こんばんはー。
適当なように見えて意外と凝り性なニート、ORZ（おつ）でございます(・∀・)
さてさて、今日は久しぶりにORZトレードの「相場分析〜エントリー〜決済」まで解説していきますぞい。
前回ブログで解説したのは1月末のNZDUSDのトレード（+120pips）だったので、実に3週間ぶりぐらい(´ω｀)
皆さんもお察しのとーり、最近の相場は地政学リスク（ウクライナ問題とか中国株とか）で相場が動くことも多く、なかなかテクニカルが効きづらいというかよくわからない動きが多いですよね。
【2月16日のツイート】
【ORZ的注目相場状況ボヤキ】
昨日は「ロシア軍一部撤退」の情報にユーロが買われましたが、根本的な問題は全然解決してないし新しい情報に相場が一喜一憂してる感はありますねー(´﹃｀)
今日は米小売と翌朝方にFOMCの議事録公表があるのでUSD相場からも目が離せない。
ぼちぼち方向感出てくれーw pic.twitter.com/nAqLDglmdI— プロニート仙人ORZ@FX (@NEETORZ) February 16, 2022
そこで今回のORZは明確なトレンドではないながらもある程度期待値の高そうなポイントに目星をつけて『打診売り』をしてみました(・∀・)
今は中期で明確なトレンドやレンジを形成してるような通貨がないため、それこそわかりやすい相場を探してまともに仕掛けようと思ってもなかなかにハードルが高い。
もちろんムリにトレードせずチャンス来るまで静観するのも1つです。
んが、こういう相場にも少なからず「そこそこ期待値の高そうなポイント」はあり、そういった数少ないチャンスに“損失リスクを抑えながらチャレンジしてみる”のもまた1つ。
わかりづらいからって必ずしも手を出さないことだけが正解じゃないし、少しでもチャンスがあるならその期待値に合わせた立ち回りをしていけば良いんじゃないかなーと思うわけです。
「打診売りってなんぞ？」
っていう疑問はもちろん、
「どういう相場ならそこそこ期待値高いの？エントリーできるの？」
などなど、今の相場を前に二の足踏んでエントリーできてないよって人は、今回のORZトレードを立ち回り方の一例として参考にしてみてくださーい！
※本編入る前に、ORZの手法をご存知ない方はこちらのページから概要をチェックしておくとトレード解説も理解しやすいかと思います。
相場の展開が読みづらい時は打診買い・売りで様子見。
モヤっとしている人も多いと思うので、まず先に『打診売り』ってなんぞ？ってとこからお話ししていきますよん(´ω｀)
これは一言で言うと、「相手（市場）の出方（反応）を伺うために小さめのロット数でトレードすること」です。
ボクシングの「ジャブ」と似てるかもしれないですね( ∩’ω’ )=͟͟͞͞⊃
相手を牽制して守りを固めつつジャブを繰り出す→ロット数下げて打診売り・買い
勝負かける時に威力の高いストレートを繰り出す→いつも通りのロット数で売り買い
例えば、明確なトレンドだったら勢いもあるし方向性もわかりやすいので、ある程度自信持ってエントリーできるはず。
でもその一方で「メチャクチャ自信ある！とも言えないし、かといってエントリー見送るのはちょっともったいない」っていう絶妙な局面もあると思うんですよ(´ω｀)w
要はこういう時に様子見がてらいつもよりロット数落としてエントリーしようよっていうのが『打診売り・買い』です。
さらには打診売り・買いで上手いこと波に乗れたらポジションを買い増し・売り増しして本格的に利益拡大していこーっていうのが一般的なやり方。
（複数ポジ管理するの大変なんで、ORZはあんまり売り増し・買い増しは推奨してないですけどね）
それでは打診売りの概要がわかったところでここからはORZのトレードを見ていきましょー。
トレンドの後押しがないブレイク狙いはやや期待値低め。
ワケのわからん相場が並ぶ中、唯一ORZが光明を見たのはEURAUDでした！
【EURAUD／1時間足】
こちらはベースとなった1時間足ですが、下値が水平・上値が右肩下がりのペナント（三角保ち合い）を形成してますね(・∀・)
こういう右肩下がりのペナントは下方向へブレイクする可能性が高く、主に下降トレンド中の保ち合いなんかに出現しやすいです。
ORZもよくブレイク狙いでトレードするカタチですね。
だがしかーし！
今回はすでにレンジへと転換しつつある局面。
いくら右肩下がりのペナントで下落優勢の相場とはいえ、明確な下降トレンド中のブレイク狙いに比べるとやや期待値は劣ります。
それに冒頭で話したように最近はファンダでワケのわからん動きも多いので、それを警戒する意味でもできるだけリスクは抑えたい。
そこで登場「打診売り」ですね(・∀・)
今回はこのペナントを安値側に抜けたところでショートしたいと思いますが、期待値も加味してロット数をいつもより落としてエントリーするつもり。
と、エントリーの前に他の時間足も確認していきましょ。
【EURAUD／週足】
【EURAUD／日足】
