FXのダマシ——。
それは非常に腹立たしいもの。
セオリー的にはこっちいきそうなのに、エントリーしたら真逆に動き「だまされた!」ってなっちゃうやつです(´Д`)
しかもそれで損切りしたら、今度はセオリー通りの動きに回帰してブチギレしそうになったりもします(´Д`)
今回はこの憎き「ダマシ」についてガチ解説!
頻発するポイントと具体的な回避策を頭に入れてダマシ対策していきましょう!
ここに注意!ダマシ頻発するポイント・パターン4つ
まずは4つほどダマシに会いやすいところを見ていきます。
ここに気をつけてエントリーするだけでも多少は回避策になりますね(・∀・)
1. ブレイクアウトのダマシ
ブレイクアウトは市場で意識されている価格帯を抜けることでガッと抜けた方向に動くやつです。
しかし、ガッと抜けたかと思いきや戻ってくるというダマシパターンが頻発するポイントだったりもします!
売りと買いのパワーバランスが長期間拮抗し、そのバランスがニュースとかをきっかけに崩れた時など、市場が特に意識してる重要な価格帯ブレイクだと破壊力抜群だったりするのですが。
チャートパターンのネックラインブレイクや、ちょっとした三角持ち合いブレイクとかだと、思ったほどの推進力がなく戻ってきてしまい

