「オオタニサンハニホンノタカラ!」
どうもこんばんは、プロアスリートならぬFXプロニートのORZ(おつ)です(・∀・)
今日は本題に入る前に普段Twitter見てない人へ一応お知らせ!
【朗報】
昨年9月、AppStoreにてMT4・MT5が新規でダウンロードできなくなり、FX業界全体に衝撃が走りました。
あれから早半年、AppStoreのMT4・MT5が昨晩ついに復活したようです(σ・∀・)σ
今後また規制が入らないとも限らないので、iPhoneユーザーの方は今のうちにダウンロードしておきましょー。— プロニート仙人ORZ@FX (@NEETORZ) March 8, 2023
ハイ、てなわけで本題に入っていきますが、今回の記事で解説するのはEURUSD4時間足をベースとした移動平均線&レジサポラインの戻り売りトレード。
普段からブログ見てくれてる人はご存知の通り、今年に入ってからのORZはレンジを筆頭にわりとラインを使ったトレードが中心になってます。
そういった“相場の節目をより意識したトレード”はここまでなかなか成功率も高く、
またこういった考え方・節目の捉え方等は後ほどアップデート予定(リリース時期はまだ未定)のFX道場にも盛り込んでいきたいと考えてます(´ω`)お楽しみに。
んで、今回のトレードも最初は「上手いこと相場の節目を捉えることができたんじゃないかな」と思ったんですが…ワタクシすっかり忘れてました。
去年の相場で猛威を奮っていたファンダメンタルズの影響力を。
詳しいことはトレード解説を見てもらえればわかりますんで、ぜひ最後まで楽しんでってくださいなー(σ・∀・)σ
強固な抵抗が揃うEURUSDの戻り売りポイントをロックオン!
初めましての方は先にORZ手法の概要を下記でチェックしておいてもらえると、この先の解説も理解しやすいかと思います。
ORZ手法の概要 | |
---|---|
時間足 | デイトレは基本1時間足・4時間足がベース |
相場分析 | 移動平均線と一目均衡表の雲・ライン等を使ったテクニカル分析で相場環境認識 |
主な手法 | トレンド相場では順張り(押し目買い・戻り売りor高値・安値保ち合いのブレイク狙い) |
レンジ相場は基本レジサポラインからの逆張り狙い | |
資金管理(決済) | 「損切り:利益=1:2以上」くらいの損小利大スタイル |
テクニック | マルチタイムフレーム分析で多角的に相場を分析 |
ちなみに最近ライントレードが増えてるのは移動平均線や雲により明確なトレンド(中期)と認識できる相場があまり多くないっていうのも1つの要因ですね。
では早速今回のベースとなったEURUSD4時間足からチェックしていきますよん。
【EURUSD/4時間足】
下降トレンドに強めの戻しが入り、ちょうど移動平均線(以下MA)の期間100とレジサポラインにぶつかってる局面ですね(・ω・)
MA100付近での攻防はそのままトレンドが崩れるリスクもあり、個人的にはそれなりの根拠がないとあまりトレードしないんですが…
この4時間足直近の動きを見ると上昇(戻し)の動きも抑えられているように見えるし、レジサポラインの反発実績もなかなか優秀。
上位足の状況&エントリータイミングの見極め(細かい反発の挙動確認)次第なところはありますが、戻り売り狙っていけるんでないかなと思います。
またファンダ的なところでいうとここ最近のアメリカは利上げの長期化が噂されているため、これが中長期のドル買い要因にならんかなーと密かに期待。(後押し材料になれば良き)
そんなわけで上位足の方も確認してみましょう。
【EURUSD/月足&週足】
月足は保ち合いになっていた安値のレジスタンスをブレイクしたあと、そのラインまで戻ってきてる状況ですね。
見ての通り反発回数もかなり多く、これだけ長期で見ても反発実績のある抵抗は強度も高いと判断して良さそう(´ω`)
また週足の方は戻しの勢いが強いとはいえ下降トレンドMA100から明確に反発しており、下に抵抗もないためあわよくばこのまま下落するなら爆益狙える可能性も…?
【EURUSD/日足】
一方日足は少しややこしい相場状況です。
ここから下がれば三尊を形成しそのまま下落の勢いが加速しそう。
しかし下にはMA100+安値抵抗が控えており、ある程度下がったところから反発上昇してくるというリスクも捨てきれません。
月足週足と大きな時間足は軒並み下目線なので長期的に見ればそこまで影響ないかもですが、一応目先の障害になりそうな反発リスクも念頭に置いておいた方が良いかも。
てなわけでここまでの戦略を一旦まとめますぞー。
《月足》レンジ安値ブレイク後の戻りでレジサポラインに到達。反発実績豊富。
《週足》下降トレンド強めの戻しからMA100で反発下落中。下に抵抗はなし。
《日足》上昇トレンド保ち合い。三尊形成の可能性と安値からの反発リスクが共存。
《4時間足》下降トレンド強めの戻しからレジサポライン+MA100に接触。反発実績豊富。
《戦略》4時間足レジサポライン+MA100から戻り売りを狙う。長期的に見て下に抵抗はないため長期保有で利益伸ばす予定。
ではでは最後にエントリータイミングを見ていきますよー!
