【チャートパターン】FXのペナントとは?トレードでの使い方解説!

こんばんに〜(・口・)〜と
ノーFXノーライフ、ORZ@NEETFXでゴザイマス。

さて今回のブログは、かの有名なチャートパターン「ペナント(三角保ち合い)」についてです!

ペナントとは?という基礎的なところから、だまし回避といった実践的な使い方まで、徹底解説していこうと思いまっす!

ペナントは継続パターンと言われるパターンの一種で、日々の相場でもよくお目にかかるチャートパターンですね。

ドル円チャートのペナント

ORZ
ORZ

ORZも普段のトレードでトレンド中のブレイクエントリーする際なんかはこのペナントを使うことが多いです!

見かける頻度が高いがゆえに、しっかりと理解しておけばトレードに役立つコト間違いなしッ(꜆꜄꜆˙꒳˙)꜆꜄꜆

この記事では

  • ペナントの概要や特徴
  • ペナントの実践的な使い方
  • フラッグなどの同じ使い方ができるチャートパターン

などなど解説していきますんで、「そもそもペナントって何?」「今まで使い方がよくわかってなかった」って人はぜひ参考にしてくださいなー(σ・∀・)σ

ペナントとは?どんなチャートパターンか概要や特徴解説

辞書的な言葉の意味から見ていくと、一般的に”ペナント”というのは細長い三角形をした「旗」のことを言うらしいです。

旗

そしてこの形のまんま、FX(為替チャート)ではローソク足が三角形のように尻すぼみに収束していくような形をペナントと呼んでるわけですね(´ω`)

ORZ
ORZ

そのほか「三角保ち合い」とか「三角持ち合い」とか言ったりもします。

ペナントはトレンド相場の中で、価格がいったん落ち着いてウロウロし出したときに現れるパターンです。
ペナント

でもって、チャートに表れた三角形を上か下かに突き抜けると抜けた方向にぎゅいーんと伸びていきやすいというのがペナントの特徴の一つですね。

チャートパターンは大きく分けて「継続」と「反転」の2種類に分けられますが、ペナントはどちらかというとそれまでの流れを引き継ぐ「継続」タイプです(・ω・)

ORZ
ORZ

上昇トレンドの途中に現れれば上に抜けていくことが多く、下降トレンドの途中なら下に抜けることが多いってわけですな♪

言い換えればラインブレイクでエントリーを狙うチャートパターンって感じです。

とはいえ「ペナントを下に抜けたから売りで〜」みたいな短絡思考で勝てるほど相場は甘くないので、ここからの解説でペナントについての理解を深めていきましょう!

ペナントの種類”保ち合い・上昇型・下降型”

一口にペナントといってもいくつか種類があります。

ペナントの種類

  • ①二等辺三角形パターン:売りと買いが拮抗しておりどちらに抜けるか予測しづらい
  • 上値抵抗線が水平:買いの流れでよく出るパターンで、そのまま上昇方向に抜ける可能性が高い
  • 下値支持線が水平:売りの流れでよく出るパターンで、そのまま下降方向に抜ける可能性が高い

多くのトレーダーが形による違いをこのように認識し売買に活用するので、この特徴を理解しておくだけでも多少なりトレードを有利に進められるかと思います(`・ω・´)ゞ

ORZ
ORZ

特に②と③はトレンドが一旦保ち合ってる時なんかにできやすく、そのままトレンド方向へと抜けていったりするので、ORZがペナントを活用してエントリーする時も大体このどっちかであることが多いですね♪

ではなぜペナントが形成されると相場がこのような動きをしやすいのか、背景的なところを見ていきましょう(・∀・)

ペナント形成の背景を知りエントリーやだまし回避を

基本的にペナントはトレンド中に見られるチャートパターンですが、ご存知の通りひとことにトレンドといってもずっと一方向に進み続けるわけじゃありません。

ペナントの形成背景

例えば上昇トレンドの場合、ある程度上昇したところで決済(売る)する人が出てきて、いわゆる「調整(保ち合い)」の動きになります。

すると買いと売りの圧力が段々と拮抗、それに伴い価格の振れ幅が小さくなってくる現象がペナントですね(・ω・)

んで、最終的にそのバランスがどこかで崩れるわけですが、この時の売り買いのバランスとして

①上値が水平で安値が切り上がってる場合→拮抗しながらも買い圧力の方が強い。

②下値が水平で高値が切り下がってる場合→拮抗しながらも売り圧力の方が強い。

という感じなので、最終的に①は上方向、②は下方向にブレイクする可能性が高いという仕組みです。

加えて、相場のトレンドというものは何かしら背景にあるファンダメンタルズ的要因で形成されています。

そのため、その要因が覆るほどのニュース等がなければ、いったんの調整で望あったとしても、元々のトレンド方向へ動く確率の方が高いと言えるでしょう。

つまり、ペナントも上昇トレンドの時は①上昇型の状態になりやすく、下降トレンドの時は②下降型になりやすいと言えるわけです(´ー`)

下降トレンド時のペナント

この仕組みを多くのトレーダーが知っているからこそ、ペナント(ライン)ブレイクから後乗りエントリーする人も多く、

その勢いで売買のバランスが傾くことによってまたトレンドが加速・継続していくってな流れですね(・∀・)

【使い方】ペナントで有効な手法はブレイクアウト!

