【スイスフランショック】FX市場に戦慄走る!どうなるユーロ!?フラン大暴騰!

あわわわわ、相場が大変なことになっとります・・・!!!!
タイトルの通り、昨日ブログで自分が取引を公開していた真っ最中、FX相場に戦慄が走りました。

事態が大きすぎるので、各所でニュースになり既に皆さんに情報は届いていると思いますが、

対スイスフランの通貨ペアで歴史的な値動きが起こしました!

スイスフランに何が起きたのか( ゚Д゚)!?

事態の重大さを把握するにはチャート画像を見るのがてっとり早いと思いますので、まずはこの画像をご覧下さい↓

EUR/CHF D1(12:30のチャート)※クリックで拡大
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こちらはEUR/CHF(ユーロ/スイスフラン)の日足チャートですが・・・

パッと見でわかるくらいの大暴落が起こっておりますね!

しかも、暴落の大きさが桁違いです。
画像に書きましたが、矢印が指している小粒のローソク足。

潰れちゃってもはやローソク足に見えないほどになってしまっていますが、こんなに小さなローソク足でも値幅は約100pipsあります。

自分が普段通りの枚数(100枚)で運用していたら
この豆粒のようなローソク足ですら100万円の分の損益が出ます。

・・ここで改めて画像を見てみてください。
EUR/CHF D1(12:30のチャート)※クリックで拡大
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このアホほどデカイ陰線は、普段の日足の約30倍です。

単純に100枚で運用していたら大雑把に計算して3000万円の損益が1日で出るレベルw

フ◯ーザ様が「私の戦闘直は53万です」といった時以来の衝撃です。

さらに詳しく見るため、少し短い4時間足も見てみましょう↓

EUR/CHF h4(12:30のチャート)※クリックで拡大
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直近の値動きが大きすぎて、それまでのローソク足が1本の線みたいになってますw

4時間足でこれほど価格が飛ぶことはまず無いと思って良いです。

それもそのはず・・・この値動きはFX市場において
過去100年で最高の短期値動きだそうです。

大袈裟に言ってしまえば、今自分たちはFXの歴史的瞬間に立ち会っているということですね!

しかし、これほどの膨大な値動き。
ハッキリ言って、多くのFXトレーダーの人生を左右するレベルです。

おそらく、指値・逆差指値を入れていたところで価格が滑りまくりでちゃんと機能しなかったことでしょう・・。

こんな事態はさすがに予想できませんでしたが・・・
急激な値動きの時のために、約定力の高いFX業者を選んだり
0カットで口座がマイナスになっても追証が発生しない海外FX業者を選んでおくことが大切だと実感しましたね。

Lot数を多く持つ為に口座にお金をMAX入れておくのもリスクが高いので、証拠金はある程度で抑えハイレバでトレードするのもリスクヘッジとして有効だと改めて思いました。

この歴史に残る事態を受けて、株価関連の掲示板などはお祭り状態でした^^

「気づいたら口座に1億あったw」

「朝の時点で200万だった証拠金が2000万って・・・え??」

「嬉しすぎて涙が止まらない」

「ふと口座見たら-4000万。オワタwww」(いやいや、笑えません)

「もう死〇たい」

この普段だったら誰もが軽く流すであろう書き込みが、この日ばかりは全てが真実だと思ってしまいます。

スイスフランに関しては、あまりに突発的で予想できませんでしたが、ここ最近の流れを見てもユーロ売りの流れは明確でした。

実際自分がFXを通じて知り合った友人は、ユーロ売りの流れを踏まえて、対ユーロの様々な通貨でSを入れており、

昨日の値動きで
「っしゃぁぁぁぁ!3000万儲かったぁぁぁぁ!」
とか抜かしてました(´Д`)ケッ

そうです、現実にこういうことが起きてしまう程の現象だったんです。

羨ましくもあり、恐ろしくもあります。

このスイスフランの値動きによって3億円の利益を得たトレーダー、
はたまた-9000万円の損失・追証を喰らったトレーダーまでいるわけですから、
まさに天国と地獄の象徴ですね(´ー`)

では、そもそもなぜこのような事態が引き起こされたのか・・・
ちょっと解説していきます。

続くユーロ売りが今回の元凶だったのか!?

この異常な値動きは、ユーロ爆売り・フラン爆買いの流れから始まりました。

最近のユーロはギリシャの不透明感、ユーロのトップに立つドイツの経済が思わしくない、フランスの立てこもり銃乱射事件など、全くと言っていいほど良いニュースがありません。

そんなことから、市場でユーロが上がる要素が一切無いとまで言われていました。

その反対に、スイスは資産家・投資家にとって安全な国として有名です。

従って、今や不安要素の塊であるユーロを売ってスイスフランを買う。
と言う流れが出来上がっていたのです。

しかしなぜ、このタイミングで100年に一度と言われるほどの事態が起こってしまったのか・・?

