FXの優位性をとことん高めるボリンジャーバンドの使い方

FXの優位性をとことん高めるボリンジャーバンドの使い方 ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンド

まるでジャンプ系アニメの中に出てきそうな名前ですよね(・∀・)
いかにも厨二病患者が好きそうなネーミングセンスですが、実はこれ「ボリンジャーさん」が作ったインジケーターだから「ボリンジャーバンド」という名前なのです。

そう。奇遇にもサンドイッチ伯爵が生み出した「サンドイッチ」と似た由来なんですね〜(´ー`)

サンドイッチ伯爵とボリンジャーさんが並んでいる画像

ということで。
コチラのカテゴリーはFXユーザーに大人気!ボリンジャーバンドの特集でございます。

ボリンジャーバンドは、「ボリバン」という愛称で参考書やネットでも良く登場する有名なインジケーターです。
パッと見で伝わってくる「やってくれそうな感じ」と、「ボリバンタッチでエントリー」というシンプルな使い方が人気を集め、多くのトレーダーに使われています。

だがしかし(´ー`)

「σ」「標準偏差」「統計学」などなど。かなり難解な用語と一緒に使い方を説明される為、なんとな〜く理解して、なんとな〜く使っている方も多いのではないでしょうか?^^;

初心者
びぎなー
んもぅ!!
インジケーターの説明って何でどれも分かり辛いの!?
イラつくわぁ〜💢

きっとこんな気持ちになっている方もいるかと思います。
ここでは、そんな「ついつい頭に来ちゃう解説」はできるだけ避けて、小学生でも分かるように噛み砕いて「ボリンジャーバンドのイロハ」を解説します( ・ิω・ิ)

※2019年08月30日※
基本の解説をまとめた動画を制作しました!コチラも合わせて御覧ください^^
ボリンジャーバンドの具体的な使い方は、記事の後半に用意されています。

YouTubeでも好評配信中!

そもそもボリンジャーバンドとは?

ボリバンをチャートに表示させた画像

まず、ボリンジャーバンド(以下:ボリバン)は、「これから先に起こる価格変動が、どのくらいの範囲内に収まるのか?」を教えてくれるインジケーターです。

もともと為替相場には「上がりすぎれば下がる、下がりすぎれば上がる」という法則があります。ボリバンは、この上がり過ぎ・下がり過ぎを「予想される変動範囲」として「確率(標準偏差:σ)」を使って表してくれます。チャートに表示される「バンド(線)」がソレです。

見方をザックリ紹介すると「これから先の価格変動がバンドAの中に収まる確率はBです」みたいな感じ(´ー`)

ボリンジャーバンドの大まかな見方を解説した画像

より具体的な説明は後でするとして、先に「そもそも”ボリンジャーバンド”を今日始めて知った」という方向けに、ボリバンを構成している様々な要素の名前を説明しましょう(´ー`)

ボリバンの基本の見方:用語や意味について

チャートにボリバンを表示させて要素名を書き込んだ画像

↑画像をご覧下さい。
色々と用語を書き込んでありますが、今はチンプンカンプンだと思います。順を追って解説していきますので、1つずつ確実に理解していきましょうԅ(˘ω˘ԅ)

「σ」ってなんて読むの?どういう意味?

まず「σ」は「シグマ」と読みます。「2σ」なら「に シグマ」ですね(´ー`)
そしてσは統計学で使われる”標準偏差(ひょうじゅんへんさ)”を示す単位です。

初心者
びぎなー
はぁぁぁ?

ってなりますよね^^;
標準偏差をザックリ解説すると、一定期間の平均値からどの程度ばらつきがあるか?散らばり具合を表す数値です。そのばらつき具合(標準偏差)を表す為にσ(シグマ)が使われます。
ボリバンで描かれるラインを指して「1σ(シグマ)」と呼ぶので、「σ=バンドの名前」と考えちゃってOK(´ー`)

移動平均線を基準にプラス方向に表示されるバンドなら「+σ(プラスシグマ)」、マイナス方向に表示されるバンドなら「ーσ(マイナスシグマ)」と呼ばれます。
プラスのσ、マイナスのσをチャートに示した画像

何故「1σ、2σ、3σ」なのか?

