どうもFX専業ニートのORZ(おつ)です(・∀・)
今回は『FXの通貨強弱』について詳しく解説していきます!
個人トレーダーは「ファンダメンタルズ分析」よりも「テクニカル分析」メインの方が多いと思いますが、通貨強弱はテクニカル分析でのトレードを後押しする強い味方になってくれます。

テクニカル分析してトレードしてるのに全然勝てへん…
というお悩みをお持ちの方は、通貨の強弱をトレードに活かすことで、普段のトレードをより優位に進めていけるはず。
かくいうORZも「どの通貨がいま流れを作っているのか(強いのか弱いのか)」というのは普段から気にしており、そういった判断材料も戦略に取り込むことで結果的に勝ち越すことができています(・∀・)
今回は、
- そもそも通貨の強弱ってなに?
- 通貨の強弱を把握するメリットは?
- どうやって通貨の強弱を把握すればいいの?
といった感じで通貨強弱についてイチから解説していくので、日々のトレードを少しでも優位に進めたいって方はぜひご参考にどうぞ(o・∀・)ノ
動画の方でも同じテーマで解説してます!
先に動画を見ていただくと予習みたいな感じで理解しやすくなるので、あわせてご覧ください(・∀・)
FXにおける通貨強弱とは
ズバリ通貨強弱とは通貨単体の強さ・弱さのことで、
強い=買われている=需要が高い、弱い=売られている=需要が低い、という風に考えてOKです♪
FXでは、USDJPY(ドル円)のように通貨ペア(=通貨と通貨の組み合わせ)を取り扱います。
そのため、片方が買われていてもう片方が売られている状態では、通貨ペアの価格が拮抗せずに上昇(あるいは下降)するんですね(´ー`)
【USDJPY/4時間足】
通貨ペアの左側(USDJPYではUSD=ドル)が買われていたり、通貨ペアの右側(USDJPYではJPY=円)が売られている状態だと、上図のようにチャートとしては上昇していく形になります。
もちろん逆の場合はチャートとしては下降していきます。上昇トレンドや下降トレンドといった相場の状態は、こういった通貨ペアの強弱の傾きが続くことで形成されるもんなんですね。
ちなみに、通貨ペアの両者の力関係が拮抗してる場合はというと、、、
【USDJPY/4時間足】
このように価格が行ったり来たりして、いわゆるレンジ相場を形成するわけです(o・∀・)ノ
ちなみに、個人トレーダーが売り買いするのは市場の動きの中の小さな値幅であり、市場の大きな動きはファンダメンタルズ要因などをもとにした大口の売り買いで作られることがほとんどです。
企業・銀行・機関投資家といった市場参加者が投資や実需など様々な理由で売買していて、その結果としてチャートに価格が反映されるのです。
当然、「テクニカル分析」をメインとする個人トレーダーも、そういった大きな流れを把握してそれに乗っかれれば、トレードを優位に進められることになります(・∀・)
現在の相場で何が買われて何が売られているのか?この大きな波を把握すること=通貨強弱の分析ということになります。
通貨強弱を把握する『メリット』
通貨ペアの強弱の差は「価格の変動幅」に直結してきます。
先程のUSDJPYの例で言うと、「ドルが買われているだけ」でも、「円が売られているだけ」でも上昇トレンドが形成されることはあります。
しかし、「ドルが買われてて、かつ、円が売られている」ような状況だと、より明確で価格の変動幅も大きい上昇トレンドが形成されることになります。
同じ上昇トレンドでも、トレーダーからすれば価格の変動幅が大きい方がトレンドを掴んだときの利益も大きくなるので、理想の状態と言えるでしょう♪
もちろん実際には、わかりやすい相場ばかりではないですし、経済指標などのファンダメンタルズで一気に流れが変わることもありますが、
基本的には通貨の強弱の差が値幅の大きさに直結すると考えて問題ありません(・∀・)
FXトレードは通貨単体の売り買いではなく、通貨ペアを買い注文したり・売り注文したりするのです。
ドル円で買い注文をする際には、「ドルを買う」「円を売る」の2つの意味を持ち、2つの通貨で反対方向への売買となるため、
通貨強弱に沿ったトレードをすることで相場の波に合わせたトレードをすることができ、利益を得やすくなる&逆行しづらいトレードができるってわけですね٩( ‘ω’ )و
さらに、買われてる通貨・売られてる通貨であれば市場の目線が同じ方向を向いているとも言えるので、テクニカルも効きやすくなります。(参考記事もあわせてご覧ください↓)

通貨強弱だけを過信することは禁物ですが、通貨強弱は後押し材料としては十分な役割を果たしてくれるので、なるべく通貨強弱に合わせたトレードしていくようにしましょう♪
「テクニカル分析」だけじゃ勝てないのか?
