ども、こんにちは。
お金はわりと大事に使う方、FX専業ニートのORZ(おつ@NEETORZ)です(・∀・)
さて今回の記事は「FXの資金管理」についてまとめてみました!
「FXは資金管理も大事だよ」はそこかしこで言われてることなので、誰しもなんとなーくは「やらなきゃ」と考えるはず。
ただ資金管理って言葉自体が一括りで使われがちなので、
「具体的に何を資金管理って言うの?」
「実際何をすれば良いの?」
と思ってる人も結構多いんじゃないでしょうか?
そもそもな話、FXはお金を稼ぐためにやるものなので利益や損失に関わる資金管理は超重要です(´ー`)
資金管理がテキトーだと、それこそ巷でよく見る「FXで貯金全部なくなっちゃったお…」状態になりかねませんからねー。(甘く見ちゃダメ)
テクニックばかりに気を取られちゃってる人は、この機会に資金管理についてもしっかりと見直してみてはいかかでしょう?
今回はFXトレードの流れに沿って各フェーズで必要な資金管理術を順番に解説していくので、「資金管理のチュートリアル」的な感じで活用してもらえたら良いかなと思っとります(・∀・)
※ちょい長いので一度に見る時間ない人はまずは気になるところだけでもチェックしてみてくだされ。
FXにおける6つの資金管理術をご紹介
早速ですが、資金管理とは文字通り“お金を管理すること”です。
また資金管理と一口にいってもさまざまな方法があり、それぞれが直接利益や損失=資金の増減を左右するモノばかり。
ぶっちゃけどんだけすごいテクニック持ってても資金管理スルーしちゃうトレーダーは稼げませんからね。断言できる。
そこで今回解説する資金管理は全部で6つです。
【相場分析〜エントリー前】
【エントリー後】
【番外編】
では順番に解説していきますぞい(`・ω・´)ゞ
【トレード前】事前準備の資金管理
いざチャートと向き合うとアレコレ考えることもあるので、事前に決められるところはある程度決めておくべき。
特にまだトレードに慣れてない人は、ここで解説する「①損失許容額」と「②ロット数」をチャート見る前に決めておきましょ(σ・∀・)σ
①リスク管理=損失許容額を決める
早速1つ目ですが、損失許容額っていうのはつまり“1回のトレードで許容する損失金額(上限)”です。
事前にこの目安・基準を決めておかないと、いざ本番になった時に損失をどの程度抑えれば良いかがわからずソッコーで資金を溶かす恐れがあります(´﹃`)
逆にココをしっかり定めておくことで後述するロット数も決めやすくなるので、必ず現在の口座資金と照らし合わせて適度な損失許容額を決めておきましょう。
損失許容額を決める大体の目安
FX界隈で損失許容額は「2%程度が適切」と言われますが、ぶっちゃけ少額資金でやろうとすると2%じゃまともに利益出ません。
損失額を抑えようとするとその分ポジションサイズ(ロット数)も小さくなるので、当然獲得利益も減るんですよね。
とはいえほとんどトレードスキルが身についてない人はそもそも利益獲得期待値が低いので、ムリに損失許容額を引き上げる必要もなし。
結局は人によりけりってとこにはなるんですが、ざっくり目安的なところをまとめておいたので参考にしてみてください(´ー`)
損失許容率 | 大まかなトレーダー目安 |
1%未満 | まだスキルが身に付いていない&リアルトレード練習中の人。 または石橋を叩き割ってしまうくらい慎重な人。 |
2 – 5% | ある程度スキルも身に付いてチャンスでは勝てることも増えてきた人。 (一般的なトレーダーはこのくらいがおすすめ) |
6 – 10% | ミドルリスク・ミドルリターン派。 10万以下の資金でリスクを取ってでも、そこそこ利益を狙いたい人。 |
11 – 20% | ハイリスク・ハイリターン派。 リスク上等、少額で大きな利益を狙いたいタイプ。 |
それ以上 | 一攫千金狙い。 ほぼギャンブルなので資金が吹っ飛んでも痛くもかゆくもない人。 |
例えば損失許容額を10%にすると1回の負けで資金の10分の1を失うわけなので、そこを自分がどう感じるかってところを1つの基準にしても良いかもですね。
「多い」と感じるならもっと下げるべきだし、「全然大丈夫!」と感じるなら10%程度で勝負するのもアリ。
トレードするのは自分自身なので、まずはスキルレベルや戦績なども加味しつつ「どの程度の損失許容額が自分に合ってるか」を見つけてみてください(・∀・)
②ロット数を決める
お次はロット数、ポジションサイズですね。
ロット数の大小で相場が±1pips動いた時の金額が決まるのでコレまた超大事。
※pipsについてよく理解できてないって人は下記ページを参照。
