暗号解読班としてCIAからのオファー待ってる系厨二病トレーダー、ORZ(おつ@NEETORZ)です!
この記事ではトレードで勝つために、ORZがめちゃめちゃ大事だと考えている「チャートを読むという考え方」を詳しく書いていきます。
はじめに、皆さんは勝てているトレーダーと負けちゃうトレーダーの違いは何だと思いますか?
この情報社会では、FXの基礎やトレード方法(いわゆる手法)、勝率の高いパターンとかはネットを探せばいくらでも出てきますし、今やAIに聞いても答えてくれますよね(´ー`)
それなのに、こうも明暗が分かれてしまうのはなぜか。
ORZはチャートに対する考え方が大きな要因のひとつだと考えております。
感覚的な話になっちゃいますが、負けちゃうトレーダーはチャートを「見れてはいる」けど「読み込めていない」感じなんですよね。
実際このブログでは「FX道場」でトレードを教えたりしているのですが、入門時は結構な割合でチャートを「読んでいる」のではなく「見ている」のだと感じることが多いのです。
でもって、そこを改善して「チャートを読める」ようになると成績も上がっていくことを多くみてきました。
そんなわけで、ここではチャートの読み方を順を追ってガッツリ解説していくので
- なんかいまいちトレード成績が安定しない人
- チャートパターンや手法をうまく使いこなせてないと感じる人
こんな方達のお役に立てればと思います(・∀・)
↓なかなか好評だった動画バージョンもどうぞ↓
チャートを「読む」と「見る」の違い
まずは、チャートを“ただ見ている”って状態と“読めている”って状態の違いの解説からいきます。
感覚的な話なので説明難しそうだなと思ったんですが、それぞれの言葉の意味を軽く調べただけでORZが感じていたことを的確に示してました(´ー`)日本語ってすげぇ。
見る:見るとは目で物事を観察することで視覚的な情報を受け取る行為のこと。
読む:読むとは文字や文章を目で読み込み、意味を理解することで言語的な情報を受け取る行為のこと。
by chatGPT
そしてこちらを元にして、チャートについての話をすると。
このような感じになりますね!
手法やインジケーターのサイン・チャートパターンなどを丸暗記しても実践だとなかなか勝てない。
ってなっちゃうのは視覚的なチャート情報だけを頼りにトレードしてしまっているからと考えらます。
では、この違いが具体的にどうトレードに影響してくるのか、さらに詳しく見ていきましょう(´ー`)
チャートを見る・読むの違い|マルチタイムフレーム分析での具体例
両者はマルチタイムフレーム分析を行う時に、その差が分かりやすく出やすいと考えています。
例えば今の相場が以下のような相場状況だった場合(・∀・)
中期1時間足 : ゆったり目の上昇トレンド
短期5分足 : イケイケの下降トレンド
なんとなくチャートを見てるだけの人は、仮にマルチタイムにそれぞれの足を見て状況を認識していたとしても「目先の短期相場が勢いのある下降トレンドである」。
この事実だけから「すぐに売りで仕掛けよう」といったポジショニングを考えてしまったりするんです。
そしてこれを実行して、中期の上昇に巻き込まれて損切り。
最悪、損切りすらできずに戻るはずと祈った末の退場とかになってしまいます。
こちら割と極端な例と感じた方もいると思いますが、実際近しいことをやってしまう初心者さんは意外と多いんですよね(´Д`)
ここまで極端じゃないにせよ、それぞれの時間軸を分断してそれ単体で捉えちゃう人は結構いて、おつも最初の頃は割とそんな感じだった記憶が微かにあります。
こうしたことが何故起きるのかというと、マルチタイムフレームでそれぞれの時間軸を見たとしても、時間軸同士の繋がりをあまり考えてなかったり、そもそも「なぜ」マルチタイムにチャートを見るのか??