そんじゃペナントの大まかな理解が済んだところで、ここからはいよいよ実践的な使い方のお話!

すでにここまででも何度か言いましたが、ペナントを活用したトレードは基本的にブレイクアウト(ラインブレイク)が有効です。

※ブレイクアウトについては下記ページで詳しく解説してまっす↓

FXブレイクアウト手法のダマシ回避術!3つのキーポイントを解説!
こんばんは。 FXに心臓を捧げて十余年、今日も壁外調査で戦い続けている兵士ORZ(おつ@NEETOR...

 

それぞれ狙いどころとしてはこんな感じですね!

狙いどころ

基本的には上値抵抗線か下値支持線を抜けてきたところを狙うって形にはなりますが、

先ほど言ったように②と③は水平線に向かって圧力が傾いてる状態なので、逆方向へのブレイクエントリーはあまりオススメしません(・3・)(水平線ブレイクでのエントリーを推奨)

ORZ
ORZ

ちなブレイクが有効なのは、ペナント形成中に溜まっていた(迷っていた)投資家たちのパワーがブレイクと共に一気に解き放たれるからってイメージですね♪

ペナントイメージ

では実際のトレードでどんな風に使うのか、お次は具体例に見ていきましょー!

実践トレードでのペナント活用術

ORZの場合、ペナントパターンを活用したトレード方法は概ね以下の2通りになります。

①メインのエントリーポイントとして使うパターン(大体コッチ)
②エントリータイミングを計るときに使うパターン

ここからはこの2つのパターンを解説していきますが、前提として「マルチタイムフレーム分析」を用いて戦略を立てていくので、よく知らないよって方はこちらも合わせてどぞ。

マルチタイムフレーム分析のやり方とコツを完全解説【保存版】
こんばんは!プロ・ニート・デイトレーダー(PNT)のORZ(おつ)です(・∀・) 今回は「マルチタイ...

①メインの時間足でエントリーポイントとして使うパターン

下記チャートは1時間足の下降トレンドでペナントを発見したときのトレードです。

【GBPUSD/1時間足】
1時間足

下降トレンド中の下値支持線が水平パターンのペナントですね(´ω`)

この時点で下落は抑えられているものの、高値が切り下がっていることから「どこかで水平線を下抜けて下降トレンドが継続する可能性が高いのでは」と考えました。

なので戦略としては“下値支持線ブレイクからのショートエントリー”なんですが、こういう保ち合いのブレイクは状況によって結構時間がかかったりもするので、

下位足等を確認しながらラインをブレイクした辺りにエントリー価格を定めて『IFD(予約)注文』を駆使するのもオヌヌメです。

【GBPUSD/15分足】
15分足

このトレードの詳細は下記ページで解説してるので、興味があればチェックしてみてください!

介入への警戒高まるも相場はお祭り状態!リスクヘッジ徹底してチャンスを掴め!
みなさんおこんばんは。 実写版ワンピースめっちゃ気になってます、ORZ(おつ@NEETORZ)です(...

②下位足でエントリータイミングを測る時に使うパターン

一方でこっちは使う頻度が少ないですが、例えば押し目買いとかでエントリータイミングを測りたい時などに使うパターンですね。

タイミング

このようにメインの時間足でエントリーポイントが決まって「あとはエントリーするだけ!」って時に、

“下位足でペナントが形成→狙い目方向にブレイク”

という流れが確認できると、狙い目方向に勢いが出た状態でエントリーできるのでオススメ(´ー`)

ORZ
ORZ

ただまぁ必ずしもこういう時にペナントが形成されるとは限らないので、あんまりこだわりすぎる必要はナッスィンです!

こういったエントリータイミングを測る際には他の反転チャートパターンも目安になったりするので、あくまでペナントができたら参考にするぐらいのスタンスでOK。

ペナントのだまし(否定パターン)回避

ここまでペナントをトレードで活かす方法を書いてきましたが、相場に”絶対こう動く”というものはないので、思った通り動かず【だまし】になっちゃう場合も当然あります。

ペナントのだましパターン

なので、このペナントだましパターンを回避するため、実践で使う場合は以下の2つに注意してトレードしていくことをおすすめします!

