ども、FX専業ニートのORZ（おつ）です(・∀・)
先週『為替介入らしき変動』で大いに荒ぶったクロス円ですが、その後は長期日足の押し目付近でまごついてる通貨ペアが多いですね。
ここ3ヶ月足らずで3回目の介入（仮）。
前回（今年のGW）の介入後はソッコーで円安に戻ってたのが記憶に新しいですが、じゃあ2年前の2022年10月あたりに3回介入があったときはどうだったかってーと…
最終的に円安に戻ってきてるとはいえ、介入後の数ヶ月は大きく下落してたんですよね(・д・)（その間中期は完全な下降トレンドでした）
となると、
「じゃあ今回はどーなの？」
「また例のごとく円安・円売り方向に戻っていくのかな？」
などなど、先週の大規模な円買い変動を受けて目先クロス円とどう向き合っていけばイイかわからない人も多いと思います。
なので今回は
- 円を取り巻く最近のファンダメンタルズ事情
- 今のクロス円の狙い方と注意点
この2つをテーマに解説！
ちょっと前に比べここ最近はファンダメンタルズ的に少し状況が変わってきてるので、クロス円狙うならその辺はある程度把握しておきたいところ。
よかったら最後までご覧ください(σ・∀・)σ
すこーしずつ“円の転期”が近づいてる？
早速ファンダメンタルズ的なところからお話していきますが、ORZのブログを見てくれてる人や今の円安について少しでも調べたことがある人なら、
円安の根本的な原因は『日本とアメリカ（および世界各国）の金利差が大きいコト』なのはご存知のハズ。
一向に縮まらなかったこの金利差ですが、ようやく動きがありそうなフェーズには近づいてきてる模様です(・ω・)
・アメリカのインフレ率鈍化が進んで指標結果も悪いことから、最近は「9月の利下げ説」が濃厚になってきてる。
・可能性としては薄いが、前回政策金利で日銀総裁の植田さんは「7月の利上げもあり得る」的なことは言ってた。
「先日の介入らしき変動」「経済の弱さ」を考慮すると日銀が7月に利上げする可能性は薄いですが、まぁ可能性はゼロじゃないかなーぐらい。
それよりもアメリカがホントに9月から利下げフェーズに入るってことが市場に織り込まれれば、すこしずつ相場がドル安円高にシフトしていく可能性もアリ(・ω・)
まぁORZも経済アナリストじゃないのであんま詳しいハナシはできないですが、何にせよ変化の刻はそう遠くはなさそうって感じです。
※こういったファンダメンタルズ的なお話は主にX（旧Twitter）の方で取り上げることが多いので、興味ある人はよかったら気軽にフォローしたってくだはい(｀･ω･´)ゞ
今後クロス円のオススメの立ち回りと注意点
そんじゃざっくりファンダの事情を把握したところで、お次は「目先クロス円はどう立ち回っていくと良さそうか？」ってところをお話していきます。
冒頭でも話したとーり、先日の介入（仮）から現在までのクロス円は軒並み「日足上昇トレンドの押し目付近」をウロチョロしてる感じ。
結論から言うと、
“この日足押し目の攻防がどっち（上下）に転ぶか”
ってところでクロス円の戦略は変わってくるのかなと思ってます(・ω・)（※目安は画像に記載したライン・ゾーンです）
・政策金利関連の大きな変革or情報があるまでは引き続き円安目線でイイかも→上昇トレンドの順張りがベース（短〜中〜長期）
【下落方向にブレイク】
・米利下げの期待感も相まって一時的に下げが続く可能性はアリ→下降トレンドの順張りも視野に（短〜中期）
それぞれ詳しく見ていきましょ↓
【上抜け】短中長期を押し目買い＆ブレイクアウトで狙う！
相場が上方向、つまり日足上昇トレンドの押し目が機能した際は、市場もまた円安を意識していきそうではあります。（実際、円高材料はまだないわけだし）
仮にネックライン抜けて上昇の勢いが加速した場合、長期トレンドの後押しで短中期もトレンド化してくる可能性は大いにアリ(´ω｀)
そうしてできた中期のトレンドなんかは、やっぱり長期相場の方向性と合致してるってことで利益伸ばしやすいのは大きなメリットですね♪
