こんばんは。
FXに心臓を捧げて十余年、今日も壁外調査で戦い続けている兵士ORZ(おつ@NEETORZ
)です(・∀・)
さて今回解説するのは、そんなORZもよく使う「ブレイクアウト」について。
ブレイクアウトはいわゆる「相場で意識されてるライン=壁みたいなもん」を突破したら、その抜けた方向にエントリーするといった一見単純なトレード手法です。
エントリーポイントも比較的明確でわかりやすいことが多いので、初心者さんにも好まれる傾向にありますね。
とはいえ「なんとなーくそれっぽいライン抜けたからエントリー」みたいな“なんちゃってブレイクアウト”を続けていてもFXでは勝てません。
ブレイクアウトを狙うにあたって本質的に大事なことをきちんと理解した上で上手に活用していきたいところです(´ω`)
そこで今回は以下のような疑問・お悩みに応えるべく解説を進めていきたいと思いマッスル。
- ブレイクアウトで大事なことって?
- どんな相場で使うべきなの?
- 勝てるブレイクアウト手法を身につけたい
動画解説もあるので良かったらこちらもどぞ↓
FXのトレードにおいてブレイクアウト手法は押し目買いや戻り売りに次ぐ活躍度と言っても過言ではないので、今後のためにもしっかりとマスターしておきたいですね。
「ブレイクアウトを使ったことはあるけど勝ててなかった」
「同じく興味はあったけど使いこなせる自信がなかった」
って人はぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいな。
ではいくぅぅ((((((((っ・ω・)っ
ブレイクアウトとは?
冒頭から散々「ブレイクアウト」と言ってきましたが、具体的にどんな動きなのかを見ていきましょう٩( ‘ω’ )و
こんな感じで何度か反発ポイント(抵抗)として意識されてるラインを越えて伸びていく動きをブレイクアウトと言います。
要はその時々の相場で”意識されている抵抗帯”を突破することで、それまで拮抗していた売り買いのバランスが崩れて一気に動くわけですな。
また意外とやっちゃいがちなんですが、自分しか見つけられないようなラインを引いて「ブレイクアウトやぁぁ!」と独りよがりなエントリーはしないよう気をつけましょう(˘ω˘ )
客観的に見て多くの投資家・トレーダーが意識してるかどうかがメチャクチャ大事です。(この辺は後ほどまた詳しく説明します)
一旦まとめるとこんな感じ↓
- 相場で”意識されている抵抗帯”を突破することでブレイクアウトが起こる
- 自分都合なラインを引いてブレイクアウトを狙ってもうまくいかない
ではブレイクアウトがどんな動きか分かったところで、お次はブレイクアウトの種類をいくつかご紹介していきますよ〜
ブレイクアウトの種類をご紹介
ブレイクアウトは「こういう局面で起こりやすい」といったパターンがあるので、こちらをあらかじめ知っておくと狙いやすくなるかと思います(`・ω・´)ゞ
ブレイクアウトは相場がチャートパターンを形成する時に起こることが多いので、そっちを先に勉強してた人はご存知かもしんないですね。
それぞれの特徴を簡潔に解説していきましょう!
①レジサポ転換
これは何度か意識されてたレジスタンスラインをブレイクした後、これまで抵抗線だったラインが一転して支持線に変身するパターンですね。
レジスタンスラインがサポートラインに置き換わるってことで、レジサポ転換と言ったりします。
おそらく「ブレイクアウトのトレードを狙う」といったらこのパターンが一番多くなるんじゃないかなーと思います(・∀・)
②ダブルボトム・トリプルボトム&ダブルトップ・トリプルトップ
こちらはチャートパターンとしてかなり有名ですね♪
基本的にネックラインと呼ばれる節目をブレイクアウトしたタイミングでエントリーするのがセオリーです。
ダブルボトム・トリプルボトムは相場の安値圏で、ダブルトップ・トリプルトップは相場の高値圏で発生しやすく、相場の反転を見極める際なんかに便利。
ORZもエントリータイミング確認する時はよくお世話になってます。
③ペナント
ペナントは三角持ち合い(保ち合い)なんて言ったりもします(o・∀・)ノ
このパターンでは値動きが先細りになっていき、上値抵抗線か下値支持線をブレイクした方にピョーンと伸びていくのが特徴です。
④フラッグ&ウェッジ
上下のラインが平行の場合が“フラッグ”で、平行じゃない場合は“ウェッジ”と言うそうです(´ー`)
フラッグとペナントとの違いは先細りがなくラインが平行なところですね。
トレンドの途中に現れたりして、上昇トレンドなら上方向に、下降トレンドなら下方向に抜ける際に伸びていくやつです。
とまぁざっくりですが大まかなブレイクアウトのパターンをご紹介してみました!
これ以外にもブレイクアウトのパターンはありますが、紹介したものは有名なだけあって見かける機会も多いはずです。(特に①と②とか)
見かけたら焦らず入るべきポイントを見極めて仕掛けてみてくだされ〜(`・ω・´)ゞ
ブレイクアウトが起こる仕組みは?
