ども、FX専業ニートのORZ(おつ@NEETORZ)です(・∀・)
今回のブログはお便りにお答えするコーナー!
勉強熱心な読者さんからこんなご要望が。

ネックラインについて曖昧な認識だったから、ちゃんと理解して使いこなしたい…!
というわけで、ご要望に応えるべくネックラインとは?ってところの基礎から実践で見つけ方・引き方までまるっと解説していきますよー!
ネックラインは相場の天井や底からの転換(反転)局面で値動きの起点となる、重要なラインです。
画像は2024年3月のドル円日足で緑のラインがネックラインです!
反転チャートパターンであるWトップ・Wボトム及びネックラインを起点として相場が反転していることがわかるかと思います。

このようにネックラインはFXにおいてめちゃめちゃ重要なライン。
それなのに、ネックラインの認識が曖昧なせいでラインと密接な関係にある「反転チャートパターン」の使い方までも間違っちゃう人が結構多いんですよね。
でも大丈夫!
この記事を読めば今日からあなたもネックラインマスター(・∀・)
・ネックラインとはなにか詳しく知りたい
・ネックラインの正しい引き方・使い方を知りたい
といった方は是非参考にしてくださいな!
※基本的な引き方・活用方法なんかは以前の動画でもまとめて解説してます♪
相場の反転を見極めるネックラインとは
ネックラインは基本的にダブルトップや三尊といった反転チャートパターンの中に、境界線のような形で現れるラインのことです。

反転チャートパターンとネックラインはまさに一心同体、切っても切れない関係ってやーつですね。
そもそも反転チャートパターンというのは、文字通り相場の反転局面で現れるローソク足の法則的な動き。
じゃあ具体的にどうなったら「反転した&逆方向に勢いが出た」と判断できるのかというと、
ずばりローソク足がネックラインを抜けて確定したときです(・∀・)
そのため多くのトレーダーはこのネックラインを重要視しており、ネックライン抜けのポイントをエントリーや決済の目安にするケースも多いんですよね。
ネックラインを抜けた後の価格は抜けた方向に勢いよく進みやすい傾向にアリ!
では実際のところネックラインはどのようにして形成されるのか、そこにどんな市場心理が働いてるのかってところも見ていきましょー。
ネックラインが形成されるトレーダー心理(ダブルトップ)
②下落後に押し目を狙った買い注文が集まることで再び上昇
③しかし思いのほか買い注文が集まらなかったり、抵抗帯が意識されることによって上昇の勢いが抑えられ前回高値を超えられない
④高値更新できない動きを見て、新規の売り注文や買いで入ってた勢の決済注文、安値更新のラインブレイクを狙った売り注文などが集まり一気に下落
※ダブルトップの場合
このように市場の攻防(売り買い)によってネックラインはチャートパターンの中に形成されます(・∀・)
そしてそのラインは重要な節目として意識され、ブレイクをキッカケとして抜けた方向に勢いが加速しそのまま相場が反転する、といった流れです。
ダウ理論をご存知の方は、ネックラインがちょうどトレンドの定義とされている「高値・安値の切り上げ・切り下げ」が反転するポイントでもあると見ることもできますね!

ただ、あくまでネックライン付近に注文が集まりやすいってだけなので、ラインを抜けられずヨコヨコのレンジになったり相場が反転しないことも全然ある点には注意。
ネックラインの見つけ方・引き方は「谷」と「山」に注目
そんなネックラインですが、いざ自分でチャートから見つけようとしたり引いたりしてみると、特に初心者さんはちょいと迷うかもしれません。
が、実はラインの引き方はとっても簡単です!
チャートパターン内で現れる分かりやすい高値や安値にラインを引くだけ♪
実例をチャートパターンごとにサクサクっと見ていきましょう。
ダブルボトム・ダブルトップのネックライン
ダブルボトム・ダブルトップの場合は、高値・安値が更新できなかったあたりで、一つ前の押し目・戻り目の部分にラインを引いていくだけ!

