こんにちはー。
FX専業ニートのORZ(おつ)です(・∀・)
今回は先週仕掛けたEURUSDの戻り売りスイングトレードを解説します!
突然ですが、みなさんは押し目買い・戻り売りやレンジでの逆張りなど、反発を狙うトレードにおいて何が大事だと思いますか?
参考までにORZの場合は“如何に多くの人がそのポイント・価格を抵抗(反発ポイント)として意識するか”ってとこを重要視してます。
為替相場は市場参加者(=トレーダーとか投資家とか)の需要と供給のバランスで成り立っているので、
言っちゃえばFXはそういった大衆の注目を集めやすく、且つ売買が集まりやすいポイントを探すゲームみたいなもんなんですよね(´ω`)
なんで冒頭からこんな話をしたのかというと、今回解説するのがちょうどEURUSDのとある重要なラインから反発を狙ったトレードだからです。
詳しくはトレード解説を見てもらった方がわかりやすいと思うので、
- 「市場参加者の意識とか全然考えてなかった!」
- 「反発狙ったトレードが全然上手くいかない!」
って人はぜひ参考にしてもらえたら幸いでゴザイマス(`・ω・´)ゞ
そんじゃ前置きはこれぐらいにして早速いってみよー!
EURUSDの歴史的節目「パリティ」からの反発を狙う!
初めましての方はORZ手法の概要を置いておくのでサラッと目を通してから解説に進んでくだされ。
- 基本は1、4時間足ベースののんびりデイトレード(今回はスイング)
- 移動平均線と一目均衡表の雲を使ったテクニカル分析で相場環境認識
- トレンド相場では順張り(主に移動平均線からの押し目買い・戻り売りor高値・安値保ち合いからのブレイク狙い)
- レンジ相場では主にレジサポラインからの逆張り狙い
- 決済は「損切り:利益=1:2以上」くらいの損小利大スタイル
- マルチタイムフレーム分析で多角的に相場を分析
さてさて、まずは今回トレードするEURUSDについてですが、とある重要なラインというのは以前Twitterや記事でも取り上げた「パリティ」のことです。
【今年7月12日のツイート】
さっき記事紹介ツイートしたばっかですが、ちょっとユロドルが賑わってるので簡単に今の状況を画像にまとめてみますた(・∀・)
こちらも参考にしてみてください。 pic.twitter.com/g7kEvL1vRd
— プロニート仙人ORZ@FX (@NEETORZ) July 12, 2022
上記ツイートの時はまだパリティを割れる寸前でしたが、先週ORZが見ていた段階ではこのとーり↓
【EURUSD/4時間足】
パリティを明確に割れて500pipsほど下落したあとは、再び急上昇してパリティラインまで戻ってきてますよね?
実はワタクシ、こうなるちょっと前から「パリティまで戻ったら反発ショートを狙おう」と決めておりました(・∀・)
ここまでのユーロは次回利上げへの期待値のみで上昇しているような状況。
ウクライナ戦争による被害は甚大で欧州圏に経済的にポジティブなニュースはほとんどなく、ユーロが長期的に買われる理由もない。
そのため有識者の間でも「このユーロ高も長くは続かないのでは?」といった話がちらほら上がっており、ORZ自身もそれは同意見だった。
「一度失った信頼は取り戻せない」みたいなセリフをアニメとかドラマでたまに耳にしますが、通貨の価値・信頼も似たようなもんだと思うんですよね(´ー`)

一度パリティを割れてしまったことでユーロという通貨の価値は下がったままなので、再びパリティまで戻ってきたとしてもそこが限界なのでは?と考えたわけです。
もちろん実際にどう動くかは蓋を開けてみないとわからないし、パリティラインに到達したからといってすぐにショートエントリーするわけじゃないですよん。
上記のファンダ的な根拠に加えて、しっかりテクニカル的な視点からも相場を分析しつつ戦略を立てていきます(`・ω・´)ゞ
【EURUSD/日足】
そんなわけでこちらが今回のベースとなる日足ですが、3本のMA(移動平均線)は下向きで下降雲も形成されており明確な下降トレンドと言えますね。
パリティはここ数ヶ月でかなーり意識されてる重要な節目であり、それはチャート上のライン付近の動きを見ても明らか。
今回はちょうどそこに日足のMA50が重なってきているため反発の根拠も分厚く、こりゃー戻り売りのチャンスやなと(´∀`)