ベースの時間足のスケールに合わせた下位足を確認
基本的には細かい値動きを確認するために下位足を見てエントリータイミング(厳密にはエントリーするかどうか)を判断していきます。※詳細は下記ページ参照。
ちなみにタイミング確認の際、普段は5分足を見ることが多いですが、これはORZの場合トレードのベースが1時間足であることが多いから。
あくまで確認したいのは“抵抗付近での反発の挙動”なので、あんまりベースの時間足とかけ離れた小さすぎる時間足を確認してもダマシが増えるだけです。
ベースの時間足が大きくになるにつれ、それに合わせて見る下位足もスケールアップさせるのが無難ですね。
【EURUSD/15分足】
で、今回は4時間足がベースなので、タイミングは15分足で確認していくことに(´ー`)
狙い目の抵抗(レジサポライン&4時間足MA100)付近で上昇の勢いは収まり、反転の兆しを見せてますね。
このままネックラインを下抜けてくれば下落の勢いも加速しそうだしその辺りでエントリーしたいんですが、まだここまで落ちてくるには時間がかかりそう。
こういう時には「IFD注文」が便利です。
今回は狙い目の価格に「Sell Stop(ここまで下がったら売り)」注文を設置しましたが、コレは文字通り注文した価格に到達すれば自動で売りエントリーが発動する仕組み。
少し前にこういった“押し目買い・戻り売りの際にIFD注文活用するコツ”的な記事を書いたのでよかったらコチラも参考にしてみてください(σ・∀・)σ
【EURUSD/15分足(3月2日15時前)】
その後結局4時間ほど経過し、ようやく注文価格にぷすり。
1.06400でショートエントリー開始ですぞー(゚∀゚)!
ちなみに今回は4時間足ベースってこともあり値幅が大きめなので、損切りも-50pipsとちょい大きめに取ってます。
それじゃここからの展開を追っていきましょー。
唐突に流れを変えてくるファンダメンタルズの脅威
【EURUSD/15分足(3日0時30分ごろ)】
エントリーから約半日、非常に順調な滑り出しですね(´∀`)(早くも+40pips!)
ネックライン下抜けたあとは目論見どおり下落の一途を辿っており、4時間足を見てもドンピシャで反発ポイントを捉えることができたかなーと。
やっぱり反発回数の多い抵抗は信頼度も高いし裏切らない!
と、悠長に浮かれてましたが、実はこのトレードのピークはここまで。ここからは早くもファンダの逆襲が始まるお。苦笑
【EURUSD/15分足(4日0時30分ごろ)】
先ほどの状況から丸一日経った状態がコチラ↑
一時+60pips辺りまで下がったものの、そこからは流れが変わったようにじんわりと上昇を続けてますね(´﹃`)
この原因は先日の相場まとめ記事でもお話したように、アトランタ連銀総裁が当面の0.25%利上げを支持したためです。
それまで次回のFOMC利上げ幅拡大(+0.50%)が期待されドルが買われる傾向にあったものの、この発言を機にその期待が一気に縮小。
結果、米長期金利はスコーンと下落ムードに。(これがモロドル相場の動きに直結しますた…orz)
ただこの時点でのユロドルはまだ調整的な動きのようにも見えた上、さすがに長期金利もこのまま下がり続けたりはしないだろうと考え週またぎのポジ保有を決行。
そして翌週…(ここからは30分足で見ていくよい)
【EURUSD/30分足(6日22時30分過ぎ)】
米長期金利の下落が止まらない。(つまりドル売りも止まらない)
そしてここにきて更なる向かい風。
画像オーストリア連銀のホルツマン総裁がECB(欧州中銀)の大幅利上げ長期化を示唆する発言を繰り出し、相場は全面ユーロ高に。
1つのトレード根拠でもあった4時間足MA100も突破され、残すはレジサポラインのみ(´﹃`)
ただファンダによる「ドル安ユーロ高」という狙い目(ドル高ユーロ安)とは完全に逆の流れになってしまった以上、さすがに抗うのは厳しいか。(頼むレジサポライン!!)
【EURUSD/30分足(7日1時ごろ)】
あまりにも無力…!
ファンダに掌握された相場の前に為す術なし、信頼していたレジサポラインもほぼ無抵抗のまま損切りラインにぷすり。
-50pips(-339,605円)でフィニッシュとなりましたー(´﹃`)
今年に入ってからはあまりこういう動きに遭遇してなかったんですが、去年はこういうファンダ発端の無慈悲な動きが本当に多かったってことを改めて思い出させられました。orz
ちなみにその後のEURUSDがコチラ↓
【EURUSD/30分足(8日12時前)】
ドル売りの動きはある程度のところで一服し、昨晩パウエルさんが今後の利上げに対して強気(ハト派)な発言をしたことで一気にドル買い。
あの余計なドル売りさえなければこの飯ウマ変動で爆益GETできてたはずなのに。
ぐぬぬ余計なことを…(´д`)(結局金融政策・利上げ云々はパウエルさんの発言が一番強いのよ)
まー悔やんでも仕方なし。
ファンダによる変動は依然として脅威ということを改めて肝に銘じつつ、次回からのトレードに切り替えていきたいと思います。
ファンダは予測するものではなく“備えること”が大事
てなわけで久しぶりの負けトレード公開となりましたがいかがだったでしょう?
今回に関してはファンダが不利な方に働きましたが、その後の下落を見るとわかるように場合によっては有利に働くこともあります(・ω・)
結局こういったファンダによる変動を予測することはできないので、強いて言えば
- 不利な方に働いた場合に備えて損失管理(逆指値の設置・調整)
- 有利な方に働いた場合はその恩恵に預かり利益を伸ばすor早めの利確
ってところを重要視していけば良いのかなーなんて思ってます。
今回のORZのように不利な展開に巻き込まれちゃったらそれはそれで仕方ないので、きちんと想定の範囲内でトレードを締めくくることが大事。(無駄に損失を大きくしない)
「想定の範囲ってどゆこと?」
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コメント
自分も今回のトレードでCAD/CHFの良さげな4時間足レンジ相場に臨んだのですが、カナダの政策金利の据え置き発表で、いい感じに上がっていた反発ポイントが簡単に逆行ブレイクし損切になっちゃいました(´;ω;`)