わかりやすい表現として押し目・戻り目の部分は『谷』・『山』と呼んだりもしますね。
そもそも、価格がそのまんま更新していったらダウ理論的にもトレンド継続になるので、まず注目するのは価格が前回高値・前回安値を更新できるかどうか。
次に、価格更新が起こらず前回高値・安値と同値くらいで折り返してきたら、その前に形成した山や谷に注目してラインが引けるって感じです(・∀・)
最終的にこのネックラインをローソク足がガッツリ抜けたらチャートパターン完成って順番でみると分かりやすいかと思います!
※ダブルボトム・ダブルトップについて詳しく知りたい方はこちら

三尊(ヘッドアンドショルダー)のネックライン
三尊(ヘッドアンドショルダー)の場合は、高値を更新できたものの次の安値が前回安値付近まで落ちていき、次の高値が前回高値まで届かない場合に、2度つけた安値にラインを引いていきます。
2つの谷が全く同じ価格で横に並ぶとは限らないので、よっぽどズレてるとかじゃなければナナメのネックラインでもOKですね(´ω`)
三尊の場合は高値更新してトップの部分を形成、そのまま上昇トレンド継続となるかと思いきや、次の安値が前回安値付近まで落ちることでトレンド継続が怪しまれます。
次の高値が前回高値を越えられず一つ目の山(方の部分)付近で折り返すことでトレンド転換に注目が集まってくるので、このあたりでネックラインが引ける感じです(´ー`)
そしてこのネックラインをローソク足が明確に割ってきたら三尊完成ってことでトレンド転換が濃厚になってきます。
ちなみに下降トレンドの転換はそのまま逆にするだけ(逆三尊・三尊底)♪
※三尊・ヘッドアンドショルダーの詳しい解説はこちら

初心者さんが気をつけたいネックラインの注意点
そんなネックラインですが、知っておいて欲しい注意点が2つほどあります。
この辺は初心者さんがやってしまいがちな間違いでもあるので、用法容量を守って正しくネックラインを活用していきましょう(・∀・)
ネックラインは無理矢理見つけない(よくわからない相場はスルー安定)
まずネックラインは無理に使うものでもないし「ここがネックラインになりそう」といった見つけ方はしません!
ネックラインは市場の攻防によって作られるもので、最初からその価格帯が重要というわけではないからですね(・ω・)←ココ大事
最初から重要なラインなのではなく、“市場参加者によってそこが重要とされていく”ってイメージ。

まぁコレはチャート上に現れるあらゆるテクニカルに言えることでもありますねん♪
そのため事前に「ここがネックラインになったらいいな」とかで決めつけたり、それを根拠にエントリーすることはできません。
ネックラインかどうかちょっと微妙だなみたいな相場でムリにネックラインを引く必要はないです(・3・)
チャートパターンがセオリー通り形成されないということはそれだけ相場が迷っており、そんな状況でラインを引いても効果は期待できませんからね!
ネックラインはあくまで明確なチャートパターンと一緒に現れることで有効になるので、慌てる必要はナッスィング(´ー`)
「誰がどうみてもこのあたりにネックラインが引けるよね」
って感じの、然るべきラインが引ける状況に出会えるまでじっくり待ちましょう!
チャートパターンはネックライン抜けで初めて完成する
2つ目はネックラインというかチャートパターンを参考にする時の注意点です。
初心者さんがよくやってしまいがちなのが、“ネックラインを抜ける前の段階で「反転する」と予測判断してしまう”こと。
例えばわかりやすい例として、トレンドの底値で「ダブルボトムっぽい形」になった時などですね(・ω・)
たしかにこの形を作った時点でダウ理論的な更新も止まり反転しそうではありますが、結局肝心のネックラインを抜けずにグダったり、そのままトレンド継続・反転しないなんてことはよくあります。

