なぜチャートパターンで勝てない?その理由と勝率アップの秘訣

チャートパターン一覧

こういう形が出たらこう動く可能性が高い!
ってなやつがチャートパターンですが、いつもいつでもこの通り動くわけではありません(´ー`)ソリャソウジャ

なので

初心者さん
初心者さん

パターンは完璧に覚えてるのに、なぜエントリーすると逆にいくんだ…!全然勝てねぇじゃないか

このように思っちゃってる方も多いのではないでしょうか。

というわけで今回は、チャートパターンで勝てない具体的な理由を3つに分けて解説!

それぞれに対する実践的な改善策を伝授します(´ー`)

さらに勝率アップのための具体的な手法や、勝てない時のトレーダーの思考パターンまで詳しく紹介していきますので最後までお楽しみください!

チャートパターンで勝てない理由TOP3

1. 相場の環境認識を味方にできていない

チャートパターンに注目するあまり、全体的な相場環境を無視してしまうとパターンを使ったとしてもなかなか勝てるようにはならないでしょう(´Д`)

例えば、すぐ近くに抵抗帯があったり、イケイケのトレンドがまだ続きそうなのにチャートパターンのみを信じてエントリーしちゃうような場合です。

チャートパターンで負ける例

画像の赤丸の部分ではダブルトップのチャートパターンが形成されていますが、ネックライン割って下げていくかと見せかけて下ヒゲでターンして押し返されています。

もしダブルトップだけを信じてエントリーしていたら負けちゃってる場面ですね(´ー`)

これは上昇トレンドのトレンドラインという抵抗帯がすぐ下にあり、しかも過去に何度も下値を抑え押し返している分かりやすい価格帯のラインなので、基本的には市場の注目度としては

ダブルトップというチャートパターン < トレンドライン

と考えられます。

そのため、ダブルトップのネックラインを割ったとて下げは限定的。
結局トレンドラインからの買い勢に押し上げられちゃった形になっちゃった感じでしょう。

実際その後、トレンドライン割ったら大きく下げて状況が変わっていくのが確認できます(・∀・)

このように相場の全体的な環境認識を無視し、チャートパターンのみを根拠にしたトレードというのは、なかなか勝つのが難しくなっちゃうわけです。

2. 上位足の流れを無視したパターン活用

チャートパターンを活かしたトレードでは出現した時間足だけでなく、上位足を確認することが大事です。

マルチタイムフレームというやつですね!

上位足がバリバリの下降トレンドなのに、下位足で上昇への反転パターンが出たからといってエントリーすると失敗に終わることが多くなるでしょう(´Д`)

下位足のみだと失敗するパターン

画像のように上位足の大きな下降の流れを、下位足のちょっとしたチャートパターンで覆すのはちょっとパワー不足だったりするんですよね。

下位足でちょっとの上昇をスキャルピング的にさささっと取るなら問題なかったりもするし、もちろん下位足の流れを引き継いで上位足も転換していくパターンもありえます。

が、上位足の大きな流れには逆らわない方がエントリーの失敗を防ぐことができるでしょう(´ー`)

3. チャートパターン自体への理解や判断基準が曖昧

チャートパターンを【形そのまま】で暗記してるとうまく勝てなかったりもします。

例えばダブルボトムは、安値が二回同じような価格で止まってアルファベットのWみたいな形で下降→上昇へと転換していくパターンですが。

Wが完璧な正解で、それ以外はダブルボトムじゃない!(だから転換しない!)みたいな感じだと失敗しやすいトレードをしちゃいそうです。

なんでかというと、チャートパターンで大事なのは形そのものよりも、その形を形成していく過程で市場参加者がどう考え、どのような売買行動に出そうなのか?が大事だからです。

パターンの本質を見る

ダブルボトムで言えば、一回目で安値が抑えられある程度の反発上昇ののちもう一回の下げを食い止めもう一度上昇して、ネックラインを抜けることで市場参加者が「買い勢強いな」ってな感じで、売り勢が撤退したりすることで反転していくパターン。

なので、綺麗なWじゃなくても切り上げ型でも市場参加者は同じような考えをするはずだし、むしろ切り上げて買いの勢いが出てるとも見れるので切り上げ型の方が成功率高かったりします。