① 上位足の流れや抵抗帯を確認、伸び代がない場合はエントリーしない

② 一旦の戻りを待ってエントリーするラインブレイクのだまし回避術

だまし回避①上位足の抵抗帯を確認

これはいわゆるマルチタイムフレーム分析というやつですね!

相場というものは時間軸によってそれぞれトレンドだったり、レンジだったり状況が全然異なります。

そのため、一つの時間軸でペナントを見つけたとしても、全部が全部トレードに適しているかというとそうでもありません!

例えば、日足が下降トレンドで価格がトレンドライン付近の状態の場合。

1時間足で上昇トレンド中のペナントが発生・上に抜けていったとしても、そこでの買いエントリーは日足の抵抗帯に阻まれて失敗しまう確率は高いと言えるでしょう。

ペナントのだましパターン1

あとから見て「1時間足のペナントはだましだった!」とならないように、トレードする場合は特に上位の抵抗帯の確認は怠らないようにしましょう!

だまし回避②一旦の戻りを待ってエントリー

こちらはラインブレイク全般にも使えるだまし回避方法です。

チャートに引けるライン(抵抗帯)というのもは「抜けたあとに反対方向への抵抗としてみることができる」という特徴を持っています。

この特徴を活かしてペナントからラインブレイクをしたあと、すぐにエントリーせずに一旦の戻しを待ち、再度ラインで跳ね返ったらエントリー!

とすると、騙しを回避しながらペナントを上手く利用できるようになります(´ー`)

ペナントのだまし回避2

もちろん、ペナントを抜けてそのまんま伸びていってしまう場合はあるので、その場合はトレードチャンスをみすみす逃すことにはなってしまいますが。

なるべくだましを回避して仕掛けたい慎重派の方はこちらのエントリー方法の方が合っていると思いますね!

そもそも、だましになるかどうかの判断は抜けていくときのローソク足のプライスアクションが参考になります。

例えば大陽線で抜けるような場合は勢いがあると推認できるため、この場合はペナントのラインブレイクで素直にエントリー!とか使い分けるのもアリです(・∀・)

ペナントの親戚パターンでのトレードも有効!

てなわけでペナントについての解説は大体以上となりますが、ペナントには似た形の親戚チャートパターンみたいなやつがあるのでついでにご紹介!

フラッグをウェッジ

フラッグはエントリーで使える場面が多い

特に「フラッグ」は有名で、徐々に尻すぼみになっていくペナントと違い上値と下値ラインが水平に並んでるのが大きな特徴ですね。

2つのラインの間を価格が行ったり来たりしてるので、ブレイクだけでなく“フラッグ内での反発エントリーを狙うこともできる”のが強力(・∀・)

フラッグエントリー

意外と見かける頻度も多いので、ペナントと合わせてぜひ覚えておきたいチャートパターンの1つです。

※フラッグでトレードした時の解説もあるので良かったらこちらもご参考に。

「チャネルライン」を使った戻り売りトレードで相場を攻略!
こんにちはー。 そこそこ高級なチョコを購入&食して大満足、ORZ(おつ)でゴザイマス(・∀・) さて...

ウェッジは相場判断にも使える

もう1つの「ウェッジ」は、上値と下値ラインがどちらも上向きor下向きで角度が若干違うパターンです。

ペナントっぽくもフラッグっぽくもありますが、これら2つと大きく異なる点は出現する相場状況によって「継続」と「反転」が変わるんですよね(・ω・)

ウェッジ
※下降ウェッジの場合はこの逆です。

とはいえ、実際の相場でコレを見極めるのは結構ムズカったりもするので、初心者さんは頭の片隅に置いておくぐらいで良いかと思います。

まぁ相場及びトレンドの状況判断にはわりと使えるチャートパターンですね(σ・∀・)σ

ペナントを見つけてトレードすること自体が目的じゃない

さてさて、今回の解説でペナントについてきちんと理解できたでしょうか?

冒頭でも話したとーり、ペナントはチャート上で見かける頻度も高く、その性質を理解さえしていれば大いにトレードの助けになります(`・ω・´)

ただここまで解説しといてなんですが、こういうチャートパターンの解説をするとそればっかりを躍起になって探しながらチャート見ちゃう人が出てきがち。

ORZ
ORZ

あくまでチャートを見る目的は「効果的なポイントでトレードをするためであってチャートパターンを探すことではない」ということは肝に命じておくべしです!

元々チャートパターンなんてのは「もし見つけたら相場判断の材料にしやすいよ」ぐらいのもんなので、

たしかにすごく便利で役には立つんですが優先順位を履き違えないよう気をつけたいですね(σ・∀・)σ

ちなみに今回少しだけORZのトレード戦略にも触れましたが、【FX道場】ではORZ手法を元にトレードスキルを体系的に学ぶことができます。

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