これについてのORZの考えとしては、
テクニカル分析だけでも利益を上げることはできると思います。スキャルピングなんかは良い例ですね!
相場の数pips、数十pipsを抜き取る分には、通貨強弱よりも目先のテクニカルの影響のほうが比較的大きいですからね。
ただ、「FX初心者が勝ちやすいシンプルなトレード」を考えてみると、
(↑目先の値動きに左右されにくく、焦らなくて済む&損切りを設定できる)
②デイトレードでは1日の値動き(1円:100pipsぐらい)の中の40pips程度を狙う
③1日の変動には通貨強弱が関係する
という風になると思ってて、
「通貨強弱をもとに、シンプルでわかりやすい相場でトレードしていくこと」でよりトレードの確率が上がるのではないかと思うんです(・∀・)
通貨強弱が明確でも、30pipsぐらいの逆行はいつでも起こりうるので、エントリーポイントを吟味することは重要です。すなわち、勝つためにテクニカル分析は必須だと言えます。
ただ、そのテクニカルが効きやすいポイントを見つけるために、相場の大きな波と目線を合わせる→通貨強弱を把握することが手助けになるとも考えられます。
1時間足とか4時間足とかをベースにデイトレードしていくのであれば、テクニカル9割・ファンダメンタルズ1割で、この1割を通貨強弱としてトレードしていくことをオススメします(・∀・)
【通貨強弱=大きな波】分析しないのはモッタイナイYO!
ここからはちょっと深堀りしたお話(・∀・)
一般的に「通貨強弱の分析」はなおざりにされがちですが、その理由として「通貨強弱=大きな波」ってことがあまり認識されてないからなのかなと。
FXは言ってしまえば、大口(企業や投資家)がファンダメンタルズとかを元に買っている通貨を自分も買うのがもっとも利益を得やすいトレードになります。
しかし大口がどこでいつどの通貨を買うかなんてのは分からないですよね(´ー`)
そのかわりに、通貨強弱としてチャートに現れている事実から通貨強弱を分析し大きな波を掴むわけです。
個人トレーダーが情報戦で勝つこのは至難の業ですし、どの通貨がこれから上がりそうかをファンダメンタルズ分析するのは限界があるので、テクニカル分析を極めようとするのですが、
そんな個人トレーダーでも通貨強弱ならチャートから分析できますし、通貨強弱を把握することで相場の大きな波に合わせることができるのです♪
大口の土俵であるファンダメンタルズ分析で戦わなくても、通貨強弱だけで流れを掴むことはできますし、通貨強弱はテクニカル分析ができるならできます。
ということで、ぜひとも通貨強弱を意識して戦略に取り入れてみてほしいですね(・∀・)♪
【初級編】通貨強弱の分析方法
ではここからは、実際に通貨強弱を分析する方法の解説。
初級編は超カンタンで、無料ツールを使って判断していきます(・∀・)
2つのツールを紹介していきますよ!
「Currency Strength Chart」
まず最初に紹介するのが「Currency Strength Chart」
このツールでは、主要通貨である8種類(ドル、ユーロ、円、ポンド、豪ドル、スイスフラン、カナダドル、ニュージードル)の通貨強弱を示しています。
横軸は時間軸になっており、5分間隔で随時更新されリアルタイムでの通貨の強弱を把握することが可能です。
当日・前日の2日間の通貨強弱を把握できるので、スキャル〜デイトレ狙いなら「Currency Strength Chart」で十分対応できるかと♪
特にトレードスタイルに強いこだわりがない方やFX初心者の方であれば、まずは簡単に使えるこのツールがおすすめですよ(o・∀・)ノ
「Mataf」
次に紹介するのが「Mataf」という通貨強弱を把握できるツールです。
こちらはなんと20種類の通貨の強弱を示すことができます。
そしてMatafでは、かなり前の期間までチャートを遡ることができるので、より長期的な流れを把握することが求められる、スイング〜スワップ狙いのFXトレーダーさんはMatafの方がオススメですね!
【中・上級編】通貨強弱の分析方法
続いては中・上級編。
こちらは自分で各通貨ペアを見比べて、1つずつ通貨強弱を判断していく方法です。
最初の内は時間がかかるかもですが、慣れてくれば5分くらいで把握できるようになりますよ!
