こんばんに〜(・口・)〜と
ノーFXノーライフ、ORZ@NEETFXでゴザイマス。
さて今回のブログは、かの有名なチャートパターン「ペナント(三角保ち合い)」についてです!
ペナントとは?という基礎的なところから、だまし回避といった実践的な使い方まで、徹底解説していこうと思いまっす!
ペナントは継続パターンと言われるパターンの一種で、日々の相場でもよくお目にかかるチャートパターンですね。
![ORZ](https://xn--fx-ph4angpet59xn23a.jp/wp-content/uploads/2018/02/orzprof2.png)
ORZも普段のトレードでトレンド中のブレイクエントリーする際なんかはこのペナントを使うことが多いです!
見かける頻度が高いがゆえに、しっかりと理解しておけばトレードに役立つコト間違いなしッ(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆
この記事では
- ペナントの概要や特徴
- ペナントの実践的な使い方
- フラッグなどの同じ使い方ができるチャートパターン
などなど解説していきますんで、「そもそもペナントって何?」「今まで使い方がよくわかってなかった」って人はぜひ参考にしてくださいなー(σ・∀・)σ
ペナントとは?どんなチャートパターンか概要や特徴解説
辞書的な言葉の意味から見ていくと、一般的に”ペナント”というのは細長い三角形をした「旗」のことを言うらしいです。
そしてこの形のまんま、FX(為替チャート)ではローソク足が三角形のように尻すぼみに収束していくような形をペナントと呼んでるわけですね(´ω`)
![ORZ](https://xn--fx-ph4angpet59xn23a.jp/wp-content/uploads/2018/02/orzprof2.png)
そのほか「三角保ち合い」とか「三角持ち合い」とか言ったりもします。
ペナントはトレンド相場の中で、価格がいったん落ち着いてウロウロし出したときに現れるパターンです。
でもって、チャートに表れた三角形を上か下かに突き抜けると抜けた方向にぎゅいーんと伸びていきやすいというのがペナントの特徴の一つですね。
チャートパターンは大きく分けて「継続」と「反転」の2種類に分けられますが、ペナントはどちらかというとそれまでの流れを引き継ぐ「継続」タイプです(・ω・)
![ORZ](https://xn--fx-ph4angpet59xn23a.jp/wp-content/uploads/2018/02/orzprof2.png)
上昇トレンドの途中に現れれば上に抜けていくことが多く、下降トレンドの途中なら下に抜けることが多いってわけですな♪
言い換えればラインブレイクでエントリーを狙うチャートパターンって感じです。
とはいえ「ペナントを下に抜けたから売りで〜」みたいな短絡思考で勝てるほど相場は甘くないので、ここからの解説でペナントについての理解を深めていきましょう!
ペナントの種類”保ち合い・上昇型・下降型”
一口にペナントといってもいくつか種類があります。
- ①二等辺三角形パターン:売りと買いが拮抗しておりどちらに抜けるか予測しづらい
- ②上値抵抗線が水平:買いの流れでよく出るパターンで、そのまま上昇方向に抜ける可能性が高い
- ③下値支持線が水平:売りの流れでよく出るパターンで、そのまま下降方向に抜ける可能性が高い
多くのトレーダーが形による違いをこのように認識し売買に活用するので、この特徴を理解しておくだけでも多少なりトレードを有利に進められるかと思います(`・ω・´)ゞ
![ORZ](https://xn--fx-ph4angpet59xn23a.jp/wp-content/uploads/2018/02/orzprof2.png)
特に②と③はトレンドが一旦保ち合ってる時なんかにできやすく、そのままトレンド方向へと抜けていったりするので、ORZがペナントを活用してエントリーする時も大体このどっちかであることが多いですね♪
ではなぜペナントが形成されると相場がこのような動きをしやすいのか、背景的なところを見ていきましょう(・∀・)
ペナント形成の背景を知りエントリーやだまし回避を
基本的にペナントはトレンド中に見られるチャートパターンですが、ご存知の通りひとことにトレンドといってもずっと一方向に進み続けるわけじゃありません。
例えば上昇トレンドの場合、ある程度上昇したところで決済(売る)する人が出てきて、いわゆる「調整(保ち合い)」の動きになります。
すると買いと売りの圧力が段々と拮抗、それに伴い価格の振れ幅が小さくなってくる現象がペナントですね(・ω・)
んで、最終的にそのバランスがどこかで崩れるわけですが、この時の売り買いのバランスとして
②下値が水平で高値が切り下がってる場合→拮抗しながらも売り圧力の方が強い。
という感じなので、最終的に①は上方向、②は下方向にブレイクする可能性が高いという仕組みです。
加えて、相場のトレンドというものは何かしら背景にあるファンダメンタルズ的要因で形成されています。
そのため、その要因が覆るほどのニュース等がなければ、いったんの調整で望あったとしても、元々のトレンド方向へ動く確率の方が高いと言えるでしょう。
つまり、ペナントも上昇トレンドの時は①上昇型の状態になりやすく、下降トレンドの時は②下降型になりやすいと言えるわけです(´ー`)
この仕組みを多くのトレーダーが知っているからこそ、ペナント(ライン)ブレイクから後乗りエントリーする人も多く、
その勢いで売買のバランスが傾くことによってまたトレンドが加速・継続していくってな流れですね(・∀・)
【使い方】ペナントで有効な手法はブレイクアウト!