と言った必要性に対する理解が浅かったりするからだと思ってます。
つまり「強い下降トレンド」と言う視覚情報→「売る」という行動が直結しちゃってるような感じですね。
チャートを読むトレーダーの考え方
先程の例でチャートを読めている人の場合であれば、大きな日足の流れが割と規則的に動いていて、安値からの反発上昇の途中だから、1時間だと上昇トレンドになっている。
このトレンドの戻りの部分で下位足が下降トレンドになっているから、下降トレンドの伸びから考えると売るという選択をあまり選ばないし、仮に売るなら速攻で逃げる。
逆に中期の押し目を狙うような選択肢を取り、買うならトレンドラインまで待って仕掛け、中期の上昇は日足のレンジ上限のレジスタンスまで伸びそうだからそこまで引っ張るか。
このように、チャートを読める人であれば、それぞれの時間軸の情報を繋げて考え、必要性を理解した上で戦略に落とし込めたりするのです。
チャートの読み方|なぜを考える-チャートパターンの具体例-
では、チャートを読めるようになるにはどうしたら良いのかと言うと、チャートの動きの背景にある「なぜ」と言うところまで深く考えること。
加えてチャートから読み取れる状況と自分が持っている知識等の「つながり」を常にセットで考える癖をつけるといいと思っています。
ちょっとよく分からないと思うので、こちらをまた具体例を見ながら解説していきます。
先ほどはマルチタイムフレームの例えだったので、違う例として、皆んなが良く使うチャートパターンの場合。
三尊天井という相場が上昇から下降へと反転する時にでやすいパターンがありますが、これは何故そう言われているかというと、ダウ理論と繋げて考えられるとわかりやすかったりします。
ダウ理論のトレンドの定義として「連続した高値・安値の更新」と言うものがありますが、三尊の一山目が形成され二山目の上昇の時はN字の理想的な上昇と判断できます。
しかし、二山目の下落が前回安値付近まで落ちてくると、若干トレンド継続の雲行きが怪しくなってきますよね。
さらに、三山目の上昇が一山目くらいまでしか伸びず、次の下落でネックラインと呼ばれている安値を更新すると、、、
今度は逆に連続した安値更新となるので、この辺りでダウ理論の定義的にもトレンドが転換した、と判断するのが妥当だったりするわけです。
これをチャートパターンの形だけで認識していると、右の山がちょっと高いから三尊と呼べるのだろうか??
みたいな本筋と関係ないところで悩んでチャンスを逃したり、間違えた展開を考えてしまったりしてしまいがちなのです。
あとは、そもそもなぜ反転チャートパターンを捉えたいかというと、価格が跳ね返ると言う一番値幅が取りやすい美味しいポイントを捉えたいからだったりするわけですよね。
この「なぜ」がしっかりと自分の中にあると「じゃあ中期の戻り売りポイントで短期を確認して、短期で三尊が形成されたところでエントリーしよう。」
と言った、他の知識と組み合わせた応用なんかも考えられるようになるんです。
チャートをシンプルに捉えられる
最近の動画でも言っていることでもありますが「なぜ」と言う背景を考えることで、チャートをシンプルに捉えられるようになったりもします。 → シンプル思考のススメ(動画)
例えば先程の三尊天井というチャートパターンも、上位足でみたらローソク足一本でピンバーという反転ローソク足パターンと捉えられるかもしれません。
要はどちらも上昇から下降への転換の動きで、それが見る時間軸により別の形で表れているだけですよね。
なので、他にもチャートパターンやローソク足パターンはいっぱいありますが、それらをテスト対策のように暗記する必要はありません。
それらが形成される背景を理解していれば、例えそのパターンを知らなくてもトレードで使えたりするわけです(・∀・)スマート
移動平均線とかも同じで、値動きが下降から上昇へと転換した場合。
長期の平均値の推移はまだ反応が鈍く下がっている中で、短期の平均値は敏感に反応して上向きに進んでいくので、上昇トレンドの始まりと言われてるゴールデンクロスが形成されたりするわけですね。
こんな感じで、インジケーターのサインやらチャートパターンやらも形で視覚的に覚えるだけでなく「なぜ」という背景情報までセットで考えらる癖をつけましょう。
すると、要はこれってこういうことだよね、と本質に近い部分で色々なことが繋がって、よりシンプルに理解ができるようになり、トレードでの応用が効いたりするのです。
サインやパターンを暗記するのではなくチャートは【読む】
と言うわけでチャートを読むという考え方の話でした。
カレーは飲み物・チャートは読みもの。by ORZ
チャートを読み込み、その背景状況までしっかりと考えられるようになると、考えなかった頃よりトレードの結果も良くなることでしょう(´ー`)
今回の「考え方」の部分に加え、じゃあ具体的にどのような戦略を立てていけばいいのかと言ったところは他の記事や動画を参考にどうぞ!
こうしたトレードに対する考え方から、具体的なトレードテクニックまで、体系的に学べる「道場」も開催しているので、お気軽にご参加くださいませ(・∀・)
では次回のブログをお楽しみに!
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コメント
内容と全然関係ない質問で申し訳ないですが、ORZさんは株はやらないのでしょうか?
個人的に思うに、株はエントリーポイントが少ないのかなと感じますが… (スイング向けと言いますか)
ORZさんの見解を教えていただけると嬉しいです