ボリバンは「1σ」「2σ」「3σ」の3本を組み合わせて表示させるのが一般的で、1σ、2σ、3σ以外の数値は使いません。3σ以上の「4σ」とか、1σと2σの間「1.5σ」といった数字は一切使わないのです(´ー`)

これは「1σ、2σ、3σ」各バンド内で価格変動が収まる確率がすでに求められているからです。

バンド内で価格変動が収まる確率
バンド内で収まる確率を図式化した画像
1σのバンド内に収まる確率は「68.2%」
2σのバンド内に収まる確率は「95.4%」
3σのバンド内に収まる確率は「99.7%」

↑このようになっています(´ー`)
3σのバンドの中に収まる確率は99.7%。かなりの高確率です(笑)
ただ、2σでも95.4%で充分に高いです。なので、ほとんどの人は3σは表示させず2σまでを使っているようですよ♪

アッパーバンド・ロワーバンド

まず、画像には「紫:2本」+「赤:3本」合計5本の線が表示されています。この中で中心のオレンジ1本を除いた他4本がボリバンです。ローソク足よりも上にあれば「アッパーバンド」、下にあれば「ロワーバンド」と呼びます。

ボリバンのバンド名を説明している画像
上側 アッパーバンド3σ
上側 アッパーバンド2σ
中心 移動平均線:期間25
下側 ロワーバンド2σ
下側 ロワーバンド3σ

先程紹介した「+σ(プラスシグマ)」「ーσ(マイナスシグマ)」と同じ意味なので、「+2σバンド」でも「2σアッパーバンド」でもどっちでもOKです(・∀・)

中心の移動平均線を基準に、外側になるに連れて「1σ、2σ、3σ」と数字が大きくなります。ちなみに、1σは表示させる意味がほぼ無い線なので敢えて表示させていません。

ボリバンの代表的なシグナル3つ

ボリバンには「エクスパンション」「スクィーズ」「バンドウォーク」という3つのシグナルがあります。
ボリバンを使ってテクニカル分析をする為には欠かせないシグナルになりますので、しっかりと頭に叩き込みましょう٩( ᐛ )و

エクスパンション

エクスパンション(expanshon)は「拡張・膨張」という意味の単語です。なので「ボリバンがエクスパンションした」は、”ボリバンの幅が広がった”という事になりますね(・∀・)

ボリバンのエクスパンション

エクスパンションは「ボラティリティの上昇」を意味します。

具体的な状況を詳しく紹介すると、例えば5分足チャートに期間25のボリバンを表示させている状態でエクスパンションが起こったとします。すると、それが指し示すのは「過去125分間の平均値を大きく超える変動が起こった」という事です(´ー`)

期間25のボリバンでエクスパンションが起きた状況

もしコレがレンジ相場の最中に起こったらどうでしょう?
ある程度チャートを見慣れている人なら「トレンド発生の可能性が高まった!」と判断できるはずです♪

スクィーズ

スクィーズ(squeeze)は「絞る、詰め込む」という意味の単語です。ボリバンのスクィーズは”ボリバンの幅が狭くなっている”という事になります(・∀・)

ボリバンのスクィーズ

スクィーズは「ボラティリティの低下」を意味します。また、レンジ相場(ボックス相場)を指し示すシグナルでもあります。

具体的な状況を詳しく紹介すると、例えば5分足チャートに期間25のボリバンを表示させている状態でスクィーズが起こったとします。それが示すのは「過去125分間の平均値内に収まる程度の変動」という事になります。

バンドウォーク

バンドウォーク(Band Walk)はチャートがどちらか一方向に動き続けている時、ローソク足がボリバンの中心(移動平均線)まで戻らずバンドに沿って動き続けることです。

ローソク足が移動平均線まで戻らず、一方向に動き続けるということは「ボラティリティがかなり高まっている」と捉えることが出来ます。

バンドウォークの画像

ただし、ここで注意すべきは「バンドウォーク=トレンドの発生」ではないということ。
そもそもバンドウォークは「ボラティリティがかなり高い状態」を示しているだけなので、どちらかというと「上がり過ぎ・下がり過ぎ」を示すシグナルとして捉える方が合っているんです。

要するに「その時々の状況によって捉え方が全然変わる」から、安易にトレンド発生のシグナルとして捉えてはいけないということですな(´ー`)