そんじゃペナントの大まかな理解が済んだところで、ここからはいよいよ実践的な使い方のお話!
すでにここまででも何度か言いましたが、ペナントを活用したトレードは基本的にブレイクアウト(ラインブレイク)が有効です。
※ブレイクアウトについては下記ページで詳しく解説してまっす↓
![](https://xn--fx-ph4angpet59xn23a.jp/wp-content/uploads/2021/05/0912samne-160x90.png)
それぞれ狙いどころとしてはこんな感じですね!
基本的には上値抵抗線か下値支持線を抜けてきたところを狙うって形にはなりますが、
先ほど言ったように②と③は水平線に向かって圧力が傾いてる状態なので、逆方向へのブレイクエントリーはあまりオススメしません(・3・)(水平線ブレイクでのエントリーを推奨)
![ORZ](https://xn--fx-ph4angpet59xn23a.jp/wp-content/uploads/2018/02/orzprof2.png)
ちなブレイクが有効なのは、ペナント形成中に溜まっていた(迷っていた)投資家たちのパワーがブレイクと共に一気に解き放たれるからってイメージですね♪
では実際のトレードでどんな風に使うのか、お次は具体例に見ていきましょー!
実践トレードでのペナント活用術
ORZの場合、ペナントパターンを活用したトレード方法は概ね以下の2通りになります。
①メインのエントリーポイントとして使うパターン(大体コッチ)
②エントリータイミングを計るときに使うパターン
ここからはこの2つのパターンを解説していきますが、前提として「マルチタイムフレーム分析」を用いて戦略を立てていくので、よく知らないよって方はこちらも合わせてどぞ。
![](https://xn--fx-ph4angpet59xn23a.jp/wp-content/uploads/2018/08/mtf-160x90.png)
①メインの時間足でエントリーポイントとして使うパターン
下記チャートは1時間足の下降トレンドでペナントを発見したときのトレードです。
【GBPUSD/1時間足】
下降トレンド中の下値支持線が水平パターンのペナントですね(´ω`)
この時点で下落は抑えられているものの、高値が切り下がっていることから「どこかで水平線を下抜けて下降トレンドが継続する可能性が高いのでは」と考えました。
なので戦略としては“下値支持線ブレイクからのショートエントリー”なんですが、こういう保ち合いのブレイクは状況によって結構時間がかかったりもするので、
下位足等を確認しながらラインをブレイクした辺りにエントリー価格を定めて『IFD(予約)注文』を駆使するのもオヌヌメです。
【GBPUSD/15分足】
このトレードの詳細は下記ページで解説してるので、興味があればチェックしてみてください!
![](https://xn--fx-ph4angpet59xn23a.jp/wp-content/uploads/2023/09/0927samne-160x90.png)
②下位足でエントリータイミングを測る時に使うパターン
一方でこっちは使う頻度が少ないですが、例えば押し目買いとかでエントリータイミングを測りたい時などに使うパターンですね。
このようにメインの時間足でエントリーポイントが決まって「あとはエントリーするだけ!」って時に、
“下位足でペナントが形成→狙い目方向にブレイク”
という流れが確認できると、狙い目方向に勢いが出た状態でエントリーできるのでオススメ(´ー`)
![ORZ](https://xn--fx-ph4angpet59xn23a.jp/wp-content/uploads/2018/02/orzprof2.png)
ただまぁ必ずしもこういう時にペナントが形成されるとは限らないので、あんまりこだわりすぎる必要はナッスィンです!
こういったエントリータイミングを測る際には他の反転チャートパターンも目安になったりするので、あくまでペナントができたら参考にするぐらいのスタンスでOK。
ペナントのだまし(否定パターン)回避
ここまでペナントをトレードで活かす方法を書いてきましたが、相場に”絶対こう動く”というものはないので、思った通り動かず【だまし】になっちゃう場合も当然あります。
なので、このペナントだましパターンを回避するため、実践で使う場合は以下の2つに注意してトレードしていくことをおすすめします!
② 一旦の戻りを待ってエントリーするラインブレイクのだまし回避術
だまし回避①上位足の抵抗帯を確認
これはいわゆるマルチタイムフレーム分析というやつですね!
相場というものは時間軸によってそれぞれトレンドだったり、レンジだったり状況が全然異なります。
そのため、一つの時間軸でペナントを見つけたとしても、全部が全部トレードに適しているかというとそうでもありません!
例えば、日足が下降トレンドで価格がトレンドライン付近の状態の場合。
1時間足で上昇トレンド中のペナントが発生・上に抜けていったとしても、そこでの買いエントリーは日足の抵抗帯に阻まれて失敗しまう確率は高いと言えるでしょう。
あとから見て「1時間足のペナントはだましだった!」とならないように、トレードする場合は特に上位の抵抗帯の確認は怠らないようにしましょう!
