こんにちはー。
「BIG BAG」のポテチを1日で平らげるニート、ORZ(おつ@NEETORZ)です(・∀・)
さて今回はFX界で有名な法則の1つ、「グランビルの法則」について解説!
移動平均線とローソク足の位置関係からシンプルに売買ポイントがわかる、FX初心者さんにも人気の法則です。
しかーし!
法則はあくまで法則であって、そっくりそのまま使って勝てるほど簡単ではありませぬ(´ー`)
にもかかわらず、基本的なグランビルの売買ポイントの解説ばかりで“リアルタイムの実践を想定した使い方”について言及してるところは意外に少ないのよね。
実際「そこら辺のサイトを参考にグランビルの法則使ってみたけど全然勝てなかった…」って人も中にはいるんじゃないでしょうか?
そこで今回は
・グランビルの法則の基礎
・実際のトレードでの使い方
といったところをバシッと解説していきまっす!
「法則はあくまで法則」とはいっても、やっぱり長年語り継がれてきたものなのでそれなりに傾向として相場に現れやすいのもたしか。
要は使い方が大事だよってなお話です(´∀`)
グランビルの法則自体は非常にシンプルな法則なので、
「トレードの軸となるスキルを身につけたい」
「グランビルの法則を実践で活かせるようになりたい」
っていう初心者さんはぜひともこの記事を参考に実際の相場で活用してみてくださいな。
ちなみにYoutube動画でもグランビルの法則についてサクッとまとめてあるので、先にコッチから見てもらえるとより理解が深まるかと思いますぞい(・∀・)b
【基礎編】シンプルなグランビルの法則は初心者の味方
グランビルの法則は移動平均線とローソク足の位置関係から、4つの買いポイント・4つの売りポイントを見極めることができます。
それこそ移動平均線さえあれば大まかなエントリーポイントがわかるので、特にトレード方法が定まってない初心者さんにとっては心強いですね♪
ちなみに移動平均線について詳しく知らないって方は下記のページもぜひチェックしておいてください。
それじゃ百聞は一見にしかず。さっそく買いポイントの方から見ていきますよー。
「グランビルの法則」4つの買いポイント
「グランビルの法則」買いポイント×4 | |
---|---|
① | 下降トレンドだった移動平均線が、横ばいor上昇になり価格が移動平均線を上抜けた時 |
② | 移動平均線が上昇トレンド中に、価格が移動平均線を下抜けた時 |
③ | 価格が大きくプラスに乖離したあと下落するも、移動平均線を下抜けず再度上昇した時 |
④ | 下降トレンドの移動平均線よりも、価格が大きくマイナスに乖離した時 |
コレを見て「なんでこれらのポイントが意識されるんじゃろ(・ω・)?」と気になる方もいるでしょう。
大きく関係しているのは各ポイントで働く市場心理とローソク足は移動平均線に対して収斂と乖離を繰り返す習性があるという2つの要因です。
それぞれの買いポイントを見ながら詳しく推察してみますよん♪
為替相場は売り買いどちらかに注文が偏った際にトレンドが発生・継続する仕組みなので、市場の多くのトレーダーや投資家たちが「ココで買いたい(売りたい)」と思うようなポイントは期待値も高いです。
それも含めてグランビルの法則は世界的に有名且つわかりやすい法則のため意識するトレーダーが多いっていうのも売買ポイントたらしめる要因ですね(σ゚∀゚)σ
※FXやってく上でこの市場心理を理解することは極めて重要なので、良かったらこちらの記事も合わせてご覧あれ。
「グランビルの法則」4つの売りポイント
ではでは続いて4つの売りポイントを見ていきましょー!
といっても、特別新たに覚えるというよりは先ほどの買いポイントを逆さに見たものが売りポイントになるという認識でOK(゚∀゚)
「グランビルの法則」売りポイント×4 | |
---|---|
① | 上昇トレンドだった移動平均線が、横ばいor下降になり価格が移動平均線を下抜けた時 |
② | 移動平均線が下降トレンド中に、価格が移動平均線を上抜けた時 |
③ | 価格が大きくマイナスに乖離した後上昇するも、移動平均線を上抜けず再度下降した時 |
④ | 上昇トレンドの移動平均線よりも、価格が大きくプラスに乖離した時 |
買いポイントをまんま逆さにしただけなので、コチラの市場心理については割愛しますね(人・∀・)
ちなみにここまで売買ポイントの①〜④をそれぞれ紹介してきましたが、
トレード手法の中でも最もポピュラーな「押し目買い・戻り売り」のポイントである③の法則はおそらく今後ヘビーユーズしていく人が多いと思います。笑
この押し目買い・戻り売りについて詳しく解説したページもあるので、こちらもしっかり抑えておきましょう〜。
ORZ手法を元に移動平均線の設定数値を紹介
さて、基本的なところは大体話し終えましたが、いざ実践しようとした時に気になるのが「移動平均線の設定数値」ですね。
一般的に200が推奨されてますが「200に設定しなきゃ法則通りにならない!」ってこともないので、自分のトレードスタイルに合わせて変更しても問題ナッスィン(´ー`)
例えばORZが普段使ってる手法では20・50・100と3本の移動平均線を表示させており、基本的にはどの移動平均線にもグランビルの法則は当てはまります。
【ORZ手法のチャート】
ただ強いて言えばグランビルの法則はトレンドの始まりや終わり、さらにその際の市場心理を元に導き出されてるので、相場の急激な値動きよりはある程度ゆっくりとした動きの中で有効になることが多いです。
なので仮に移動平均線を複数表示させるのであれば、中期〜長期の移動平均線を軸にしてグランビルの法則を当てはめていくのがオヌヌメ。
上記ORZの手法で言うなら移動平均線50とか100ですね。
こういった移動平均線の数値に正解はないですが、FXをはじめたばかりで「どのくらいの設定にすればいいのかわからん!」って人は良かったら参考にしてみてくださいな(´∀`)
【実践編】グランビルの法則を活かすカギ“MTF分析”
そんなわけでここからはいよいよ実践編!