ちなみにORZはこの方法で通貨強弱を把握することが多いですかね(・∀・)
実際の相場を見ながらだと、より細かい通貨強弱を判断することができるというメリットがあります♪
例えばこちらの相場↓
【USDJPY/4時間足】
パッと見では上昇トレンドですが、最後の方は高値が抑えられていてレンジっぽくなってますよね。
大きな時間軸で見ればドルが強く・円が弱いと判断できますが、実際にデイトレードのスタイルでトレードを考えていくのであれば、このレンジ内で逆張りする戦略も考えられます。
ツールだけで通貨の強弱を判断していたら「どっちが強い」としか分からないですが、実際のチャートを見て判断することで、
自分のトレードに合わせながら通貨強弱を戦略に活かすことができるので、できれば実際のチャートを比べながら判断していけるようにしましょう(・∀・)
より具体的な通貨強弱判定はこちらで解説!

また明らかな通貨強弱が出現していれば、自分で調べてその要因を掴むことも大事です。
ドル以外の通貨が強いと思ってたら、ドルが弱いだけだったみたいなパターンもありますからね。
これはかなり上級編にはなりますが、原因となる問題(ニュース)を把握しておくことで「いつまで流れが続きそうか?」などの予測も立てられてます。
スイングトレードとかで大きな値幅を狙う方はできれば習慣づけていきましょう!
ORZが参考にしているニュースサイトはこちら↓
ファンダメンタルズの情報はなるべく信頼できるサイトから取得するようにしましょう。
FXの通貨強弱についてまとめ!
FXにおける通貨強弱は、
テクニカル分析でのトレードの後押し材料として戦略に取り入れるのがおすすめです!
まずはテクニカル分析ありきで戦略を立てるということを肝に銘じておきましょう。
くれぐれも通貨強弱だけを根拠にしたトレードなんてしないように!
やっちゃいけない例としては、「1番買われている通貨と1番売られている通貨のペアを見つけて、適当に流れに乗っかってポジションを持つ」みたいな感じですね(´ー`)
冷静に考えて、それで勝てるならみんな勝てちゃいますw
通貨の強弱はあくまでも大きな流れを作るものなので、エントリーポイントを誤れば逆行して損切りになることもフツーにありえます。
テクニカル分析だけでは流れを掴むには限界がありますが、通貨強弱を分析していけば、流れもつかめるし利益の出やすい通貨ペアを見つけることもできるしで一石二鳥です♪
テクニカル分析だけではうまくいってなかった方も、通貨の強弱をトレードに活かすことで、普段のトレードをより優位に進めていけるはず!
ぜひとも今日から通貨強弱を判断する習慣を付けて、トレードに活かしていってください(`・ω・´)ゞ
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コメント
わちゃーさん、こんばんは!
今回の記事もチェックいただきありがとうございます(・∀・)
確かに全部の通過ペア・時間軸をじっくり見ていくととなると
わちゃーさんの仰るように2〜3時間くらいヘーキで掛かっちゃうものですからね!
ぜひこのやり方で少しでも時間を削減して、一秒でも早くチャンス相場に行き着いてくださいませ^^
おー(゜o゜)わちゃーさんもEURAUDでポジ持ってたんですね♪
今回のトレードも先程アップしたので、良かったらチェックしてみてくださいませ^^
もちろん今後もブログ運営だけでなく、動画もじゃんじゃんアップしていければと思ってますので
ぜひ楽しみにしていてくださいね♪
ORZ
manaさん、コメントありがとうございます(・∀・)
ご参考にしていただけたみたいで良かったです!
ご質問の件は、manaさんのご明察の通りで、トレードの主軸となる時間軸を見ていくのがポイントですね!最近の相場では4時間足がメインになっているので、今回はそれを軸に考えていきましたが、相場状況が変われば1時間足とか30分足をメインにしてみても良いかと思いますよ♪
ご参考になれば幸いです^^
ORZ
やすノンさん、こんばんは!
コメントありがとうございます(・∀・)
そうですよね〜!過去記事のほうは、どちらかといえば考え方的なところに重きをおいて書いたものなので、ちょいと難しく感じちゃう人もおおいかと思って、今回のようなカタチにしてみました^^
ご参考にしていただけたみたいでよかったです♪
これが分かっているだけで、相場の流れが把握できるようになるので、ぜひ今後も実践のトレードで使ってみてください( ´ー`)
ORZ