基本的には先ほど決めた「損失許容額」と「損切り幅」を元に適切なロット数を導き出していきます(´ω`)
※ちなみにロット数とレバレッジを混同する人がいますが、レバレッジはロット数決めた時点で勝手にかかってるようなもんなのでぶっちゃけ「今のレバは何倍?」とか気にする必要はないです。
ロット数を決める時の大体の目安
そもそも損失許容額や損切り幅は人によって完全に異なるので、ロット数も人それぞれでしょう。
具体的な計算式もコレといってないんですが、ORZの経験上
「1ロット=±1pips変動した時の損益が大体±1,000円ぐらい」
「0.1ロット=±1pips変動した時の損益が大体±100円ぐらい」
このあたりを目安として覚えとけば、あとは損切り幅を加味して損失許容額に収まるように逆算してロット数調整していくイメージですね(´∀`)
とはいえ「計算なんか面倒!」って人がほとんどだと思うのでw、下記ページではもう少し詳しい解説と「ロット数を自動で計算できるツール」をご紹介してます↓
ちなみに下の表は一般的な海外FX業者で取引した場合の「ロット数=±1pipsの金額」ですが、稀にコレとは異なる業者があるので必ずトレードする前にチェックしておきましょう。
10,000通貨(一般的な海外FXの0.1ロット) | 100,000通貨(一般的な海外FXの1ロット) | |
1pips | 100円 | 1,000円 |
5pips | 500円 | 5,000円 |
10pips | 1,000円 | 10,000円 |
100pips | 10,000円 | 100,000円 |
【相場分析〜エントリー前】トレードの出口を決めておく
トレードする前に決めるべきとこ決めたら、お次はチャートを見ていくフェーズです(´ー`)
ココで解説する「③損切りポイント」「④利確ポイント」はチャート上で利益や損失を確定させるポイント(決済ポイント)を選定していくお仕事。
FXのトレードはエントリーしてから道中どれだけ含み益や含み損が大きくなろうと、資金の許す限りはそれを決済して“確定”させなければ実際の利益や損失として反映されません。
つまるところ決済ポイントは「トレードのゴール(出口)」であり、コレを疎かにするトレーダーはとても一人前とは言えないのできちんと抑えておきましょ。
※「そもそも決済の前にどうやってエントリーポイントを見つければ良いかわからないよ」って人はコチラのページをチェック!
③損切りポイントの選定
というわけでまずは損切りポイントの方からですが、ズバリトレードする時は“絶対に”損切りを入れましょう(・∀・)
個人的にどんなトレードだろうと「入れない」という選択肢はないと思ってます。(スキャルは例外かもしれんがそれは上級者のお話…)
よっぽど鋼メンタルの持ち主でない限り、劣勢に立たされたとき手動で損失を確定させることなんてできないですからねー。
↑こういう自分都合の考えでいつまでも含み損ポジ持っちゃうのが人間の性(´ー`)
だからこそそういったご都合主義が介入しないように、劣勢になったとき自動で損失が確定されるようあらかじめ損切りを入れておくことが大事なのです。
損切りポイントを選定するときの目安
損切りを入れる際の目安でORZがよく言ってるのは「狙い目の抵抗の外側」。
そもそもFXのトレードのほとんどは“抵抗”を目安(根拠)にエントリーポイントを決めていくので、
その「根拠が破られた=抵抗を逆に突破された」場合はエントリー成功の期待値がグッと下がります。
逆に言っちゃうとそのタイミングで逃げれば傷の浅い状態で期待値の低いポジションを捨てて次に切り替えることができるわけですよね(´ω`)
相場は待ってりゃ必ず次のチャンスが来るので、期待値の低いポジション持ち続けるより他の期待値高いチャンスに切り替えた方が断然オトク。
1つのトレードにこだわりすぎる必要は全然ないし、「損切りは必ずしも悪じゃない」ってことは念頭に置いておくと良いかも。
※損切りについては下記ページでもっと詳しくまとめてるのでよかったらコチラもどぞ。
④利確ポイントの選定
お次は意外と疎かにされがちな「最終的にどこで利確するのか=ゴールの選定」です。
「相場は生き物」と言われるように、相場はとにかくこっちの思った通りに動いてはくれません。
だから先ほどの損切り含めまずはゴールだけでも決めておいて、道中の変動に振り回されずに“結果を想定の範囲に収める”っていう意識が大事なんですよね。
この辺のお話は以前Twitterの方で解説画像を投稿してるので参考にしてみてください↓
【ORZの3分FX講座】
FXのトレードで「結果を想定の範囲内に収める」という意識がなぜ大事なのか?