さて、お次は「そもそもどういった仕組みでブレイクアウトが起こるのか」について解説していきます。
まずきちんと頭の中に入れておきたいのは、“ブレイクを狙うようなライン付近にはトレーダーのどんな思惑が集まっているのか”ってことですね。
基本的に売り買いが拮抗しているような場面ではムリに仕掛けるメリットがないので、多くのトレーダーはその拮抗が崩れるのを虎視眈々と待ってます。
そしていざラインをブレイクすると、ダムが決壊したかのように一気に注文がラインブレイクした方向になだれ込むってな寸法(´ω`)
コレがブレイクアウトの本質です。
拮抗が崩れるのを待っている人が多いからこそそのラインをブレイクした時の力が大きいのであって、「誰も意識してないようなライン(?)」は特に意味を成さないんですよね。
さらにはブレイクアウト前後に見られやすい動き、市場心理をかるくまとめてみますた↓
②何かのキッカケでその売り買いのバランスが崩れる。(上記の場合買いの勢力が売りの勢力を上回ったことで上にブレイク)
③売りポジ持ってた人が含み損に耐えきれず損切り(=買い)したり、元々ブレイクアウトを狙ってた勢の逆指値注文・新規注文が一気に集まり価格は上昇。
④ある程度伸びたら買いで入ってた人が含み益を確定させるために利確決済(=売り)し始め価格は一時的に下落。
⑤次の抵抗帯の目安として前回のレジスタンスラインが意識され、そこから再度買いの注文が集まりやすくなることで反発が起こりレジサポ転換が完成。
こういった裏側の動き・市場心理をある程度イメージできるようになるだけでも目先の値動きに飛び乗ったりすることが減るはず。
またどこで仕掛ければ上手にブレイクの流れに乗っかることができるかといったところも見えてくるかと思います(・∀・)
ブレイクアウトの実践手法はこのあと詳しく解説していきますが、こういった市場心理的なところは全てのトレードに通ずるところなのでぜひ意識してみてはいかがでしょう?
ブレイクアウトの成功率をUPさせる3つのポイントと「ダマシ」について
さて、ここまではブレイクアウトの特徴とか仕組みについて解説してきましたが、結局大事なのは“実際のトレードで使って勝てるかどうか”ですよね。
ここからは成功率UPの方法を解説していきますが、その前に1つ知っておいてほしい知識として、ブレイクアウトトレードの天敵となる「ダマシ」についてです。
見てのとーり「ラインを抜けた…!」と思ったところから逆行して戻ってくるので、エントリー直後に損切りってパターンも珍しくありません。
つまるところ如何にしてこのダマシを避けてエントリーできるかがブレイクアウト成功率UPのカギになってきます。
その点を踏まえた上で、ここからは「ブレイクアウト成功率UPの3つの秘訣」をお話してゆきますぞ(`・ω・´)ゞ
2.エントリータイミングは可能であれば第二波を狙うべし
3.上位足の流れ・長期の方向性を意識すべし
1.水平線のブレイクアウトはレンジよりもトレンドの保ち合いを狙うべし
ここまで「レジサポ転換」とかで解説してきた水平ラインのブレイクアウトを狙うなら、基本はトレンド相場の保ち合いがオヌヌメです。
例えば水平ラインはレンジでもトレンドでも発生しますが、元々の相場の性質上ラインブレイク後のダマシのあいやすさに結構違いがあるんですよね(・д・)
レンジの場合は元々方向感がないっていうのもそうですが、ライン際で逆方向に注文(いわゆる逆張り)入れてる人もいるためそれがダマシに繋がりやすい一面も。
一方トレンド中の保ち合いはトレンドが一時的に休憩しているような状況であることも多く、その保ち合いをブレイクすることで何事もなくトレンドが復活ってパターンも結構多いです。
元々のトレンドの勢いも相まってブレイク方向に注文が集まりやすいため、必然とダマシに遭う確率はレンジに比べると低くなりやすいですね。
またトレンドの保ち合いブレイクで上手いこと乗っかれると、そのままトレンドの恩恵にあやかれるため利益を伸ばしやすく美味しいです♪
ちなみに以前ORZがトレンド中の保ち合いブレイクから+400pipsオーバーを記録したトレードもあるので良かったらご覧ください。
2.エントリータイミングは可能であれば第二波を狙うべし
お次はブレイクアウトのエントリータイミングについてですが、
- ブレイク後の“第二波”を狙って手動でエントリーする。
- 狙い目の価格に“IFD注文”を設置して自動でエントリーする。
基本的にはこの2つの選択肢があると思ってます(・ω・)
しっかりとダマシを回避しつつエントリーしたいならコッチ↑
ブレイク後に戻ってきたとき、きちんとレジサポラインで反発するかどうかを見極めてからエントリーすることで余計な失敗を減らせます。
ある程度チャートを見ている必要があり、また待っている間にそのまま逃げられちゃうケースも少なくはないですが、成功率を上げるための尊い犠牲と考えれば致し方なし(´﹃`)笑
もう1つの方法は「ダマシを回避したい」って主旨とは少しずれますが、ブレイクアウトした先、狙い目の価格に予めエントリー注文を設置しておく方法ですね。
この方法はIFD注文と呼ばれ、例えば上昇トレンド保ち合いのブレイクアウトを狙う場合、
ラインよりちょい上の価格とかに「Buy Stop(ここまで来たら買い)」注文を入れておけば、ローソク足がその価格に到達したと同時にロングエントリーが発動する仕組み。
特にエントリー価格がわかりやすいブレイクアウトだからこそ効果的で、普段チャートを見てられる時間が少ない人やラクしたい人にはかなーりオススメ。
ただこの方法だとラインブレイク直後に問答無用でエントリーされるので、その後のダマシの動き等は一切回避できないって点はしっかりと理解しておきませう(・3・)
3.上位足の流れ・長期の方向性を意識すべし
最後の3つ目は「上位足の流れ・長期の方向性」ですね!