ボリバンの期間設定について

ボリバンをチャートに表示させる時、必ず設定しなければならないのは「期間」「偏差(σ)」「色・太さ」の3項目です。それ以外の項目は全てデフォルトのままで構いません。
それぞれの項目を詳しく紹介していきますね(´ー`)

「期間」の設定方法とオススメ数値

ボリバンの「期間」とは中心にある移動平均線の期間のことで、ここの設定を変えると「ボリバンの幅」と「ローソク足とのシンクロ率」が変わります。
下の画像は、「期間:5」と「期間:25」で設定したボリバンです。

期間5のボリバンの設定画像期間25のボリバンの設定画像

ご覧の通り、期間が短い方が幅が狭くなり、またシンクロ率の高い動き方をしていることが分かります。期間が長くなればその逆ですね。
どちらを選ぶかは個人の好みですが、自分は「期間:20〜25」の設定が1番見やすいです。

移動平均線を単体で使う場合も「期間:20〜25」がよく使われますし、ボリバン愛好家の多くも同じ期間を良く使っていますからね(´ー`)
それに「インジケーターの期間は1番良く使われている数値にする」というのが鉄板です。

スマホ版MT4の操作方法

「期間」の設定を変更する手順:MT4スマートフォンアプリ
チャートをタップしてメニューバーを表示させ、メニューバーの「f」ボタンをクリック
「メインウィンドウ」をクリックし、インディケータの名前一覧の中から「Bollinger Bands」をクリック
設定項目の中に「期間」があるので、そこに表示される数字を変更する。(デフォルトは「5」)

「偏差」の設定方法とオススメ数値

偏差は「1σ」「2σ」「3σ」以外の数値は使いません。理由は前述したとおり、それぞれのバンド内に値動きが収まる確率がすでに計算で求められているからです。

もしσの設定を「1、2、3」以外に設定してしまうと、↓下記の表で記されている確率が全く意味を成さなくなりますのでご注意ください。

バンド内で価格変動が収まる確率
バンド内で収まる確率を図式化した画像
1σのバンド内に収まる確率は「68.2%」
2σのバンド内に収まる確率は「95.4%」
3σのバンド内に収まる確率は「99.7%」

さて、もうおわかりかと思いますが、ボリバンの偏差は設定を変える必要はありません(笑)
変えるとしたら、デフォルト設定の「2σ」を好みに合わせて「1σ」か「3σ」に変えるくらいですね。もしくは、「1σ+2σ」「2σ+3σ」のように複数表示させるくらい(´ー`)
ボリバンの偏差をオススメ設定に直した画像
↑画像の設定は、個人的にオススメしている「2σ+3σ」の組み合わせです。参考にしてください(´ー`)

スマホ版MT4の操作方法

「期間」の設定を変更する手順:MT4スマートフォンアプリ
チャートをタップしてメニューバーを表示させ、メニューバーの「f」ボタンをクリック。
「Bollinger Bands」をクリックし、設定画面の中にある「偏差」の数字を変更します。
デフォルトは「2.000(2σ)」に設定されているので、任意で「1.000(1σ)」「3.000(3σ)」に設定を変えて下さい。

「色・太さ」の設定方法とオススメ

これは完全に好みの話になります^^
FXでは、ストレスを溜めないようにチャートを分析することも大切です。そのためには「チャートのカスタマイズ」が欠かせません。

ローソク足1つとっても「実態の色」「ヒゲの色」を指定できますし、インジケーターも色と太さを自由に変えることができます^^
下記のサンプルは自分(ORZ)が実際に使っている設定です。参考にしてみてください(´ー`)

モノトーン&差し色「オシャンティー」ver

チャートをモノトーン基調にカスタマイズした画像

エナドリカラーで元気ハツラツ「オロC」ver

チャートをエナドリカラーにカスタマイズした画像
※注意:エナドリ=エナジードリンク、オロC=オ○ナミンC

スマホ版MT4の操作方法

「期間」の設定を変更する手順:MT4スマートフォンアプリ
チャートをタップしてメニューバーを表示させ、メニューバーの「f」ボタンをクリック。
「Bollinger Bands」をクリックし、設定画面の中にある「スタイル」をクリックします。
好きな色を選択した後は、下にスクロールして「幅」から好きな太さに変更しましょう。