こういう反転するかどうかの局面は見切り発車でエントリーすると即負けに繋がったりもするので気をつけたいですね。
あくまで「反転チャートパターンはネックラインを抜けて初めて完成=反転を示唆する」ということを覚えておきましょう!
ここまでしっかり確認してからエントリーすれば、相場の反転タイミングに上手く乗っかりやすくなるハズですぞ(`・ω・´)ゞ
ネックラインの具体的な活用方法
ではネックラインのそれとなりがわかったところで、最後は具体的な活用方法の解説に参りましょー!
そもそもネックラインは反転チャートパターンと一心同体なので、それを活用する時というのも基本的には“相場の反転タイミングを捕まえたいとき”になります。
じゃあ具体的にどんな時なのかっていうと、
ORZ的には大きくこの2つだと考えとります(・∀・)
冒頭のドル円チャートのようにトレンド転換といった流れを把握することにも使ったりしますが、自分はその場合インジケーター(移動平均線)をメインで使ってるので、具体的な解説は今回この2つを書いていきます!
まぁどちらも似たような見方・使い方ではあるんですが、一応カンタンに1つずつ見ていきますよー!
反発を狙った手法でエントリータイミングを見極めたい時
1つ目はエントリータイミングをはかる際に活用するのがおすすめです!
もう少し具体的に言うと…
・下位足の反転チャートパターン、ネックラインのブレイクやリターンムーブでエントリー
例えば上記の流れをざっくり整理するとこんな感じです↓
②しかしそのままエントリーすると上に抜ける可能性もあるため、きちんと反転を確認したい。
③下位足で反転チャートパターンっぽい形を確認→ネックライン抜けで売りエントリー。
ネックライン単体でのエントリーは根拠も弱く、相場の大きな流れに巻き込まれやすくなるため非推奨ですが、
このようにメインの時間足できちんとエントリーポイントを据えて、下位足等でネックライン(チャートパターン)を活用することによって優位なポイント・タイミングでのエントリーが可能になります(´ω`)
エントリータイミングの見極め方については詳しく下記ページで解説してるので、よかったらこちらも参考にしてみてください。

含み益が乗ったトレードで決済タイミングを見極めたい時
さて、もう1つの活用方法は決済タイミングを判断したいときです!
例えばきちんと戦略立ててエントリーして、自分の狙いどーりに相場が進んである程度含み益が出たとして。

もっと利益は伸ばしたいけど、できるだけ損もしたくない…!
こんな経験ないでしょうか(・∀・)?
コレってつまり、狙いどーりに相場が進む限り利益は伸ばしつつも、“いざ相場が反転・逆行してきたとき迅速に利確できるよう備えておけば良い”わけです。
そこでネックライン(反転チャートパターン)の出番(´ー`)
こちらも上記の流れをざっくり整理するとこんな感じです↓
②ある程度含み益は出たし、逆行に備えつつ利益伸ばしたい。
③下位足でダブルトップっぽい形→やや保ち合いが続いた後ネックライン下抜けたので決済(利確)。
要は逆行が強まりそうなタイミングがわかれば良いので、単純にネックライン抜けのポイントを利確の目安にすればOK。
またコレを下位足の細かい値動きで確認することによって、いち早く反転タイミングに気づくことができるといったメリットもあります。

ORZも利益伸ばしたい時なんかは、「反転チャートパターンネックライン抜けポイントに逆指値置いて放置」みたいなことはよくやってますね♪
場合によっちゃ決済したあとまた狙い目方向に伸びていくといったケースもありますが、それは結果論だしまたチャンス探って入り直せば良いだけかと(´ω`)
下記ページでは利確について詳しく解説してるのでよかったらこちらも参考にしてみてください。

ネックラインはFXトレードの必須スキルです
てなわけでネックラインは相場の反転を見極めるのにすごーく便利なスキルです!
FXのトレードにおいて相場の反転タイミングは非常に重要なので、その目安となるネックラインももちろん重要。
使い方を間違えずに正しく活用すればトレードの助けとなること間違いナシなので、ぜひこの記事を参考に実践してみください(`・ω・´)ゞ
ちなみにですが、そもそものトレード戦略をきちんと構築できないとネックラインを最大限活用することはできません。

一連のトレード戦略の過程において反転タイミングを見極める必要があるわけですからね!
そういったトレード戦略を構築するスキルについては、【FX道場】の方でイチから体系的に教えてますんで、興味のある方はこの下から詳細をチェックです(σ・∀・)σ
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