーすることはできません。
必ず市場の売り買いを意識しながらラインが形成されるまで待つことを覚えておきましょう!
ちなみに、形成されるチャートパターンの大まかなイメージをすることはできます(・∀・)
こちらで値動きのシナリオを描く方法を解説しているので、ぜひ参考にしてください!

ネックライン単体でトレードしない
2つ目の注意点はネックライン単体でトレードしないことです。
チャートパターンが形成されるのをじっくり待って、ネックラインが形成されたとしても、大きく逆行したり、予測できない動きになったりするケースがあります。
この理由としては、相場の大きな流れに巻き込まれるとネックラインやチャートパターン単体では機能しないためです。
ネックライン単体でトレードするのはギャンブルにもなりかねないのです(´ー`)

レジサポラインやトレンドラインにも同じことが言えますね。
必ず、その他のテクニカル指標と合わせてネックラインを活用していきましょう。
そんな具体的な活用方法を次の章で解説していきます!
ネックライン活用方法
ネックラインはエントリータイミングをはかる際に活用するのがおすすめです(・∀・)
どういうことかと言うと…
②短期足の反転チャートパターン、ネックラインのブレイクやリターンムーブでエントリー
という使い方です(・∀・)
どれだけ意識されているネックラインでも、相場の大きな流れに逆らうことはできません。
先ほど紹介した通り、ネックライン形成後に逆行したり、予測できない値動きになるのは、上位足の流れに巻き込まれているからですね。
しかし言い換えれば、予め上位足の動きを認識した上でネックラインを利用することで、優位なポイントでエントリーのキッカケにできるということです(・∀・)
冒頭で紹介したトレンドの発生を捕まえられますし、相場の大きな流れに沿っていれば、ネックライン形成に必要な市場の売り買いも集まりやすくなるでしょう♪

相場の大きな流れと合わせて活用することでネックラインの良さを最大限引き出せるのです♪
上位足の流れと合わせて活用するには、マルチタイムフレームが欠かせません。
こちらの記事で解説しているのでぜひ参考にしてください(`・ω・´)ゞ

また上記の活用歩法で、ORZが実際にトレードした解説記事もありますので、ぜひこちらも参考にしてください♪

ネックラインでよくある質問
ネックライン割れのタイミングは?
状況によって異なりますが、ローソク足の実体がラインを抜けた瞬間がネックライン割れと言えます(・∀・)
しかし、ネックライン割れの瞬間から価格が伸び始めるなんてことは稀ですし、ネックラインを割ったと思っても戻ってくることもあります。
なのでネックライン割れにこだわりすぎる必要はなく、チャートパターン全体で判断していくと良いでしょう(・∀・)
また、ネックラインを割った価格が再度戻してきた後、反発するタイミングでエントリーするのもおすすめです♪
ネックラインを判断するインジケーターってあるの?
ネックラインを判断するインジケーターはありません。
何度も紹介したように、市場の売り買いによって形成されるため、あらかじめ予測することは難しいですね(´ω`)
この記事で紹介した、マルチタイムフレームや値動きのシナリオを描きながら、トレードに活用していきましょう(`・ω・´)ゞ
ネックラインまとめ
ネックラインはとっても便利なエントリーのキッカケですが、使い方を間違えると利点を生かせないどころか、

ネックラインなんなの!全然使えないじゃん!
なんてことにもなりかねません。
ぜひ今回の記事を参考にして、ネックラインの使い方を今一度見直していきましょう(・∀・)
この記事で紹介した上位足の捉え方や値動きのシナリオの描き方などは、FX道場でもみっちり伝授しておりますので、ぜひ気になる方は覗きに来てください♪
ではではご覧いただきありがとうございました〜(・∀・)
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