今回のFXブログはチャートパターンを掘り下げて解説するコーナー。
反転チャートパターンの一つである「ソーサトップ・ソーサーボトム」をご紹介!
FX初心者さんでもしっかりと使いこなしていけるように、こいつぁは一体どんなチャートパターンなのか、深掘りして解説していきます(・∀・)
後半ではソーサートップ・ソーサーボトムを上手く活かすための手法も書いていくので、ぜひ参考にしてみてください!
ソーサートップ・ソーサーボトムとは?お皿のようなパターン
ソーサー(Saucer)はコーヒーや紅茶のカップの下についている「お皿」のこと。
よって、ソーサートップ・ソーサーボトムはチャートにカップのお皿みたいな形が形成されるチャートパターンです。
【実際のチャートで現れたソーサートップ・ボトム】
それまで上昇または下降していた価格が一時的に停滞。
ちっちゃいレンジ相場みたいにウロウロしたあと、それまでとは逆方向に抜けることでパターンが完成します!要は緩やかな反転パターンですね。
ウロウロしている際の上限・下限はネックラインと言って、ここを抜けることで勢いづくラインとして知られています(´ー`)
ダブルトップ(ボトム)や三尊天井(三尊底)などと比べると、ネックライン含めちょっと形が分かりにくく実際のチャートで出現したとしても「これはパターンなのか?」と正直迷いますね(´ー`)
分かりにくいからといって無理にパターンに当てはめない様、注意です。
実際、自分は毎日チャート見てますが、あんまりお目にかかれないので、レア度がちょっと高いパターンと言えるでしょう。
だましに注意!ソーサートップとボトムのエントリーポイント
ソーサートップ・ボトムに限らずですが、反転型のチャートパターンは「ネックライン」を抜けたところをエントリーポイントと捉えるのが一般的です(・∀・)
なので、ソーサートップはネックラインを割ったら売り・反対にソーサーボトムはネックラインを超えたら買い!
と言いたいところですが、チャートパターンもそこまで万能なものでもないので、毎回毎回素直にネックラインからエントリーしていたら、負けることも多々あるでしょう。
即できる簡易的な対策として、いったん「だまし」の動きを確認してからエントリーするように心がけると多少マシになると思います(・∀・)
(本格的なエントリー手法に関しては記事後半で書いてます)
例えば画像のようなソーサーボトムの場合。
ネックラインを抜けてすぐに買いエントリー①ではなく、一旦だましになって落ちてくるパターンを回避するために待ち。
ネックラインがレジサポ反転するように価格を跳ね返したら買いエントリー②をします。
こうすることで、まだ反転の流れが固まりきっていない時によく起こる、だましを回避してより上昇の流れが明確になったポイントからのエントリーを心がけるられる。
これだけでも少しは”だまし回避”になって成功の角度を上げていけると思います♪
そして、なんとソーサーボトムやソーサートップには、このだまし回避ができるような応用パターンが存在します!
だまし回避のカップアンド(ウィズ)ハンドル
ソーサートップ・ボトムの応用的なチャートパターンで、だまし回避を兼ね備えた「カップアンドハンドル(またはカップウィズハンドル)」もついでに習得しておきましょう!
こちらはソーサーの上に乗ってる取っ手付きのカップみたいな形のチャートパターンです(・∀・)
ソーサーボトムのネックラインを超えて、上昇するかと思いきや再びの一時的なウロウロ。
その部分がハンドルで、ハンドルの上限を抜けると勢いづいて流れが転換していく、というパターンのようですね!
