みなさん、こんにちは。
FXを生業にして10年以上、専業ニートのORZ（おつ@NEETORZ）でございます(・∀・)
さて今回なんですが、以前道場生さんからこんな質問をいただきました。
ORZさんがトレードで勝てるようになったキッカケはありますか？
また以前の考え方との違いなども教えてもらえると嬉しいです。
この「勝てるようになったキッカケは？」みたいな質問は結構多いです。（特になかなか成果が出ないって人は何かしら転機を欲するもんですからね）
ただその期待に対して身も蓋もないこと言うと、FXはあることがキッカケで“急に勝てるようになる”なんてことはありゃーせん(´ω｀)
こんな漫画・アニメの主人公みたいな都合の良い一発逆転展開はないわけです。笑
とはいえちょっとした意識の変化によって徐々に良い方向に向かっていくってことは全然あるし、
ORZ自身も振り返ってみれば「あの頃から変わり始めたかも？」と思う節はあるので、今回はそこんところをカンタンにお話ししていけたらなと考えちょります。
「なかなか結果が出なくて、何でも良いから現状を変えるキッカケが欲しい…」
とお悩みの方は何かの参考になれば嬉しいです(´ω｀)
※先日「FXのスランプ」についての動画も公開したのでよかったらこちらもご覧あれ↓
キッカケは「負けないトレード」への意識改革
早速結論からですが、個人的には「勝ちたい」に全振りのトレードから「負けない」を意識したトレードに変わった頃が転機だったかなーと思ってます。
例えばこちらのチャート画像をご覧ください↓
こういうチャートで「トレンド中のMA（移動平均線）は押し目買いポイントになる」という前提知識のもと、利益欲しさにここで即押し目買い仕掛ける。
みたいなことやってたのがむかーしのORZです(・∀・)
要は利益欲しさにエントリーポイントしか見えてなかったんですよね。
でも上記画像の通り、このポイントのすぐ上には抵抗となりそうな価格帯があって、
その“負ける（反発・逆行する）可能性”にもきちんと目を向けた上でそれを含めた戦略を立てていくってことがFXではメチャクチャ大事。
ってことに気づいたのが上手くいき始めたときのORZです(・∀・)（今だったらコレが当たり前のことだってわかりますけどね）
上記の場合、この時点で押し目買いをするよりも一旦抵抗付近での相場の出方を伺ってからブレイクか見送りかで立ち回った方が圧倒的に“負ける可能性を下げる”ことができます。
もちろんFXにおいて“絶対負けない”なんてことはあり得ないので、「負ける可能性をできる限り排除する＆その回避を優先」という考え方になった、と思ってもらえればOK。
ちなみにその結果チャンスだと思った相場でもエントリーを見送るといったケースは当然出てくるわけですが、
その判断がきちんとできるようになったのは“負けトレード1回を減らす価値”に気づけたからだと思ってます。
お次はそういった「思考的」なお話(・ω・)
負けトレード1回を減らす“価値”に気づけるか
冒頭で言いましたよね？「ちょっとした意識の変化によって徐々に良い方向に向かっていくこともある」と。
例えばFXで10戦トレードして下記のような戦績になったとしましょう。
コレを見た時、「稼ぐにはもっとトレードで勝つ必要があるな」と考えたそこのアナタは“利益を出すこと”に囚われてしまっているかも(´ー｀）
もちろんトレードで勝つことも大前提ではあるんですが、厳密にいうとFXで稼ぐ方法はトレードで勝つことだけじゃありません。
そう、FXは一発勝負じゃないので、負けトレードを減らすだけでもトータルの収支は増えるんですよね。
コレって単に勝率が上がってるだけなので冷静に考えれば「そりゃーそうだ」って話なんですが、なぜかFXやってるとみーんな“足し算”で考えてしまいがち(´ー｀）
「戦績が良くないから資金が増えない」→「もっと良いポイントでエントリーして勝たなきゃ！」みたいな感じ。
