こんばんはー。
暑いのも寒いのも苦手、お家大好きFX専業トレーダーのORZ(おつ)です(・∀・)
今日は最近2戦1敗1分と負け越しているドル円のトレード(今回が直近で3回目)を解説していきますぞ。
ちょっと前までカナダ円で+150pips取ったりポン円で+130pips取ったりとここ1、2ヶ月はクロス円相場をカモっていたワタクシですが、
ドル円がなかなか攻略できない!!
いや、厳密に言うとある程度含み益は取れてるんですが、唐突且つ一時的な動きで溶かしたり損切りになったりとそのじゃじゃ馬っぷりに手を焼いております(´﹃`)

こんだけ上昇し続けてる中でちゃーんとロングでエントリーしてるのに上手いこと利益取れないんだからFXって不思議よね。
自分自身ドル円で勝ててない原因の1つはわかっていて、「ドル円の長期的な上昇に期待して利益を欲張った結果利確タイミングを逃してたから」です(・д・)
未だドル円は上昇を続けているものの、この爆益狙いスタイルで直近の成績が振るってないのも事実。
今回の“三度目の正直”で敗北したらさすがにドル円の身の振り方を考え直そうかなと思ってますw
また最近のドル円は「130円突破!」とか「20年来の高値!」とかで注目されてますし、ORZと同じように失敗してしまってる人も多いかもしれません。
今回はトレードの相場分析から決済までの細かな解説に加え、今の相場に対するORZの見解も最後にまとめてみたのでぜひ参考にしていただけたら幸いでゴザイマス(´∀`)
雇用統計が控える週末金曜日になぜドル円で仕掛けたのか?
ORZが今回のドル円ポジションを持ったのは先週の金曜日だったんですが、Twitterの方で

何で雇用統計も控えてるあのタイミングでドル円仕掛けたんですか?
という質問も多かったので先にそっちをお答えしていきますね!
実際多くの方は雇用統計による変動を警戒してトレードを見送っていたと思います。
ORZも普段ならトレードを見送っていたと思いますが、今回は“リスクを取ってでも仕掛けてみたいと思った理由”が2つありました。
- ①5月5日のFOMCで米政策金利が引き上げられ、且つ年内にまだ複数回の利上げが予定されてる→ドル高(USD買い)への期待値が高いから。
- ②ドル円相場が前回スタートダッシュに成功した局面と同じカタチをしていたから。
①に関しては特別急ぐ理由にならないですが、個人的に大きな要因になったのが②ですね。
これだけだと何のこっちゃわからないと思うので、相場分析と合わせてお話していきますよん(・∀・)
同じような相場パターン=売買が集まりやすい?
記事では公開してませんが、前回のドル円トレードはこんな感じでした↓
デカい反動を警戒して逆指値を建値に置いてたところ、暴落で含み益全部溶かすっていうアホなことしましたが、良いスタートは切れてたんですよね。
4時間足で“大きめのダブルボトム”を形成し、そのネックラインを上抜けたところでロング。
これにより最初は順調に含み益が成長していきました(・ω・)
ではそれを踏まえて今回の4時間足を見てみましょ。
【USDJPY/4時間足】
前回エントリーの目安としていたネックラインがレジサポになり、ローソク足が反発上昇。
それによりこれまた前回と似たようなダブルボトムのカタチを作っているじゃあーりませんか(・∀・)
FXトレードの大前提は※1“売買が集まりやすそうなところを探すこと”なので、
こういった同じようなカタチ・ラインが意識されそうな相場局面っていうのはチャンスになることも多いんですよね。
※1…エントリー根拠を見つける手順等については先日動画を公開したので良かったらこちらもどぞー。
そしてまさにこのネックラインを抜けるかどうかって局面だったため、大きく展開する前にテクニカルを信頼して仕掛けようと決意したわけです(´ー`)(雇用統計前だったけど)