ハンドルの部分はプラットフォームと呼んだりします。
カップアンドハンドルの場合は、カップ部分を形成するための下落の始まりの部分がハンドルの上限になったりするので、この部分をネックラインと捉えるのがセオリーです(・∀・)
ソーサーボトムの底でウロウロしてた価格帯を上抜け、上昇するかと思いきやそのまま下がっちゃう。
といった「だまし」を回避し、ハンドルの部分をしっかりと見極めてから2段階目の上昇を狙うパターンなので、より慎重派の方に合ってるかもしれません♪
ちなみに逆さのパターンもあり、上昇から下降へと転換するソーサートップ型のカップアンドハンドルとして捉えることもできます(・∀・)< 飲み物こぼれそうでなんかヤダ笑
ソーサートップ・ボトムを活かすトレード手法とは
ここまででソーサートップ・ソーサーボトムの基本的なところは書いてきたので、続いては実際のトレードでは、どのようにパターンを活かしていくべきか。
というところを書いていきたいと思います(・∀・)
まずは、チャートパターン全般に言えることですが、これ単体で戦うのは無謀というもの。
しっかりとパターンが活きる状況というものを分析して、そうした相場状況を狙ってトレードしていきましょう。
例えば、画像のように大きな流れがレンジ相場で、価格はレジスタンスライン(上値抵抗線)の近くまで上昇しているような場合。
この相場状況で、細かい動きを見ていった時にソーサーボトムのネックライン抜けを発見したとしても、安易にエントリーできないですよね(´ー`)
先ほどのパターンのだまし云々ではなく、チャートパターンが上手くいこうがすぐ側に価格が跳ね返されそうなラインがあるならエントリーのリスクは高いと判断できます。
反対に、画像のような状況ならどうでしょうか。
レジスタンスラインからの跳ね返りポイントにソーサートップが現れているので、このまま下落の勢いがついてきそうなポイントです。
仮にネックライン割れでそこまで落ちずに”だまし”になっちゃっとしても、すぐ上にレジスタンスラインがあるので、この売りエントリーのリスクは一つ前の状況よりも低いと考えられます(´ー`)
このように、相場状況を味方につけたパターン活用を心がけると角度高いエントリーというものを実現していけるでしょう♪
相場状況の分析には全体から細部までマルチタイムフレームで分析するとバッチリ!
抵抗帯を味方につけたパターン活用手法
ここまでの通り、ソーサートップ・ソーサーボトムは反転チャートパターンなので、抵抗帯を背にできる状況でパターンが活きます!
ORZ的におすすめなのは、トレンド相場での押し目や戻り目でソーサーボトムやソーサートップを活用する手法です(・∀・)
上昇トレンドでトレンドラインといった抵抗帯まで一時的に下落してきて、再度反発しトレンド方向へと伸びていきそうなところで、このソーサーボトムを使うといった感じですね!
これなら、リスクは抵抗帯によって軽減されますし、上手く価格が反転していけばトレンドの流れに乗っかり利益を大きく伸ばせる可能性を上げていけますからね(´ー`)
リスクは小さく・リターンは大きくはトレードの基本にして奥義
この時、トレンドの分析とチャートパターンを一緒の時間足でみちゃうと、それはパターン単体で見てるのと一緒になっちゃうので、おすすめは先ほどの通り、
トレンド相場や抵抗帯の分析は上位足(親)・ソーサーは下位足(子)としてマルチタイムに見る方がいいと思ってます!
一つの時間足で見るとトレンドラインといった抵抗帯とパターンが噛み合わなかったりしますからね!
抵抗帯はトレンドラインの他にも移動平均線とかインジケーターも使えたりするので、ご自身で使っている手法とうまく組み合わせられたら完璧ですね(´ー`)
ソーサートップ・ソーサーボトムまとめ
というわけで今回のFXブログは反転チャートパターンのソーサートップ・ソーサーボトムを解説してきました!
まとめるとこんな感じでしょうか(・∀・)
ただ、最初の方にいった通り、割と相場ではレアパターンであまりお目にかかれないので、こればっかりを狙うのではなく、見かけたらラッキー♪
くらいの気持ちで、向き合うと良いチャートパターンだと思います!
そのほかのチャートパターンはこちらをどうぞ(´ー`)
日々の相場状況やトレードに役立つ情報をつぶやいているので、こちらもどうぞ!
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