なんでやねん!またダマされた!!
となってしまいがちなので、特に注意が必要なポイントですね(´ー`)
2. より上位の存在が近くにあるポイント
なんのこっちゃ想像しにくいかもしれませんが、簡単に言えば上位足が邪魔をしやすいといった感じです。
例えば、5分足が上昇トレンド・トレンドラインに価格が落ちてきたので押し目買いを狙おうといった場合。
順調な高値・安値の更新、ダウ理論的にもバッチリとトレンドなので、このまま高値更新すると思いきや超えられずに失速。
価格が落ちてきて、ぐぬぬ…だまされた…。
って時は、1時間足など上位足により強力な抵抗帯があったりするんですよね。
上位足と下位足は逆に動いている場合も多いので、こうした上位の存在には注意です(´ー`)
3. ロンドン時間の逆行ダマシ
日本時間で16時あたりから、いわゆるロンドン時間になるんですが、この辺の時間帯を期にそれまでに形成してきた流れと逆の流れになったりします。
いつぞやORZもつぶやいてました。
理由は諸説ありますが、ロンドン時間は逆行しやすいことが特徴の一つなので、注意しておくのに越したことはないですね(´ー`)
兼業トレーダーの方だと朝通勤時間とかにポジション持って、順調だと思ったら夕方あたりで急に損切りになっちゃった!
みたいなことも起こりやすいので
ポジション持ってても勤務時間はちゃんとチャート見れない!
って方は、指値入れたり、スマホでささっとポジション整理したりするのも手です(´ー`)
まあ、東京時間(午前9時〜)の動きをブーストして後押ししたりもするので、その時の相場によるんですが逆行パターンも頭に入れておくと対処もしやすくなると思います!
4.経済指標などのビッグニュースでのダマシ
経済に与える影響がでかいニュース時もダマシが頻発しやすいポイントです。
発表時には機関投資家とか大口、ボットみたいなやつも同時にガッと動いたりするので、動きがバチバチになりがちです(・∀・)
昔は経済指標といったらアメリカの雇用統計!
みたいなところありましたが、最近の市場参加者の意識は専ら金利。
なので、政策金利決定の参考になりそうなCPIやPPI、小売売上とかでも敏感に反応してギュインギュイン動くことも多いですね。
で、ビッグニュース時には市場参加者同志のダマシ合いみたいな形で、暴騰したと思ったら暴落みたいな動きになりやすかったりもします。
また、織り込み済み・噂で買って事実で売るみたな言葉があるように、発表された指標結果に対して逆行したりもするので、注意が必要なポイントですね(´ー`)
ちなみに重要な経済指標はORZのX(旧Twitter)でもつぶやいてるので、レッツフォローミー!
ダマシ見極めのポイントと回避策3つ
ここまでダマシが頻発するポイントを見てきましたので、続いてダマシかどうか見極める時のポイントや具体的な回避策を3つ見ていきたいと思います!
a.多方面から分析してダマシを回避する
ダマシ頻発ポイント2で解説してきた”上位の存在”のように、一方向からの分析では回避するのが難しいポイントがあるので、多角的な分析を取り入れましょう。
とはいってもそんな難しくなくて、具体的には以下のところを抑えておけば概ねOK!
– マルチタイムフレーム分析
– 複数通貨ペアの強弱把握
– 複数のエントリー根拠
※これらのやり方まで説明しだすととんでもねぇ長さになるので、詳しくはリンクをm(_ _)m
ただ、何でもかんでも多方向から分析しようとすると、月足見て・週足見て・日足見て・4時間見て…
みたいに無駄の多い分析をしちゃったり、めちゃめちゃにインジケーター使っちゃったり。
そうなると頭こんがらがっちゃったりするので、基本は互いをカバーするような分析を二、三個取り入れるといいと思います(・∀・)
例えばマルチタイムなら長期・中期・短期を決めて分析とか。
通貨ペアなら取引量の多いドル・ユーロ・円のペアを見ていくとか。
トレンド系インジケーターの指標(サイン)とオシレーター系を組み合わせる等です!
b.1ターン目は様子見でダマシを見極める
相場の値動きというものは波の動きなので、基本的には”戻ってくる”場合が多いです。
なので、エントリーも一回目を見逃したとて、同じようなポイントでエントリーできる場合が多く、これを利用することで一回目で起きるダマシを見極めてから後乗りしようってな作戦です。
例えばダマシが多いと言われている「ブレイク」でのエントリーの場合。
抵抗帯を抜けることでガッと動いた初動はあえて見送り、戻ってきて再びレジサポあたりでの反転現象が起こった二ターン目で仕掛ける、といった感じですね(・∀・)
押し目買いとか逆張りを狙う場合も、初動V字で動くことのほうが珍しいので、Wの形のダブルボトムを利用してエントリーする、といった場合にも使えます。
c.損切り調整・打診買いでダマシ対策
これは回避策というか、ダマシを受け入れた上でのエントリー・決済戦略みたいな感じですが。
ダマシにあったと思い損切りしたら最初の思惑通りに動いた!!ってパターンが多い人に刺さります(・∀・)
まずは損切り調整の方は、ダマシのいやらしい動きに引っかからないように損切り幅を拡大する作戦です。
ただ、ご存知の通りFXの損益は【ロット数 × 値幅】なので、闇雲に広げると痛い目に遭います。
なので、損切り幅を広げる場合はロット数の方を下げる、といった調整が必要ですね!
また、ダマシに合うのを考慮して分割でエントリーする「打診買い」も一つの手です。
ダマシにあってもいいように、まずはジャブ程度のロットでエントリー、そのあと思惑通りの動きに合わせてストレートを打ち込む要領でロットを大きく張る。
といった、エントリー戦略でダマシの動きに対応していきます。
ただ、こちらも「逆行したらロット増やして張る!!〜爆散必至のマーチンゲール風・無限ナンピン編〜」
みたいなことにならないように、ご利用は計画的にしましょう(´ー`)
※ここら辺は初心者がやるとやけどしそうなので、慣れてる中級者以上を推奨します。
ダマシ回避その他の対策
ここまで解説してきた対策のほかにも、そもそもの心構えやダマシ回避に有効な考え方・勝てるようになった事例もあるので、読んでみるとさらにレベルアップできる記事も置いときます(´ー`)
時間ある時にゆっくりどうぞ。




まとめ:ダマシは前提としてエントリーすべし
ここまで気合い入れて解説してきましたが、それでもダマシは100%回避できるものではありませぬ。

思ってたんと違う!!
ってなるのはトレードしていく上での宿命みたいなものなので、完璧な回避を目指すのではなく、できる対策をしたらそれでも逆行しちゃう場合は潔く切る。
といった感じでダマシとうまく付き合っていきましょう。
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