長期足はどちらもレンジ高値から反発下落ちうなので、エントリーの方向性は問題なさそうですね(´ω｀)
トレードの邪魔になりそうな狙い目方向の抵抗はややわかりづらいですが、ORZ的には日足に引っ張ったトレンドラインが怪しいなと踏んでます。
このあたりまででもおよそ+90pipsの利益は見込めるので十分かなーと。
それじゃ4時間足も見ておきますよい。
【EURAUD／4時間足】
こちらは上昇トレンドからMA100をブレイクして転換局面。
今回の狙い目である安値の水平ラインは過去にレジサポとしても意識されてるので、やっぱりここを下に抜けた時の期待値はそこそこありそうですね(・ω・)
余談ですが個人的には欧州のウクライナ問題や中国の株価上昇・オリンピック効果なども考慮するとEURAUDは中長期的に売られそうな気がしてます。（ユーロ売り＆豪ドル買い）
んまぁそういうファンダ的な予測は過信しすぎると痛い目見るので、あくまで参考程度にって感じですけどね(・３・)
ではではここまでの戦略をまとめますよー。
- 週足：長期間続くレンジ。高値ゾーンから反発下落ちう。
- 日足：同じくレンジ高値から下落ちう。安値から引っ張ったトレンドラインまで落ちそう。
- 4時間足：上昇トレンドからの転換。レジサポを下抜ければ勢いは出そう。
- 1時間足：レンジへの転換局面だが右肩下がりのペナントを形成。安値ブレイクに期待。
- 戦略：1時間足ペナントの安値ブレイクでショート。日足トレンドラインまでの80〜90pips辺りを狙っていく〜！
そして最後の仕上げにエントリータイミングをチェケラ(ﾟ∀ﾟ)！
安定のIFDエントリー！トレードは意外な結末へ…！
今回はブレイク狙い＆エントリーしたい価格まで到達するのに時間かかりそうだったので、安定のIFD注文を活用していきました！
【EURAUD／15分足】
狙い目のラインよりちょい下1.58310に「Sell Stop（ここまで来たら売り注文）」を設置し、同時に損切りを-30pipsで予約。
いつもは10ロット（±1pips＝±10,000円）で取引してますが、今回は打診売りってことでその半分の5ロット（±1pips＝±5,000円）で注文しております(´ω｀)
利益もいつもの半分になるけど損失もガッツリ減らせるので、気持ち的にもラクに見れますね。（まさしく様子見エントリー）
んで、そこから放置すること12時間…w
【EURAUD／15分足（16日の23時あたり）】
狙い目の抵抗が堅すぎてずーっとこう着状態。
まぁ抵抗が意識されてるってことは抜けた時の反動も大きくなるので悪いことではないんですけどね。
【EURAUD／15分足（17日9時ぐらい）】
おはようございます、良い朝ですね(´ー｀）
というわけでようやくエントリー開始。
すでに30pips弱の含み益が出ております。
そいじゃここからはパパッとその後の経過を見ていきますかー！
【EURAUD／15分足（17日13時ごろ）】
ほげー(・д・)！！
ウクライナの迫撃砲だの米10年債利回り急低下だの一気にニュースが舞い込んだことで相場が混乱しましたね(・д・)
今はある程度落ち着いたけど、こういう動きはやめてほすぃ。
（ユロ豪ポジはひとまず耐えました）
— プロニート仙人ORZ@FX (@NEETORZ) February 17, 2022
上のツイートでもチラッと触れたとおり、地政学的なニュースを皮切りに円、ドル、ユーロ、NZD、豪ドル辺りが一斉にドッカン。
ちなみに世界を騒がせているウクライナ問題については、近いうちにわかりやすく噛み砕いた解説の記事を作ろうと思ってます。お楽しみに！！
ポジションの方はものの5分〜10分程度で50pipsぐらい逆行してきますた(´﹃｀)（勘弁してくれ…）
しかしその後はなんとか持ち直し…
【EURAUD／15分足（18日0時を回った頃）】
ひたすら放置すること12時間、含み益は+60pipsまで回復(σ・∀・)σっしゃー
利確目標のラインまではもう少しあるし、安値を更新してくれば全然まだ伸びそうなので逆指値を建値ラインに移動。
正直今回は負けたとしても損失大したことないしそのまま放置しようか迷いました。
でも最近の相場はマジで何があるかわからんし、せっかく+60pipsも含み益出てるんでさすがにここから損はしたくないなとw
てなわけでこのままホールドして翌日またコツコツ伸ばしていこうと思ってました(´ω｀)
そして迎えた翌朝…
【EURAUD／15分足（18日9時ごろ）】
え？
チャート上だと全然逆指値に届いてないのにポジションなくなってるんだが(・д・)
何があったか知らんけど、ファンダでドッカン動く時はスプレッドも一気に広がるからイヤんなっちゃいますねー。
んまぁ今回みたいなのはさすがに稀でしょうが、最近の相場事情を鑑みても予期せぬ動きに巻き込まれたくないポジションは寝る前に手仕舞いしておくのが無難でしょう。
ORZも+60pipsで妥協して切っておけばよかったお…
ちなみにその後のEURAUDは…(・∀・)？