元々スイス中銀は、自国通貨スイスフランの行き過ぎる上昇を抑えるため、対ユーロで1ユーロ=1.20000の上限を設けていました。

どういうことかと言うと、ユーロ・フランの価格が1.20000を割り込みそうになるとスイス中銀が無制限介入を行い、ユーロ買い・フラン売りによって、そのラインを割らせないというものです。

いくら投資家たちがリスクが高そうなユーロを売り、フランを買ってもこの上限をスイス中銀が全力で守っていたわけです。
スイス中銀というめちゃくちゃでかいバックがいるので、投資家達は誰もがこのラインは「絶対」だと思っていました。

んがっ

昨日の歴史的事件はスイス中銀が突如この《上限》を撤廃したことから引き起こされました。

この上限である1.20000は絶対的な防衛ラインとして見ていたFXトレーダーも大勢いましたし「ここは絶対安全なライン」だと考え、反発で逆張りを仕掛けていた人も少なくありません・・

そう考えるとゾッとしますね(((・д・)))

なんでもスイス側は1ヶ月前まで
「上限は断固防衛ライン!」
とか言っちゃってたみたいですw

しかし1ヶ月前と考えると、ギリシャなどの影響でちょうどユーロが急激な下落を見せ始めた時期。

スイスからしてみれば、この1ヶ月で状況が一変した。ということでしょうか。

先程スイス中銀がユーロを買うことによる無制限介入で上限を割らないように調整していた、とお話しました。

現状ユーロの下落っぷりを考えると、スイスにとって上限を守るためとは言えユーロを買うリスクが高くなりすぎて
「もうユーロとかムリ!付き合いきれない( ゚Д゚)!」
こうなってしまったのかもしれませんね。

それにしてもタイミングとしては「上限は絶対防衛ラインだお!」とか公言したあと、たった一ヶ月での撤廃ですからね。
もうちょっと市場にインパクトが出過ぎないように、どうにかできた気がするのですが。

今後の海外FX見通し

今回のスイスフランショックという前代未聞の大事件が起きた後ですから、正直いつ何が起こるか分かりませんw
従って安易な憶測もできません(´Д`)

しかしそれではデイトレーダーは務まりません。
あくまでどういう流れになりそうか、注目通貨ごとに考えていきましょう^^

①スイスフラン

スイスフランの取引は、膨大な値動きの影響でスプレッドが極端に広がっており、手を出そうにも出せません。

そもそも今一番不安定なフランは、ボラティリティもめちゃくちゃ高くなっているので、短時間で大きな利益と短時間で大きな損失を被る可能性が等しくあると考えます。

デイトレーダーとしてウズウズしている感情は否定できませんが、ここは手を出さないのが賢明ですね(´・ω・`)
ワタクシは目先の利益よりもリスクを回避することに務めるでござる。

という訳で、超不安定でどう動くか全然予測できなスイスフランは手を出さないのが一番です。

②ユーロ

次に注目すべきは、最近最も海外FXの市場を騒がせている「問題児」ことユーロ君ですw

ユーロは今後1,2週間の間に2つのイベントを控えています。

1つは22日。ほぼ間違いなくこの日に追加緩和が行われるであろうという憶測が飛び交っています。

ただでさえ昨日の一件で売りの勢いが加速したばかり。
ここで追加緩和なんてことになったら、益々ユーロ売りの追い討ちになります。

2つ目は25日。ユーロが市場を騒がせている元凶・ギリシャの総選挙です。

この選挙の結果が海外FXの市場にどう影響するかは予測しづらいところですが、現状ギリシャはユーロのお荷物的存在となっています。

もし仮にこの選挙でギリシャがユーロ脱退ということになれば、お荷物が無くなり、ユーロが買われる可能性も有り得ないとは言えません。

ひとまず目先は、ユーロ売りの流れが加速しそうな22日の追加緩和。
そこに焦点を当てて、ユーロに注目していきたいと思います^^

③円

最後はスイスと並ぶ「安全国」と称される日本の円です。

現在ユーロを持っておくのは危険。

そういう流れでどんどんユーロが売られているわけですが、その状況で逆に買われやすいのが「安全国」の通貨です^^

今回上限を撤廃したことによるスイスフランの値動きにばかり目が行きがちですが、今後は円の動向にも注目です。

スイスフランは現状あのスプレッドですから、そうそう好んで手を出すトレーダーも多くはないと思います。

となると、買われる候補として浮上するのが円です。

安易な憶測は危険なので、あくまでクロス円は下目線(円買い)ではないか?という方向で観察していきたいと考えてます^^

さて、今回のFXブログでは「歴史的大暴落」についてお話しましたが、正直まだまだ詳細は分からないことが多いです。

今回の一件で、家を建ててもおつりが来る人、逆に全てを失ってしまった人。

海外FXの夢と現実を多くのトレーダーが痛感したと思います(´Д`)

今回のようなことは非常に稀であり、滅多に起きない現象ですが、現実に起きてしまったことは事実です。

しかしここからリスク管理の大切さを学んだ方も多いはず^^
自分も身が引き締まりました。

これほど短時間の大幅な値動きだと、ロスカットは期待できません。
ゼロカットのない業者での取引は追証が発生し、多額の借金を抱えることになりかねません(@_@)

タダでさえレバレッジを高く設定できる海外FXで取引する場合は、今回のようなもしもの場合を考えて自分の全財産を投入することは避けましょう^^
ハイレバは証拠金を少なく抑える為の機能ですので、

0カットも必ずついていて、ちゃんと機能するFX業者を選定しましょう!

デイトレーダーに限らず、海外FXは資金管理が必須です。
大袈裟に言えば人生に関わってきます。

ギリギリまで資金を突っ込むのではなく、余裕を持った資金で楽しくFXを取引していきましょう(´∀`)

また「スイスショック」について何か分かったことがあれば、随時ブログで報告しますのでよろしくです^^

 

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