ちなみにトレンド・順張りの基本的な狙い方としては、ORZもよく使う『押し目買い・戻り売り』と『ブレイクアウト』で十分です。
明確なトレンドであれば、おおよそこの2つの手法で攻略できるハズ(´∀｀)
詳しいやり方などは下記ページをチェケラッ！
上方向で狙う際の注意点
強いて言うならってとこですが、上方向で狙うにあたり1つ注意点があります。
現状長期トレンドの押し目で反発が見られる通貨ペアも結構ありますが、
個人的には「ネックライン抜け」or「サポートライン付近での反発」のどちらかが確認できた上でのエントリーを推奨します。
というのも、今みたいな中途半端な位置でエントリーしてしまうと、
仮にネックラインが重要な節目として認識されてる場合、ココを抜けるまでは保ち合いor下に抜ける可能性も捨てきれません(・д・)
今のクロス円はボラが高いので上手く乗っかれればあっちゅー間に利益増えますが、
そのアホみたいな値幅のせいで損切りをまともな位置に置けないため、長期ベースで狙う場合はいつも以上に入りどころを選びたいなと。
（せっかくエントリーしたのにウロチョロした挙句ちょっとした下げであっさり損切り。なんてことになりたくないですからね。orz）
そこを考慮すると、ネックライン抜けかサポートライン付近での反発がエントリーの目安になりそう、ってなわけです(σ・∀・)σ
長期は値幅も大きいし、すでに反発してるから「仕掛けたい」または「もう仕掛けた」って人も多いかもですが、できれば今は我慢推奨！
【下抜け】短中期で控えめに戻り売り＆ブレイクアウトを狙う！
一方で相場が下方向、つまり日足上昇トレンドの押し目を割ってしまった場合は少し流れが変わるかも。
先ほども言ったとーり、今はアメリカの利下げ時期が近づいてることが市場に織り込まれているため、
以前よりも市場が『ドル安円高』を警戒しやすい・敏感な状態なのかなーと思うんですよね(・ω・)
こういうテクニカル的に重要な節目はそういった判断の目安になるので、そこを割ってしまった場合は一時的にでも大きく下げる可能性はあるのかなと。
仮にそうなった場合は、短期〜中期の下降トレンドが狙い目となってくるでしょう♪
もちろんトレンドなので、先ほど【上抜け】のとこで話した上昇トレンドでトレードするやり方（順張り）と基本は変わりません(σ・∀・)σ
「エントリーポイントを見つけられるか自信ない…」って人は先日公開したコチラの記事も参考にしてみてねん！
下方向で狙う際の注意点
で、コチラも1つだけ注意点。
下方向の場合は「短期〜中期の下降トレンドが狙い目」と言いましたが、これは長期がまだまだ上昇相場のため深追いはリスキーだからです(・ω・)
画像はドル円ですが、全てのクロス円がそう。
この2年にわたる長期の円安でクロス円は確固たる長期上昇相場を築いているため、そう簡単に崩れることはありゃーせん。笑
仮に一時的な下降相場に上手く乗っかれたとしてもどこかでまた円安に戻る可能性は全然あるので、基本的には深追い非推奨。
長期の流れ・抵抗の位置等をきちんと考慮した上でトレードしていきましょう(´ー｀）
【まとめ】クロス円は長期押し目の動向に注目！
てなわけで今回は「目先クロス円との向き合い方」について解説しましたが、カンタンにまとめると
・長期トレンド押し目の攻防をどっちに抜けるか？
→抜けたあとの相場（トレンド）に従って順張り。
【ファンダメンタルズ視点】
・米利下げが近づく中、日銀利上げの可能性もゼロじゃない。
→場合によっては大きくドル安円高に振れる可能性もあるため、政策金利関連の情報＆要人発言には注意。
こんな感じですかね！
まぁ何にせよクロス円は今の長期押し目の均衡が崩れるまでは様子見てもイイのかなーと思ってます、個人的には(・∀・)
逆に言えばこの均衡が崩れた時がチャンスの可能性高し！
今はクロス円が重要な節目にいるってことを念頭に置いておきつつ、別の通貨ペアもいろいろ漁ってみると良きではないでしょーか！
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