インジケーターの「ボリューム系」とは?

こちらの記事ではボリューム系インジケーターの概要をお話していきます♪

インジケーターは相場状況を知るためには必須のアイテムですが、インジケーターにもトレンド系、オシレーター系と様々な種類があります。

その中でこのボリューム系インジケーターとは、トレンド系のように相場の過去の値動きから分析するものではなく、相場の出来高を元に作られたまた一味違ったインジケーターです。

出来高とは相場の取引量のことで、取引が頻繁に行われてる=相場が活発動いているということでもあります。

この活発な相場では一方向に流れが出ると勢いが強くなり、利益を得やすいと言われてるのですね(・∀・)

こういった利益を得やすい相場を見つけるのにボリューム系インジケーターは最適なのです♪

今回はこのボリューム系インジケーターの概要をざっくりとお話しますので、ボリューム系インジケーターって何ぞや?という方は参考にしてみてください♪

ボリューム系インジケーターとは?

元々ボリュームには分量などの意味があり、株やFXの世界では出来高取引量のことを意味しています。今の相場でどれくらいの売買が行われているを元に相場の勢いを表してくれるのがボリューム系インジケーターなのです(・∀・)

相場の価格は買いたい人売りたい人のバランスで決まります。買いたい人が多ければ価格は上昇し、売りたい人が多ければ価格は下落します。売り買いのバランスがどちらかに偏ると生まれるのがトレンド相場ですね。

この売り買いのバランスの偏りが大きければ大きいほどトレンド相場の勢いは強くなります。

勢いのあるトレンド

 

この勢いのあるトレンドで優位にトレードして行くために、ボリューム系インジケーターを使ってトレンドの勢いを判断していくのです。

 

為替相場の出来高は一味違う?

ただFXの場合、ボリューム系インジケーターは相場の勢いを測る使い方には向いておりません(´ー`)

というのも、株などの市場取引とは違い、為替取引は相対取引(あいたいとりひき)になるため正確な出来高を測ることはできないからです。

市場取引と相対取引

どういうことかというと、市場取引の場合は東京証券所などの取引する市場に集まってくる取引量を数えれば正確な出来高を測ることができますが、相対取引は取引する市場というものがなく、トレーダーはそれぞれ業者との取引になるからなのです。

もう少し詳しく知りたい方はこちら!
為替相場の出来高は正確に把握できない

そのためFXにおけるボリューム系のインジケーターはティック数といって価格変動の回数を計測するものだったり、独自の計測の仕方でインジケーターが作られていたりします。

FXではボリューム系インジケーターが出来高の増加を示したとしても、相場が活発になるとは一概には言えないので、FXの場合は出来高を目安に相場の勢いを判断することはできないのです。

そこでFXでボリューム系インジケーターを使う際はそれぞれのインジケーターの特徴を理解して相場が活発かどうかの参考程度に使ったり、あるいはエントリーのタイミングを測ったりなどインジケーターに合わせた使い方をしていきましょう(`・ω・´)ゞ

 

ここからは代表的なボリューム系インジケーターを3つご紹介します!

ボリューム系インジケーターを3つ紹介!

Volumes

ボリューム系インジケーターの中では一番よく知られているインジケーターです(・∀・)

Volumes

ただ先ほども言ったように、為替相場では正確な出来高を測ることができないため、このVolumesはティック数=価格変動回数を計測する仕様になっております。

価格が変動する=市場に注文が入るということなので、ティック数を数えることで今の相場でどれだけの注文が約定したかという取引量を大まかに把握することができます。

詳しい解説はこちら!

Accumulation/Distribution

こちらはあまり聞きなれないボリューム系インジケーターですね。Accumulation/Distributionとは直訳すると蓄積分配という意味になります。

Accumulation/Distribution

Accumulation/Distributionの仕組みはかな〜りややこしいのでざっくり説明しますと、、、

為替相場には蓄積といって価格には現れてないけど、買い注文が溜まっているという現象があります。この蓄積が溜まっている状況で価格が上昇し始めると勢いのある上昇トレンドが形成されるということがあります。

分配に関しても同じで、価格には現れてないけど市場では売り注文が溜まるという現象があります。この売り注文が溜まっている状況で価格が下落し始めると勢いのある下降トレンドが形成されるということがあります。

Accumulation/Distributionではこの買い注文と売り注文が溜まっている状況をダイバージェンスというインジケーターと価格が逆行するという現象によって示してくれるので、大きなトレンドの発生を事前にキャッチして仕掛けることができます(・∀・)

詳しい解説はこちら!

Money Flow Index

Money Flow Indexは相場の出来高から買いと売りのどっちにお金の流れが偏っているかを示すインジケーターになります。

Money Flow Index

オシレーター系インジケーターのRSIと似たような仕組みとなっており、RSIは価格を元に買われすぎ売られすぎを示していますが、Money Flow Indexは価格と出来高を元に買われすぎ売られすぎを示しています。

RSIと同様に他のインジケーターと組み合わせてエントリータイミングを測ることができます♪

 

 

以上がオシレーター系インジケーターの概要になります(・∀・)

他にもこちらのページでインジケーターをまとめてますので、ぜひ参考にして自分にあったインジケーターを見つけてみてください(゚∀゚)

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