ここまで紹介した法則だけでもある程度大まかなエントリーポイントはわかりますが、やっぱりそっくりそのまま使って勝ち続けられるほど相場は簡単じゃないです。
ずばりグランビルの法則を実践で活かすには“その他のテクニカル分析を加えていくこと”。
例えばオシレーター系のインジケーターを加えるなども全然アリですが、ORZの経験上特にオススメなのはMTF(マルチタイムフレーム)分析!
これは複数の時間足(マルチタイムフレーム)で相場状況を確認し、それぞれを繋げて相場全体を多角的に把握するという分析方法です。
今回はグランビルの実践方法としてカンタンに解説・紹介しますが、MTF分析についてはここで全部理解できなくとも全く焦る必要はないですよん。
元々ある程度時間をかけてじっくり勉強していった方が良いスキルなので、後ほど詳しく知りたい人は下記ページを参考にしてください(´ω`)
さて「複数の時間足」と言いましたが、相場には日足〜5分足など大きく分けて「長期・中期・短期」の時間足があり、基本的に小さな時間足は大きな時間足に引っ張られる習性があります。
この習性を活かして複数の時間足でグランビルの法則が当てはまるタイミングでエントリーした方が単純に精度上がるよね?ってお話。
グランビルの法則は市場心理に基いたモノなので、複数時間足で市場心理が働くポイントが重なればより優位なエントリーポイントとして捉えることができます(・∀・)
いまいちイメージしづらいと思うので実際のチャートで見てみましょう!
複数時間足でグランビルの法則が重なるポイントを検証!
今回は1時間足(中期足)をベースにしたデイトレードを例に検証していきます。
インジケーターはわかりやすく移動平均線を1本だけ表示、数値は100に設定してますぞい。(※全ての時間足で同じ期間設定)
相場状況としては移動平均線100が徐々に上向き&高値更新といったことから上昇トレンドの初期段階という感じ(・∀・)
ローソク足が移動平均線付近まで戻してきてるので、ここではグランビルの法則《買い③》移動平均線を下抜けずに上昇を狙い押し目買いを仕掛けるのが有効かも。
1時間足:グランビルの法則買い③
しかしこの時間足だけでは、
ここでエントリーして本当に上昇していくのか?
どのタイミングでエントリーしたらいいのか?
などなどすこーし心許ないので、さらに大きい時間足や小さい時間足も確認していきます。
まずは(1時間足より)大きい時間足の日足。
ローソク足が安値更新&移動平均線100も下向きということから、相場状況としては下降トレンドです。
ただ直近は移動平均線との乖離を埋めようと上昇の兆しを見せているので、移動平均線付近までならこの戻しの勢いに乗っかれそう。
こちらはグランビルの法則《買い④》移動平均線との乖離からの戻しを狙えるポイントですね(´∀`)
1時間足:グランビルの法則買い③
日足:グランビルの法則買い④
大きな時間足の流れに引っ張られやすいという相場の習性を考えると、ここまで1時間足と日足で複数の法則が重なり且つ方向性が一致しているのはナイス♪
最後にエントリータイミングを小さい時間足で確認していきます。
相場状況としてはやや下降気味のレンジ相場。
移動平均線100を上抜けたタイミングでエントリーできれば、グランビルの法則《買い①》下降相場から移動平均線を上抜けが成立します(・ω・)(画像ではすでに抜けちゃってますが笑)
この場合1時間足と日足でトレードの方向性は固まってるので、5分足はあくまでエントリータイミングを測るのみというイメージでOKです!
1時間足:グランビルの法則買い③
日足:グランビルの法則買い④
5分足:グランビルの法則買い①
と、複数の時間足を確認したことでこのように3つの法則が重なるポイントを見つけることができましたね。
こんだけ根拠の分厚いポイント見つけられればそりゃートレードの成功率も上がるってもんですが、
実際のところ毎回こんなにグランビルの法則が重なるポイントを厳選していくのはなかなかに大変。笑
今回はグランビルの法則をより実践で活躍させるための方法として解説しましたが、
トレードに慣れてない初心者さんはまず実際の相場で1つ法則を見つけてそれを体感することから始めましょう(´ω`)
【まとめ】グランビルの法則はトレンド攻略の基礎です
てなわけで今回は「グランビルの法則」についての解説でした!