ボリバンを使ったテクニカル手法:基礎編

ボリバンは、インジケーターの中では珍しく「順張り」「逆張り」どちらでも通用する手法があります。ボリバンが人気な理由の1つですね(´ー`)

ここでは「順張り」「逆張り」2つの手法について、基礎的なところを詳しくまとめます。

ボリバンの「順張り」手法

ボリバンを使った手法では、トレンドフォローの鉄則とも言える「押し目買い・戻り売り」といった戦い方をしません。が、移動平均線を使った相場判断がベースになりますので、今まで移動平均線ベースでトレードしてきた人でも問題無く使いこなすことができるはずです^^

手法の概要

この手法は、ボリバンがスクィーズからエクスパンションへ以降するタイミングで発生するバンドウォーク、もしくは小規模なトレンドを狙います( ・ิω・ิ)

手順①:チャート上のスクィーズを捉える

まずは、パッと見で構いません。チャートを開いてスクィーズを見つけましょう。
ボリバンがスクィーズになっている画像

スクィーズの状態は、チャートを見ている投資家達が「買い」か「売り」かを悩んでいる状態の時です。そういった状態の時は、いわゆる「パワーを溜めている」と考えられているので、どちらか片方に寄り始めると「待ってました!」と言わんばかりに連鎖反応を引き起こすことが多いです。

スクィーズからのトレンド発生をイメージした画像

つまり、スクィーズのあとは比較的トレンドが発生しやすいということ。ボリバンを使った順張り手法では「スクィーズを見つけられるか?」によって結果が大きく変わるのです( ・ิω・ิ)キリ

手順②:2σと移動平均線でバンドウォークを見定める

スクィーズを見つけられたら、次は「バンドウォーク」が発生した・しそうになったらいよいよエントリーです。が、やはりリアルタイムのチャートでバンドウォークを見つけるのは至難の技です。

そこで、100%の的中率は出せないまでも、比較的角度が高いポイントを見つけるために注目していただきたいのが「2σ」「移動平均線」

具体的には「ローソク足が2σに到達し、移動平均線とも距離が離れているポイント」を見つけられれば非常にGOOD(・∀・)b
ローソク足が2σに到達して移動平均線とも距離があるポイント

↑上記の画像の○印ように、ローソク足3〜4本が2σのバンドに張り付き始めたらバンドウォークと判断してもOK!この辺りでエントリーしましょう^^

手順③:決済(利食い)は「エクスパンション」で判断

エントリーし終えた後は、利食いのタイミングです。
利食いはバンドの向きを見て判断します。具体的なポイントは下の画像に示した通り、ローソク足とは反対側の2σがエクスパンションして反対を向き始めている時です。

ボリバンの決済ポイントを示した画像
エントリー この時エクスパンションは膨張中
ホールド この時エクスパンションは水平
決済(エグジット) この時エクスパンションは反対方向を向き始める

この手法は、スクィーズの状態から→エントリー→決済に至るまでそこそこ時間を掛けている割に、あまり利幅は大きくありません(笑)
できることならエントリータイミングを早くし、決済タイミングを伸ばしたいところ(´ー`)

ですが、この順張り手法は「トレンド発生の初動に乗っかる」というなかなかリスキーな手法です。そのため、安全が確認出来ている「③エクスパンションが反対を向き始める」の状態で手仕舞いする(決済する)のが妥当な判断と言えます。

微益だからといって気にすることはありません。FXは勝てりゃぁなんでもえぇんです(・∀・)

ボリバンの「逆張り」手法

順張りの手法とは違い、逆張りの手法はかなりシンプルです。
ボリバンの主な使い方として逆張りが紹介されているのもこれが理由ですね。

手法の概要

この手法は、レンジ相場を形成している時にアッパーバンド・ロワーバンドに限らず「2σ」にローソク足が到達した事を確認し、プライスアクションで反転を確認できればエントリーする、という手法です。

この時、スクィーズ、バンドウォーク、エクスパンションといったサインは加味しません。あくまでも、ボリバンの持つ性能をシンプルに活用する手法です(´ー`)

手順①:レンジ相場を見つける

まずは、チャートを開いてレンジ相場を見つけましょう。
レンジ相場の定義は、「ローソク足が一定の高値・安値の間を行ったり来たりしている状態」もしくは、「ボリバンの中心にある移動平均線が水平に推移している」です。
レンジ相場の画像