前回安値までこれといった抵抗は見当たらないので、上手いこといけば400pips狙いのスイングトレードになりそうです。
戻し(上昇)の勢いがかなり強いため反発の見極めは非常に重要になりそうですが、そこは後ほど下位足で確認していくとしましょう。
【EURUSD/週足&月足】
続いて月足と週足ですが、月足レベルでもチャート上でこれより下に安値は確認できません(・ω・)
まさに底なしといった感じですが、調べたところEURUSDの過去最安値は2000年につけた0.8225らしいので、一応まだ意識される安値はあるってことですね。(まだまだ先だけど)
んまー下落の勢いも申し分ないですし、強いて言えば週足MA20までの戻しが若干の懸念ですがパリティからの反発さえしっかり確認していけば問題はないでしょう。
ではここらで一旦戦略をまとめておきます。
- 月足:レンジ安値をブレイク後パリティも割れて下落の勢いは増すばかり。
- 週足:下降トレンド。同じく下落の勢いは強いが、MA20までの戻しが若干の懸念か?
- 日足:明確な下降トレンド。パリティラインとMA50から戻り売りが狙えそう。
- 戦略:日足パリティライン+MA50からの戻り売りで前回安値までの400pips強を狙う。
最後に下位足でエントリータイミングを見ていきますよー。
最終目標には遠く及ばなかったものの概ね満足のいく結果に。
冒頭でも話した通り、重要な節目は反発・ブレイクどちらに転んでも勢いが出やすいため、タイミングを見誤ればソッコーで含み損・損切りなんてことにもなりかねません(・3・)
今回はベースが日足と大きいので、下位足は30分足を確認していきますぞ。
※エントリータイミングの見極め方は下記ページを参照ください。

【EURUSD/30分足(5日10時ごろ)】
すでにパリティ付近で上昇の勢いが抑えられつつありますね(・∀・)
ここから高値を更新せずに反転チャートパターンなどが形成されてきたらチャンス。

このように下位足が狙いと逆方向のトレンドを形成してるとビビっちゃう人もいるかもですが、むしろ反発エントリーを狙う際はよくある現象です。
ここで重要なのはあくまでベースの時間足で定めた戦略にしたがってタイミングを測ることですよん。
んで、かれこれ待つこと6時間…
【EURUSD/30分足(5日16時ごろ)】
「ソーサートップ」みたいな形で高値更新が否定され、そのまま安値(ネックライン)を割ってきたところでポチッとな。
0.99540でショートエントリーでっせー(゚∀゚)
今回は狙う利益が大きくスイングでポジション保有するつもりなので、損切りも少し大きめに-60pipsで取りますた。
そして予定通り結構長いこと保有してたので、ここからはサクサクっとその後の動きを追っていきますよー。
【EURUSD/30分足(5日23時ごろ)】
ふむ、完璧なスタートと言って良いでしょう(´ω`)
エントリーから半日経たずして含み益は+100pips超え。
よく見ると進行方向にわりとしっかりめなレジサポが控えており、目先はここを抜けられるかどうかがポイントになりそうですね。
【EURUSD/30分足(6日10時ごろ)】
不安的中ぅぅうッ( ゚Д゚)!
見事にレジサポで跳ね返され、一気に含み益は80pipsほど蒸発w
ダブルボトムまで作っちゃってるのでちょい分が悪そうですが、ここで足掻いても仕方ないしこのまま静観といきましょう。(ここからは1時間足で見ていきます)
【EURUSD/1時間足(6日23時30分)】
わりとあっさりここまで戻ってまいりました(・∀・)ただいま。
同時に逆指値を建値まで移動。
これで損失食らう心配こそなくなりましたが、とにかくこのレジサポを抜けないと未来はないので今はただ祈るのみ。
【EURUSD/1時間足(8日13時ごろ)】
それから大分時間が経って、ついにお邪魔だったレジサポゾーンを攻略(σ・∀・)σ
逆指値を+90pipsの価格まで移動し、
「これであとは利確目標の安値まで一直線か!?」
とも期待しましたが、さすがにそう甘くはないのが為替相場。
【EURUSD/1時間足(11日10時ごろ)】
さらに逆指値をずらし最低利益は+190pipsを確保したものの、ここにきて下落の勢いが弱まりちょい保ち合い気味な展開に。
最終的な利確目標である+400pipsまではまだ半分以上及ばないため、志半ばで倒れたくはないけど…(・д・)
【EURUSD/1時間足(12日0時30分ごろ)】
11日はロンドンタイム辺りから完全にドル売りムードに変わり、成す術ないまま深夜の強烈な一撃でフィニッシュ。
今回のポジションは平日4日間保有してからの+190pips(+1,340,000円ぐらい)で大勝利となりましたー!
結果として最終目標には遠く及びませんでしたが、まー重要な節目からの反発狙いという点でかなり上手くいったのでヨシとしますかね(´∀`)
反発ポイントはあくまで市場参加者の心理・売買で成り立つもの
というわけで今回はEURUSDパリティからの戻り売りスイングトレードを解説してみました。
反発狙いとなると押し目買い・戻り売りやレンジの逆張りなど、そういった“方法・手段”だけを頼りにトレードしちゃう人も多いです。
が、その価格帯・ポイントに市場参加者が注目し、且つ売買が集まるからこそ反発するんだっていう根本的な相場の性質を忘れないようにしたいですね(・∀・)

そこを意識するだけでも反発ポイントを見る目が変わるし、それに伴ってトレードの精度も上がってくるはず!
ちなみにそもそもの話をすると、相場状況を正しく把握することができなければ反発ポイント以前の問題です。
FXのトレードは順を追って体系的にスキルを身につけていくことでトレードスタイルが確立していくものなので、
「いまいち自分のスタイルが決まってない・定まってない」
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