ブレイクアウトだけに限った話ではないですが、エントリーしたあとは結局のとこ“きちんと狙った方向に進んでくれなきゃ利益にはなりません”。
そうなると相場を広い目線で見た時自分がどこで仕掛けようとしているのか、どういった流れの中でポジションを持とうとしているのかってことは非常に重要。
相場は基本的に大きな流れが継続する力が強いので、その流れに沿って仕掛けた方が単純に勝てる可能性は高くなります(´ω`)
逆にこういったことを確認せず、エントリーしたすぐ先に上位足の抵抗が控えてたりなんかすると大して伸びもせず逆行ってことにもなりかねませんからね。
このように相場を複数の時間足で捉える方法をマルチタイムフレーム分析といって、勝ててるFXトレーダーはもれなく意識していることです。
余裕のある方はぜひこちらのページもチェックしておきましょ♪
使いどころを見極めればブレイクアウトも勝てる!
てなわけで今回はFXのブレイクアウトについて解説してきましたが、悲しいことにブレイクアウトについてググると「勝てない」なんて出てきたりもします。
でもそれはブレイクアウトの本質を理解していない人が何となーくライン抜けでエントリーしちゃってるからなんじゃないかなと(・3・)
日頃お世話になってる身からすれば、こんなに心強いトレード手法はありません。
今回の記事をご覧いただいた方なら、ブレイクアウトがどういったものでその裏側ではどういった市場心理が働いているのか?
またそれを踏まえてどのように狙っていけば良いのかといったところはご理解いただけたはず(´ω`)
ちなみにラインブレイクとはいってもただライン見つけりゃ良いってもんでもないし、そこに至るまで相場分析や戦略を立てる力はどうしても必要になります。
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コメント
大村さん、こんにちは♪
コメントありがとうございます(・∀・)
ドル円の伸びは期待はずれでしたね^^;
ユーロもこんなに伸びーるとは!って感じでしたね(・ω・)
決済後に伸びると悔しいですが・・・まだトレンドも続きそうですし42pips確保できているので切り替えていければOKだと思います♪
こうきさん、こんにちは!
コメントありがとうございます(・∀・)
ドル円ちゃんは調子よく伸びていたのに、最近は逆に下で狙った方がいいような局面になってきましたね^^;
ユーロは間違いなく買われてますね!
やすノンさん、こんにちは!
コメントありがとうございます(・∀・)
例のカードみたいな名前の大統領・・・w
すでにブレイクアウトの狙いが分かっているのはさすがですね(・∀・)♪
急いで決済した後「セーフ」となる場合もあるので、難しいところですが・・・
明確なトレンド相場であればサポートくんを信じて引っ張った方がうまくいくパターンが多いと思ってます^^
負けも格段に減って利益も出ているので、着実に進化できていますね!
てんさん、こんにちは!
Twitterの更新情報からご覧いただき、コメントもありがとうございます(・∀・)
トレードも人と人との駆け引き的なところもありますから、素直すぎると時々痛い目見てしまうかもしれません・・(´Д`)
自分はねじ曲がってる思考のおかげで生き残っているのかもしれませんねw
ポジション保有中、含み益・含み損の数字が慌ただしく動く中、適切な判断ができるかというと、結構難易度高いと思うので逆指値くんに全てお任せしちゃうのも全然ありです^^
利益もぽちぽち出てきたということでいい感じですね!
ORZさん、ありがとうございます!
新着記事がすぐ読めるようになりました。
アホールドリさん、こんんちは〜(・∀・)
コメントありがとうございます!!
コチラこそいつも読んでいただきありがとうございます♪
今後も皆さんの参考になるような記事をバシバシ書いていきますので、是非とも参考にしてください!!
ORZ