この時、レンジではなく「スクィーズ」を探してもいいのですが、そもそもレンジはスクィーズも含んでいるので、スクィーズだけを探すよりもレンジを探したほうが圧倒的にチャンスが多くなります^^

手順②:2σとプライスアクションでエントリーを見定める

レンジ相場を見つけられたら、次は「どちらの2σに到達するか?」を見ておきましょう(´ー`)

じっくりと観察して、2σに到達したところで「プライスアクション」を確認しましょう。トンカチ、ピンバー、リバーサル、なんでも良いです。
「反転」を示すプライスアクションが出たら、有無を言わずにエントリーします。
反転のプライスアクションを確認している画像
レンジは一見方向感の無い相場に見えますが、1度大きく動いてしまったら絶対に戻ってきません。^^;
戸惑っているうちに利益獲得のチャンスを逃してしまうこともあるので「2σ到達」、「プライスアクション」の2つを確認できたらすかさず狙っていくべきです!

手順③:決済は移動平均線

エントリー後の決済は、「1本手前のバンド(線)」を目安に判断しましょう。
理想は反対側のバンドまでみっちり獲ることですが、あくまでも「獲れたらラッキ〜♪」くらいで構えておいてください。

利確目標に到達で決済している画像

ボリバンと相性バツグンの組み合わせ

ボリバンは、インジケーター全体で「トレンド系」に部類されます。
トレンド系のインジケーターと相性が良いのは、当然オシレーター系のインジケーターです。

ここでは、中でも特に相性が良いインジケーターと、何故相性が良いのか?を紹介しますね(・∀・)

MACD(マックディー)

MACDは、移動平均線をベースに開発された精度の高い売買シグナルを出してくれるインジケーターです。FXトレーダーの間でもかなり人気が高いんですよ(・∀・)

計算方法の異なる2つの移動平均線EMA(MACD:先行線)とSMA(シグナル:遅行線)で構成されています。
※注意:MT4のスマートフォンアプリだとEMAのデフォルトの設定は「ヒストグラム」と呼ばれる棒グラフの状態で表示されていますが、機能は同じです。

基本的な見方(シグナル)は「買いシグナル」と「売りシグナル」の2つ。

・買いシグナル:2本の線が基準値よりも下にある時、EMA(MACD:先行線)がSMA(シグナル:遅行線)を上に抜ける(ゴールデンクロス)
MACDの買いシグナルの画像

・売りシグナル:2本の線が基準値よりも上にある時、EMA(MACD:先行線)がSMA(シグナル:遅行線)を下に抜ける(デッドクロス)
MACDの売りシグナルの画像

MACDの売買シグナルは、ボリバンの順張り手法なら「決済」で。逆張り手法なら「エントリーと決済」どちらでも使うことができると思います(´ー`)

RSI(アール・エス・アイ)

RSI(相対力指数)は、一定期間の「値上がり幅」と「値下がり幅」に焦点を当て、値動きの強弱(買われすぎ・売られすぎ)を判断できるインジケーターです。

チャートに「上限100:下限0」の枠が表示され、値動きの強弱を表す折れ線グラフが「70を上回れば買われすぎ」、反対に「30を下回れば売られすぎ」という見方をします。

・買いシグナル:RSIが30を下回った場合
買いシグナルの画像

・売りシグナル:RSIが70を上回った場合
売りシグナルの画像

RSIの売買シグナルは、先に紹介したMACDよりも分かりやすいです。好みで使い分けて下さい♪
使い方はMACDと同じ。順張り手法なら「決済」で。逆張り手法なら「エントリーと決済」どちらでも使えます(´ー`)

まとめ

ボリンジャーバンドは、インジケーターの中でも”最強”の呼び声が高いです。理由はこれまで紹介してきたとおり。

・ボラティリティの変化が視覚的に分かりやすい
・バンドの中で値動きが収まる確率は90%以上
・他のインジケーターとも相性が良い

↑上記のように、インジケーターとしての性能は他に類を見ない程に優れています。あとは、トレーダーの腕次第!ボリバンを使いこなし、FX市場を攻略してやりましょう٩( ᐛ )و

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