なのに綺麗なWじゃない!で判断すると動きを見誤る場合が全然あるということです。

あとは「安値二回つける」みたいな曖昧な判断基準だと、一回目安値つけた時の反発が弱い場合、二回目で上昇したとてネックライン超えてもすぐ下がってウロウロしちゃったりもしますからね。

チャートパターン自体の理解は大事なのです(・∀・)

勝てないパターンから脱却する具体的改善策

1. 相場環境に応じた戦略変更

先ほどの通り全体的な相場環境を無視したトレードではいくらチャートパターンが優秀だろうと勝率を大幅きく下げちゃいがち。

しっかりと全体の流れや、よく跳ね返って意識されている抵抗帯などを意識してうまく活かせるようにしましょう!

相場状況とチャートパターン

抵抗帯が近くにあるときは、無理にチャートパターンのみで戦わずに、抵抗帯を活かした戦略に切り替えたり。

全体がイケイケのトレンド相場だったら、無理に転換パターンを狙わず、フラッグやペナントといった継続パターンでトレンドに乗っかる戦略でトレードするとか。

逆にレンジだったら、硬そうなレジサポラインから反転チャートパターンを使うとか。

環境認識を活かして全体の状況に合わせたパターンで戦略を立てると勝率も上がってくるでしょう(´ー`)

2. マルチタイムな相場環境認識テクニック

チャートパターンが確認できた時間足だけでなく、上位足の流れから全体を見渡すことも大事です。

上位足でしか分からない広い範囲での過去の高値・安値、心理的節目(150円ピッタリなど)といった抵抗帯がエントリーしようしている近くにいないか。

上位足のデカいトレンドの流れに対し、無茶に逆らってトレードしようとしていないか。

日足ドル円相場

この辺を見た上で、これらをうまく活かせるようになると上手なエントリーに繋がりますね(´ー`)

上位足は注目されやすい「日足」はマストで見ておくといいでしょう!

3.チャートパターンへの理解を深める市場参加者の目線

チャートパターンは形そのものを暗記することより「この動きをした時に市場参加者はどう考えるか?」といった目線でみると臨機応変なトレードが可能になります。

多少形は歪でも、切り上げ型・切り下げ型の方が有効と判断する場合も多々ありますし、めちゃめちゃ型にはめ込まないことが大事ですね(´ー`)

色々なチャートパターン

ネックラインを抜ける時の価格変動の勢いとか、反発する時のローソク足の動きとか細かい部分でもより信頼できるチャートパターンになったり、逆に警戒心高まるパターンになったりするので、よくよく動きを観察して、こう動いたら他のトレーダーはどう仕掛けてくるか?

って多角的な視点でチャートを見れるようになると、レベルアップすること間違いなしです(・∀・)!

より勝率を上げるためのチャートパターン活用法

ここまでよくあるチャートパターンを使ったトレードで勝てない理由とその改善策を書いてきましたが、続いてはさらに一歩進んだチャートパターン活用法をご紹介!

より勝率を上げていくためにどのあたりに気をつければいいのか参考にしてみて下さい(´ー`)

高確度なパターンを選別して使う

同じような形をしていたとしても、チャートパターンは同じ成功率を持つわけではありません。

勝率を上げるためには、高確度なパターンを厳選して使っていきましょう(・∀・)

どのパターンでも、次の条件を満たすものを選ぶとちょっとは勝率上げられると思います。

・パターン形成期間が適度に長いこと・パターンが誰の目にも分かりやすく整っていること

・ラインを抜ける時のブレイクの勢いが強いこと

あまり短期間(どの時間足だとしてもローソク足が少ない)で形成されたパターンは、まだ注目度が低かったり、ネックライン等にポジションが溜まっていなかったりするので、パターンが形成されたとしてもうまく機能することが少ないと考えら得れます。

しっかりと熟成したチャートパターンを狙っていきたいですね(´ー`)

あとはやはり、自分だけが認識しててもしょうがないので、誰の目にも綺麗なパターンだと認識された方がより成功率は高くなるでしょう。

反転パターンのネックラインやフラッグのトレンドラインなど、そのラインに到達・ブレイクするまでの動きは勢いがあるものを選ぶと、そのままの勢いでパターン成功に持っていけるため、積極的に狙っていきたいところです。

エントリータイミングの最適化

相場の値動きというものは基本いじわるなもので【ダマシ】というものがついてまわります。

このダマシを回避するためにも、一度目のブレイクを見送った後の戻りを狙うエントリーはオススメです!