何度も言うとおり市場心理に基づく法則であるため、FX初心者さんが相場の本質を理解する上でも絶対通っておいた方が良いスキルの1つかと思います(´ω`)
ただグランビルの法則はかの有名な「ダウ理論」とかと同じで、どちらかというとトレードスキルの土台・基本中の基本。
今回お話したMTF分析も含め、そういった“その他のテクニカル”と併用することでより活かしやすくなるはずです。
とはいえ初心者さんが独学で必要なテクニック・スキルを習得すること自体わりとハードルが高かったりもするので、
「一人でちゃんとスキルを習得できるか不安」
「なるべく遠回りせずに少しでも稼げるようになりたい」
って人は当ブログの【FX道場】もぜひチェックしてください(・∀・)
詳細は別記事でまとめてあるので、興味があればこのまま下に進んでねー!ではでは!
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コメント
こんばんは。
グランビルの法則をそのまま使っているのではないのですね。
改善して優位性の高いものにしていると思いました。
参考にさせていただきます。ありがとうございます。
takafumiさん、こんばんは!
コメントありがとうございます(・∀・)
記事も参考にしてもらえたみたいで良かったです!
グランビルの法則は有名なテクニカル法則の1つですが、それを当てはめるだけではなかなか機能してくれないこともあるので、相場に合わせて順応させることが重要なのです^^
是非参考にしてみてください♪
ORZ
ORZ先先今回も素晴らしいブログ記事ありがとうございます。
最近のブルグは多くの気づきがあり大変参考にしていただいています。
グランビルのG2+G3=G5には感動しました。
そこで僕の中で勝手にこの手法をORZ5(おつふぁいぶ)手法と呼ばせていただく事にしました(笑)
ORZ(G2+G3)=ORZ5(おつふぁいぶ)
G5とが書いてしまうと真面目な方からクレーム来そうなので・・・
今後もYouTube、ブログ記事楽しみにしています。
そらさん、こんばんは!
コメントありがとうございます(・∀・)
こちらの記事も参考にしてもらえたみたいで良かったです♪
ORZ5(おつふぁいぶ)手法、いいネーミングですね(笑)
動画に起こす時は使わせてもらうかもです( `・∀・´)ノ
今後もブログや動画も更新していくので、参考にしてみてください♪
ORZ
尊敬するORZ先生
こんにちは。
いつもポイントで先生がどうしたいのかの考えや気持ちが書かれてあるので、
私も同じに「そう考えればいいのか」と、学ぶことが出来て
とても分かりやすいです。
初心者が分からないこと知りたいことが先生の言葉にぎっしりですね。
プロなのにすごいです。
今回もノートに纏めて改めて見直していきます。
(ここ数か月でもう1冊になりました)
すでにM5が上昇し始めていた場合、グランビルでいうとどこになるのか、
やはりまだチャートが見えないでいる私には難しいですが、
読み返し繰り返しですね。
みきさん、こんばんは!
初コメありがとうございます(・∀・)
・・す、すごい1冊ノートにまとめちゃうなんて、拙い文章ばかりですが、参考にしてもらえているみたいで嬉しいです^^
まだまだ今後もいろんなテーマを記事や動画で配信していこうと思うので、合わせて参考にしてみてください♪
ORZ
こんばんは。少し相談があります
例えば、30分足、1時間足、4時間足は下降でも、日足で見るとどちらかと言えば上昇傾向のような形もあると思います。
そう言う場合形が揃っていないのでポジションを持たないのが良い選択なのでしょうか?
昌明さん、こんばんは!
初コメありがとうございます(・∀・)
そうですね。すべての時間軸の形が揃うことって早々ないので、日足だけ形が違うから見送ったほうがいいわけでもないですね。
たとえば日足では上昇トレンドを形成しているものの、一時的な急激な下落(戻しの値動き)が入ってて、その値動きが4時間以下の時間足で見ると下降トレンドになっているなんてケースもありますからね〜
であれば4時間足などの下降トレンドに乗っかって、日足の一時的な戻しを狙うなんて戦略も立てられるので、一概に形が揃っていないから見送ればいいということではないかと思います。
大事なことは「相場を全体で俯瞰で見た時にどういう状況や流れになっていて、その流れがどこまで継続しそうか」ってところを見極めることだと思います。
これがマルチタイムフレーム分析の真髄だと思うので、ぜひ昌明さんも身につけてみてください♪
→マルチタイムフレーム分析入門!チャートを見通す”神の目”を身につける方法
ORZ
ORZ先生、こんばんは。初めてコメント書き込みます、とうちゃん1号です。お世話になっておりまっする。
先生の手法の元になっているグランヒルの法則について初めて知りました。有益な情報の数々身にしみます。まだまだ初心者を抜け出せないでいますが億トレーダーを目指してこれからも頑張ります。