最悪雇用統計で逆行しても損切り入れておけば大事にはならないですからね。
というわけで今回のトレードは「4時間足ダブルボトムのネックラインをブレイクしたところからロングエントリー」という戦略でゴザイマス(´ω`)
ではエントリーの前に上位足で大きな流れや抵抗なども確認しておきましょ。
【USDJPY/日足】
日足は明確な上昇トレンド且つレジサポでキレイに反発してますし何ら問題なさそうですね(・ω・)
ある程度MA(移動平均線)20にも近いので急激に戻しが入ることも考えにくいです。
【USDJPY/週足&月足】
続いて週足はここ数ヶ月陰線すらない強烈な上昇相場。
もはやここまで来ると「どこで戻しが入るのか?」を考えるのも野暮ですね(´ー`)(警戒したって仕方ないし損切り入れときゃおk。)
一方月足ですが、ここしばらく注目の的だった“130円”を突破したことで次に目指すのは2002年につけた“135円”。
上手く波に乗れたらこの135円付近までは持っておこうかなと思ってます。
つまり今回は長期スパンでポジションを保有するスイングトレード。
ではここまでの戦略をまとめますぞい。
- 月足:130円を突破したことで20年前の135円が見えてきた。今回はそこを目指してスイング予定。
- 週足:陰線すら作らない強烈な上げ相場。戻しを警戒しても仕方ないので損切りでカバー。
- 日足:明確な上昇トレンド。レジサポ&MA20付近から反発上昇ちう。
- 4時間足:明確な上昇トレンド。1つ前と同じようなダブルボトムを形成しネックライン抜けてきそう。
- 戦略;4時間足ダブルボトムネックラインをブレイクしたらロング。上手く乗れたら135円までトレールで引っ張る。
最後にエントリータイミングを測っていきますよー!
ブレイクトレードならラクチンIFDエントリーがおすすめ。
今回は4時間足ベース且つスイング狙いなので、タイミング測る時間足も結構大きめ。
【USDJPY/30分足】
んまぁタイミング測るゆーても仕掛けたいポイントは明確だし、細かいローソク足確認しながらエントリーしたい価格にIFD注文設置するだけ(・ω・)カンタン♪
今回はブレイクでのロングエントリーになるので、「Buy Stop(ここまで来たら買い)」注文ですね。

IFD注文は相場分析したらエントリーも決済も予約しておくだけでおkなので、忙しくてあんまチャート見れないって人にもオススメ!
ロット数はいつもの半分(5ロット)に抑えて、損切り幅を-60pipsと少し大きめに取りますた。
※ちなみにIFD注文のコツだったり、今回とは違う反発エントリーでのタイミングの測り方などは別ページでまとめてます(σ・∀・)σ


【USDJPY/30分足(6日10時30分ぐらい)】
注文設置してからそれほど時間もかからずエントリーが約定!
なかなか上昇の勢いも強いので前回のようにこのままスタートダッシュ決めたいですねッ(・∀・)
【USDJPY/30分足(6日16時ごろ)】
エントリーから5時間が経過したものの、ほとんど伸びることなくダブルトップが発生。
ハイ、スタートダッシュ失敗しました(´﹃`)
この後雇用統計も控えているだけにもうちょい余裕(できれば含み益)を持っておきたいが…
【USDJPY/30分足(6日22時30分ごろ)】
結局雇用統計は予想よりちょい良好って感じでしたが、思ったほど相場も動かず。
60pips弱の変動でポジションもプラマイ0といった状態です(・ω・)
ちなみに4時間足はこんな感じ↓
【USDJPY/4時間足(6日22時30分ごろ)】
4時間レベルだとそんなに状況も変わってないし、ここからの上昇はまだまだ期待できる感じ。
元々このポジションは長期的に保有するつもりだったので、週末持ち越しでいきまっせ(`・ω・´)
で、迎えた週明け。
【USDJPY/30分足(9日16時前)】
朝から順調に上昇し、あれよあれよと含み益は+70pipsまで成長しました(・∀・)

この時点で逆指値を建値にずらすか迷いましたが、前回までの流れを考えると70pips程度ヘーキで戻してくる可能性アリ。
今回目指すのはもっと先なので、ある程度大きめの逆行に耐えられるように逆指値はそのままです。
とまぁようやくエンジンかかってきた相場に余裕綽々でこれからの展開に期待していたわけですが…
このあと16時、欧州市場が開いた辺りが“悲劇”の幕開け。
【USDJPY/30分足(10日0時過ぎ)】
欧州が開いてから完全に相場の流れが変わり、その流れはNY市場に入りさらに加速。
何ということでしょう。
数時間前まで+70pipsあった含み益が-20pipsの含み損に大変身。
ちなみにこういった「欧州時間から流れが変化する風潮」は結構相場あるあるで、以前記事にもまとめたので良かったらご覧ください。