ダマシ回避のエントリータイミング

例えば、ダブルトップでネックラインをブレイクした後、一時的に価格が戻ってきてネックライン付近で下落を再開するタイミングでエントリー(・∀・)

この方法により、ダマシのブレイクを避けつつ、より有利な価格でポジションを建てることができます。

あとは複数の確認シグナルを組み合わせることも効果的ですね。

チャートパターンに加えて、オシレーター系のインジケーターを組み合わせたりするとより多角的な視点から理想的なエントリータイミングを図れたりします!

勝てないトレーダーが陥りがちな心理的罠

相場環境認識やエントリータイミングといったスキル的なところで上手くいかないって人よりも、実は心理的なところで上手くいってない人も結構いるのでは?

と考えれるので、ここからはテクニック以外のメンタル的な部分での勝率の上げ方をみていきましょう!

チャートパターンを過信しすぎない

巷でチャートパターンは【これ覚えれば勝てる!】とか【勝率90%のパターン】とか色々盛られて紹介されていることもあるので、特に初心者さんは

読者Kさん
初心者さん

これさえ覚えれば勝つる

みたいに過信した考えに陥りがちです。

こうした過信は「これはいけるっしょ」みたいな感じで、先ほど話したテクニック的な面を鈍らせたり、トレードルール破りの正当化にもつながります。

たとえ連勝してたとしても運良かっただけみたいな場合も多々あるので、過信はせず【相場に絶対はない】を肝に銘じておきましょう。

焦りが生む判断ミスに気を付ける

連敗が続いたり、しばらく良いエントリーポイントが見つからなかったりすると、人間焦りの感情が膨らんでいくものです。

この焦りは、機会損失への恐怖を生み出し、本来なら見送るべき低品質なパターンでもエントリーしてしまう原因になっちゃったりするんですよね(´Д`)

焦ってる時の思考パターン

また、焦りは早すぎるエントリーも引き起こしがちです。

パターンの完成を待たずにまあ大丈夫っしょ!というテキトーな未来予測でエントリーしてしまい、結果的にダマシに遭ってしまったり。

最悪、負けを取り戻そうとドデカロットエントリーとかやらかしがちなので、トレードは常にニュートラルな感情で挑むようにしましょう(・∀・)

 陥りがちな心理的罠への対処法

これらの心理的な罠を避けるためには、具体的な対処法を実践する必要があります。

メンタル管理の手法として結構有効だと思うのが、トレード前のルーティン確立です!

どの順番でチャートを見るかとか、自分の感情に気づけるようにトレード前の状態をチェックするためのリスト作るとかはかなり有効ですね(´ー`)

感情的になりそうな時は、いっそ物理的にチャートから離れることも重要です。

自分も昔は負けてマウス投げそうになったり、悔しさの感情に任せてリベンジエントリーとかしちゃってたりしたので、やはり負の感情が爆発しそうになったらサッと離れくことは大事だと思いますね。

あとはトレードテクニックとしては、イフダン注文など予約注文を活用することも効果的です!

 

感情的な判断を排除し、事前に決めたルール通りにトレードを実行できますゆえ。

そのほか、トレードを記録して後で見返して感情的な判断をした場面がないか確認し、同じ過ちを繰り返さないように対策すれば完璧でしょう!

トレード記録用のノートあったりするのでご活用ください(・∀・)

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チャートパターンで勝てないの対処まとめ

チャートパターンで勝てない理由は、先ほどの通りスキル的な問題もあったり、環境認識の不足、リスク管理や心理的要因など多岐にわたります。

しかし、これらの問題を一つずつ解決していけば必ず勝率は向上します(´ー`)自分も一つずつコツコツやってきましたからね。

そのためにも、自分がどんな原因で勝てていないのか?という部分を認識することが第一で、そのためにはトレードを記録して見返すことを今日から早速やっていきましょう(・∀・)

あとは完璧を求めすぎないことも大事で、めちゃめちゃ気合い入れても空回りするのがトレードというものだと思うので、まったりやっていきましょうぞ。

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