だまし回避②一旦の戻りを待ってエントリー
こちらはラインブレイク全般にも使えるだまし回避方法です。
チャートに引けるライン(抵抗帯)というのもは「抜けたあとに反対方向への抵抗としてみることができる」という特徴を持っています。
この特徴を活かしてペナントからラインブレイクをしたあと、すぐにエントリーせずに一旦の戻しを待ち、再度ラインで跳ね返ったらエントリー!
とすると、騙しを回避しながらペナントを上手く利用できるようになります(´ー`)
もちろん、ペナントを抜けてそのまんま伸びていってしまう場合はあるので、その場合はトレードチャンスをみすみす逃すことにはなってしまいますが。
なるべくだましを回避して仕掛けたい慎重派の方はこちらのエントリー方法の方が合っていると思いますね!
そもそも、だましになるかどうかの判断は抜けていくときのローソク足のプライスアクションが参考になります。
例えば大陽線で抜けるような場合は勢いがあると推認できるため、この場合はペナントのラインブレイクで素直にエントリー!とか使い分けるのもアリです(・∀・)
ペナントの親戚パターンでのトレードも有効!
てなわけでペナントについての解説は大体以上となりますが、ペナントには似た形の親戚チャートパターンみたいなやつがあるのでついでにご紹介!
フラッグはエントリーで使える場面が多い
特に「フラッグ」は有名で、徐々に尻すぼみになっていくペナントと違い上値と下値ラインが水平に並んでるのが大きな特徴ですね。
2つのラインの間を価格が行ったり来たりしてるので、ブレイクだけでなく“フラッグ内での反発エントリーを狙うこともできる”のが強力(・∀・)
意外と見かける頻度も多いので、ペナントと合わせてぜひ覚えておきたいチャートパターンの1つです。
※フラッグでトレードした時の解説もあるので良かったらこちらもご参考に。
![](https://xn--fx-ph4angpet59xn23a.jp/wp-content/uploads/2023/02/0215samne-160x90.png)
ウェッジは相場判断にも使える
もう1つの「ウェッジ」は、上値と下値ラインがどちらも上向きor下向きで角度が若干違うパターンです。
ペナントっぽくもフラッグっぽくもありますが、これら2つと大きく異なる点は出現する相場状況によって「継続」と「反転」が変わるんですよね(・ω・)
※下降ウェッジの場合はこの逆です。
とはいえ、実際の相場でコレを見極めるのは結構ムズカったりもするので、初心者さんは頭の片隅に置いておくぐらいで良いかと思います。
まぁ相場及びトレンドの状況判断にはわりと使えるチャートパターンですね(σ・∀・)σ
ペナントを見つけてトレードすること自体が目的じゃない
さてさて、今回の解説でペナントについてきちんと理解できたでしょうか?
冒頭でも話したとーり、ペナントはチャート上で見かける頻度も高く、その性質を理解さえしていれば大いにトレードの助けになります(`・ω・´)
ただここまで解説しといてなんですが、こういうチャートパターンの解説をするとそればっかりを躍起になって探しながらチャート見ちゃう人が出てきがち。
![ORZ](https://xn--fx-ph4angpet59xn23a.jp/wp-content/uploads/2018/02/orzprof2.png)
あくまでチャートを見る目的は「効果的なポイントでトレードをするためであってチャートパターンを探すことではない」ということは肝に命じておくべしです!
元々チャートパターンなんてのは「もし見つけたら相場判断の材料にしやすいよ」ぐらいのもんなので、
たしかにすごく便利で役には立つんですが優先順位を履き違えないよう気をつけたいですね(σ・∀・)σ
ちなみに今回少しだけORZのトレード戦略にも触れましたが、【FX道場】ではORZ手法を元にトレードスキルを体系的に学ぶことができます。
「一人じゃきちんとスキルを身につけられる自信がないYo…」
って人はぜひ詳細だけでもこの下からチェックしてみてくださーい!
ORZのFX手法を一から学ベるFX道場開催中!!
アップデートによってさらなる進化を遂げたFX指導企画《真・ORZのFX道場3.0》では、ORZのトレードテクニックをベースとしたFX手法を学びながら、実践での経験を着実に積んでいただけるカリキュラムになっています^^
楽しくスムーズに学習を進め、きちんと理解を深めていただくために、道場生さんしか見れない特別な解説動画も設置!
FX初心者・未経験者の方でも無料でご参加いただける企画になっていますので、興味がある方はお気軽にご参加ください(´ー`)
下記のメールフォームから参加申し込みいただくと、ORZから道場入門についての案内メールが届きます!
ORZからの返信が届かない場合は、お手数ですがGmailで再度お試しください(・∀・)
ORZTube(・∀・)にてタメになるFX動画配信中!
YoutubeでもFXの勉強ができる動画を随時更新ちう(´ω`)
どれもわかりやすく簡潔に解説しているので、片手間に楽しくFXのアレコレを知ることができる動画をたくさんご用意しております!
下記のページにてオススメ動画をランキング・ジャンル別に分けて紹介しているので、興味のある方はCheck(σ・∀・)σ
今すぐYoutubeへGoしたい方はコチラ〜!
コメント