調べたところこの動きはダウやら日経平均やら、株安へのリスク回避で円買い。
あとは米長期金利が落ちて日米金利差が縮小されたことが意識されて円買い。
この辺りが要因っぽいです。
さて、こうなってしまっては都合良く状況が好転することもなく。
【USDJPY/30分足(10日9時30分ごろ)】
ックショーーー( ゚Д゚)!
深夜から明け方にかけて何とか粘ってたんですけどねー。
東京タイム入ってから円買いが再燃。
一息で切られました(´﹃`)
-60pips(-300,000円)でフィニッシュですー。
いやー、記事書いてる今だからこそまだ冷静でいられますが、ぶっちゃけこの負けは相当くやしい。
こんだけ1つの通貨に振り回されたのも久しぶりですからね。
これで直近ドル円の成績は2敗1分。
ちょっとこのままは良くないので、冒頭でお話しした通りドル円の身の振り方を考えようかなと思います(´ー`)
直近のトレードを通じて感じた今のドル円の難しさ
ここ最近のトレードを通じで感じたのは円のとんでもないじゃじゃ馬っぷりです。
アメリカとしてはドル高へ向かうことが望ましく、またそれを実現するために今後複数回の利上げを予定していることからドル高は今後も継続していく可能性が高い。
一方今の日本はこちらのページでも話した通り、輸入問題や各国(特にアメリカ)との金利差拡大が原因で円安が止まらない状態。
にも関わらず、株安や米長期金利が落ちた時にはリスクオフでガッツリ円が買われる始末。(→円高)
つまり“中長期的には『ドル高円安』なのに突発的な円買いでどデカい調整(戻し)が発生する”ような状況になってるんですよね(・3・)
【ドル円4時間足】
元々“上がったら下がる”が相場の特性なのである程度戻しが入るのは必然なんですが、上記を見るとわかる通りイチイチ大きいw
いくら1500pips以上上がり続けてるスーパーなトレンドでも、入りどころによっちゃこの深ーい戻しでジ・エンドです(´﹃`)(で、狩られた後に上昇するパターン)
これが今のドル円の難しさなのかなと考えてます。
今の相場状況と今後考えてる立ち回り
ファンダ的側面から考えるとまだドル円が上昇する可能性も全然あると思うけど、ドル円で仕掛けるなら中途半端は良くなさそう。
対策としてはこんな感じです↓
- ①ボラ自体は高いので数十pipsの早めの決済を心がける。
- ②長期上昇に期待して超スイング。思い切って損切り幅を広く取る。(もちろんそれなりにリスキー)
ちょっと最近のORZは数百pipsを狙い過ぎて足元すくわれてたので、もうちょい刻んでいくカタチでも十分利益は取れるのかなと思います(・ω・)
それかいっそ超絶スイングに切り替えて損切り幅をべらぼうに大きく取るか。
これは万が一相場が転換しちゃった際に多大なリスクを被るのでそれなりに覚悟は必要かなと。
あとはそもそもの話必ずしもドル円だけにこだわる必要はないし、最近は資源国通貨が弱かったりと他の通貨も結構賑わってますからね。
わかりづらいクロス円じゃなくドルスト通貨を幅広く見ていくのもアリかなーなんて考えてます(´ω`)
【ドルスト相場の4時間足一覧】
今は「ドル円130円突破!」「ドル円135円を目指すか!?」みたいな文言でドル円に魅力を感じてしまいがちですが、
「あまり上手くいってない」って人はもっと他の通貨もいろいろ見てみることで状況が変わるかも。
「そもそも自分の相場分析に自信がない」
「自分の力で相場を攻略したい!」
といった方は当ブログの【FX道場】でORZが一からFXの基礎基本テクニックを伝授・サポートしてるので、良ければ下から詳細をご確認くだされ(`・ω・´)ゞ
ではでは、最後までご覧いただきありがとうございましたー!
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