こんな相場だし、新しいことにチャレンジしてみるのもアリかも
そんなわけで今回のトレードは不本意な結果に終わってしまいましたが、今の相場でも利益取れる可能性があるってことはわかってもらえたかなと思います。
例えばORZは普段から移動平均線3本と一目均衡表の雲をベースに相場分析してますが、
今回みたいにトレンドラインやレジサポラインを駆使してチャートパターンを目安に戦略練ったりと、FXトレードにはいろんな選択肢があります(・∀・)
もちろん明確なトレンドやレンジの方が相場の方向性・エントリーポイントもわかりやすいので、そういう相場があるならそちらを優先すべきですけどねん。
このブログを見てくれてる方の中にはORZ手法の真似をしている人もたくさんいると思いますが、これを機にラインについて勉強してみるのも1つかと思いますぞ(・∀・)
関連ページは下に貼っておくので良かったら参考にしてみてください♪
またチャンスと思ったポイントでいまいち自信が持てない時は、今回のように『打診売り・買い』で様子見エントリーするのもアリです。
ただロット数が小さいからと判断が甘くなったり、それが原因でポジポジ病になったりしないようご注意を(｀･ω･´)ゞ
あくまできちんと相場を分析した上で相場の出方がわからない時に活用していきましょう！！
ではでは今回はこの辺で。すぃーゆー⊂(・∀・)⊃
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コメント
同じところをリアルタイムで眺めていて、自分が入るならブレイク後サポートラインで反発を確認後、短期で入るなと思いつつ眺めていたのですが、サポートライン反発後、1分足で20pips逆行していて入っていたら損切りしてたんだなってなって悲しい思いをしました・・・。
この場面って短期で入るとまずい場面だったりしました？
あひるさん、コメントありがとうございます(・∀・)
一応想像の範囲で回答しますが、あの局面で短期で入るのはアリだと思いますよ！
たしかに損切りにはなっていたかもしれないですけどね^^；
特に中期が正解とか短期が正解とかいったことはないポイントだったかなーと思います。
ORZ
エントリー根拠の画面がないとわかる訳ないか。
さっきの消しといてください、失礼しました(´・ω・｀)
先生、こんにちは。
いつもTwitter、ブログ、You Tube、有り難うこざいます！
今回、私も同じ所で、同じ方法でエントリー出来ました。
ただ、先生と違うのは、
「パターン見つけた！」
と、何の警戒心も無かったこと、
分割エントリーで3つ。
先生は半分で、警戒心MAXだったんだなって思うと、反省点もいっぱいです。
今回は特に利確ポイントが分からず、
先生のブログ、とても勉強になりました。
もう一度振り返り、勉強してみます。
いつも有り難うこざいます。
みきさん、コメントありがとうございます(・∀・)
なるほど、同じポイントでエントリーしたものの警戒心が薄かったと。
でも自信を持ってエントリーできるのは良いことですし、そこまで卑下することはないんじゃないですかね(´ω｀)
チャートパターン自体はかなり良いカタチでしたし、ORZも念には念をって感じだったので。
ともあれ参考になったみたいで良かったです♪
ORZ
ORZさん、こんにちは。
道場生のとんぎーと申します。
最近は道場の極意だけでなくブログも拝見させていただき、勉強させていただいております。
いつもありがとうございます。
今回のトレードでの4時間足の分析での質問です。
自分はサポートラインをブレイクアウト後にエントリーを考えましたが
4時間足を見ると2/2、1/27、1/26の最安値(谷になっている所)が抵抗帯となると思い
抵抗帯が多すぎて伸びないかも・・・と思いエントリーを断念しました。
実際、2/2の最安値が2/17、1/27の最安値が2/18の安値更新の抵抗となっているようにも見えます(2/17は少し下抜けていますが)
4時間足での抵抗を細かく見過ぎなのでしょうか？
今後は4時間足で細かい抵抗帯ではなく市場心理で意識されているラインのみを選択、または今回のような日足トレンドラインなどで分析するべきでしょうか？
お忙しい中返答いただけるとありがたいです。
よろしくお願い致します。
とんぎーさん、コメントありがとうございます(・∀・)
いや、4時間足の抵抗の多さはORZも気になっていたところです。
たぶんあの局面は見る人によっていろんな捉え方があるなと。
ORZもいろいろ気になる抵抗はありましたが、どれが一番意識されそうかを考えた時にあのトレンドラインを優先したに過ぎません。
結局抵抗って正解はないですし、4時間足では細かい抵抗を気にする必要がないとか、日足で確認すべきとかそういったことはないです。
あくまでその状況その状況で最も意識されそうな抵抗を警戒していく。
これに尽きます。
ここはかなり口頭で伝えるのが難しいとこなんですが、今言えるのはそんなとこですかねー。
ORZ