イメージしやすいよう図でまとめてみましたよん(・∀・)参照ページ:https://t.co/vEUeCNUBBl#ORZの3分FX講座 pic.twitter.com/GVAMm4zWWO
— プロニート仙人ORZ@FX (@NEETORZ) May 3, 2022
ゴールを決めておくことで「ちょっとした逆行に動揺して意図しないところで決済しちゃう」ってことも減らせるし、それが結果として収支の安定化に繋がります。
見切り発車のエントリーはほとんど良いことないので、基本的にはゴールを決めてトレードする癖をつけていきましょ(´ω`)
利確ポイントを選定するときの目安
利確ポイントを決める際は「次に抵抗になりそうなポイント」を目安にすると良き。
この“次の抵抗”を把握してないと、エントリー後狙い目方向に進んだとしても知らずのうちに跳ね返されて(逆行して)利益を大きく減らしたりってことにもなります。
で、肝心の抵抗については相場状況によって変わるので、ここではトレード方法ごとの一例をご紹介しておきますねん。
イメージとしてはこんな感じ↑
より詳しい解説は下記ページでしてるので、ぜひコチラも参考にしてみてください(´ω`)
【エントリー後】状況に応じた立ち回り
そんなわけで「損切り・利確ポイントの選定」について解説しましたが、実際は「エントリー後相場が進んでいずれかのポイントに到達→決済」で初めて利益or損失が確定します。
例えばエントリー後あらかじめ決めておいたポイントに逆指値(損切り)と指値(利確)を入れる。
↑コレなら基本はエントリー後放置でOK(´ω`)
逆指値・指値どっちかに刺されば自動で決済されるので、それほどチャート見なくて良い分余計な感情が入りにくい。
まだトレードに慣れてない初心者さんはたぶんこのやり方が一番良いです。
一方で利益を拡大していくためにそれなりの時間ポジションを保有し続ける場合はエントリー後の立ち回りが大事になってくるのでそこを解説していきまっせ。
⑤ポジション管理・決済(トレール)
例えば利確は入れずに損切りだけ入れてポジションをある程度長期的に保有するケース。
相場はいろんな要素によって動いてるので、ポジションを長く持っていればいるほどイレギュラーにぶち当たる可能性も上がります(´ー`)
- 経済指標
- 要人発言
- 利益出た人のポジション決済集中による強めの戻し
- 機関投資家の大口取引
- 有事によるリスクオン・リスクオフの売買
経済指標は元々予定されているので、例えば
「経済指標前後はポジション持たない」
「経済指標前には決済しておく」
といったこともできますが、上記に挙げたそれ以外のことは発生のタイミングや展開を事前に予測するのが難しいです。
なので基本的にポジ持ってる場合はこういったイレギュラーな事態を念頭に置いたポジション管理をしていく必要があるんですよね。
ポジション長期保有のお供「トレール」
そこで超オヌヌメなのが「トレール」という手法です(・∀・)
その目的はズバリ“損失によるダメージを0にした上で最低獲得利益を徐々に拡大していくこと”。
端的にやり方を説明すると「相場が狙い目方向に進行するたびに最初損切りとして設置した逆指値を利益方向にずらしていく」って感じですね。
狙い目方向に伸びたらさらに逆指値をずらして最低獲得利益を拡大。
相場が強めに逆行してきたらそのまま最低獲得利益で決済。
最初にある程度の含み益が発生した時点で逆指値を建値(±0)に移動さえしてしまえば損失リスクはゼロ。文字通りあとは利益を拡大するだけの無双モードに突入します!