こういった足し算的な考えでいくと当然トレード回数も増えていきますし、トレード回数が増えるということは勝てることもあればまた負けることもあるわけで。
それなら無闇に勝ち星を増やすことに尽力するよりも、“引き算”的な考え方で負けトレードを1回2回減らすといったことに意識向けた方が効果的なんじゃないのってお話です。
なので「資金がなかなか増えない」って人は、この「負ける可能性をできる限り排除する＝負けトレードを減らす（引き算）」ということを意識してみると良いかもしれません(´ω｀)
この考え方が今のモットー「損小利大」の先駆け
ちなみに先ほどからお話している通り、相場は不確実なモノである以上どれだけ気をつけていても負けることはあります。
だからトレードする上で「負ける可能性はなるべく排除する＆回避を優先する」というところは念頭に置きつつ、
「仮に負けたとしてもその1回1回の損失額を抑えることができれば勝率高くなくてもトータル収支が増えていくのでは？」
この考えの先に行き着いたのが、今のORZのモットーでもある“損小利大”です(・∀・)
もちろん損小利大の概念をORZが発明したとかではなく、その重要性を真に理解してトレードに落とし込めたって感じですかね。
今回はあくまでキッカケの話なので割愛しますが、この損小利大についての考え方・実践方法については下記ページをご参照くだされ。
負けないトレードの実践方法
さて、ここまでは思考的なお話をしましたが、最後はもう少しテクニック的なところにフォーカスして負けないトレードを解説していきますよん(´∀｀)
「負けないトレード＝負ける可能性をできるだけ排除したトレード」で鍵となるのはもちろん“逆行リスク”。
自分がエントリーした方向と逆に相場が動くから負けちゃうわけなので、事前にそのリスクに注意しながら相場分析をしていくことが大事です。
いくつか見過ごしがちな逆行リスクをサクッと紹介していきますので参考にしてみてください。
・トレンド中にMAやレジサポ、トレンドラインの押し目・戻り目的なポイントがあると保ち合いに気づかずエントリーしちゃいがち。
・抵抗までの値幅次第だけど、基本は抵抗に対するアクション次第でブレイクか見送りという判断がオヌヌメ。
・「エントリー後順調だったのに突然逆行して含み益消失！→よく見たら上位足の抵抗にぶつかってた！」というケースが多い。
・事前に上位足も見て「狙い目方向に進んだらどこまで伸びそうなのか」を確認しておくべし。
・もちろん抵抗があまりにも近い場合はエントリーの見送り（様子見）も検討。
・反発ポイントからエントリーする際、逆行リスクそのままに“狙い目の抵抗にタッチ”でエントリーする人が多い。
・反発せずに抵抗を抜けてしまう可能性がある以上、反発したことを確認してからエントリーする方が安全。
・反発せずに狙い目の抵抗を抜けてしまった場合はエントリーを見送れば良き。
とまぁこういった逆行リスクに注意しつつ、その回避を優先しながら戦略を立てていくことで「負けないトレード」が実践できるようになっていくと思います。
何度も言うように、FXはもちろんトレードで勝つことも大事ですがそれが全てじゃありません。
誰しも“ちょっと注意してれば避けることができた負け”はあるもんでしょう(´ー｀）
その負けを1つ2つ減らすだけで、必ずしもムリに勝ちを拾いに行かずとも収支は改善できるってことをぜひ覚えておいてください。
少なくともORZはその考え方の変化が良い方向に向かうキッカケになったような気がするので、
「なかなか上手くいかないから何かしら転機が欲しい」
とお考えの人は良かったら今回の記事を参考に。
またORZのトレードは【FX道場】の方で基礎的な部分も含め一から習得していただくことができるので、もし手法の方にも興味があればぜひ下記から詳細をご確認ください(´ω｀)
それではまた次の記事にてー！
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