特にトレンドのようなグイグイ一方向に進行する相場で活躍する手法ですが、“抵抗を盾にするイメージで逆指値をずらす”っていうのが1つのコツ。
詳しくは下記のページで解説してるので、「利益伸ばしたい&大きな利益GETしたい」って人はぜひ参考にしてみてくださいな。
【番外編】運用方法も理解しておくべし
最後は「⑥運用方法」について。
FXのトレードにはゲーム的な楽しさもありついついのめり込んでしまいがちですが、冷静に考えれば立派な投機です。
それこそチャートの上で起こっていることだけが全てではありゃーせん(´ω`)
あくまで最終的な目的は「お金を増やすこと」なので、“FXでどうやってお金を増やすのか?”ってところはやっぱり知っておくべきなんですよね。
ある意味コレこそが資金管理。
ここでは代表的な運用方法「複利運用」についてカンタンに解説していくので、「特に意識したことなかった」って人は参考にしてみてください。
⑥複利運用で雪だるま式に資金を増やす
そもそも複利運用っていうのは投資用語で、対照的なモノに単利運用があります。
参考までにFXにおける単利運用と複利運用の違いをまとめておきました↓
口座資金がどれだけ増えてもずっと同じロット数でトレードする。
▶︎資金が増えていくと…利益額は変わらない/損失リスクは減っていく
【FXの複利運用】
口座資金が増えるにつれてロット数を大きくしていく。
▶︎資金が増えていくと…利益額は徐々に大きくなっていく/損失リスクも徐々に大きくなっていく
要は資金が増えるのと並行してロット数も上げていくのかそのままなのかっていう違いですね(´ー`)
一応もうちょいイメージしやすいように運用例も載っけておきます。
端的にメリット・デメリットを挙げるなら、単利運用は精神的な安心感(損失額が増えない)と引き換えに資金の増えるスピードは上がらない。
複利運用は損失額こそ増えるものの資金の増えるスピードもドンドン上がっていくよってな感じです。
ただ複利運用の場合、口座資金に合わせてロット数を上げた結果利益・損失共に大きくなるだけなので、相対的にそこまで問題にはならないんですよね。
断言はできませんが、基本的にFXでトレードしている人(特にスキャル・デイトレーダー)はほとんどがこの複利運用を実践してるんじゃないかなと思います。
複利運用についてもっと詳しく知りたいって人は、以前ORZが実際にトレードした企画『1万円スタート!FXで10万円稼ぐまでの道のり!』の方もぜひチェックしてみてねん。
FXで稼ぐなら資金管理は必須事項
というわけで随分と長い記事になっちゃいましたが、資金管理についての理解は深まったでしょうか(・∀・)?
【相場分析〜エントリー前】
【エントリー後】
【番外編】
ORZの経験上、
「散々FXの勉強してトレードの経験も積んでるのに全然資金が増えない!」
って人は資金管理面に問題アリなことが多いです。
たしかにトレードで勝たなきゃ利益も出ないのでエントリーとかにこだわる気持ちも大いにわかります。
が、やっぱり“それだけじゃダメ”だし、何度も言うようにあくまでも「お金を増やすことが目的」であることを忘れちゃイカンのかなと(´ー`)
最初はトレードテクニック優先で勉強・習得していくのは全然OKですが、そこだけに止まらずきちんと資金管理についても理解・勉強すること。
それが最終的に「FXでお金を稼ぐことに繋がる」ってことをぜひ知っておいてほしいです。
ちなみに当ブログの【FX道場】もどちらかというとテクニック重視でFXスキルを学習していきますが、資金管理面もORZがアドバイスするのでお気軽にご相談を(`・ω・´)ゞ
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