どうもこんにちは、FX専業ニートのORZ(おつ)です(・∀・)
先週の相場は米ドルや欧州通貨の“行って来い”な動きが目立ちましたねー。
ああいう相場の転換は何が起こったのかがわからないとついていけなかったりもするので、最低限の情報は仕入れておきたいところ。
そんなわけで世間は祝日ですが今週もやっていきましょー「サクッと相場情報まとめ」。
毎週更新のこの記事では「忙しくてorめんどくさくて相場の情報を調べられない」って方のために以下の情報をサクッと簡潔にまとめております↓
※クリックすると各見出しに移動もできますよー。
1週間スパンで相場のイベントを把握しておけばそれを見越した立ち回りができますし、
ファンダの重要な情報を押さえておくことで長期的な相場の分析にも役立つので、ぜひ最低限の情報だけでもこの記事でチェックしておいてください(`・ω・´)ゞ
ではでは【10/03〜10/07】の期間からサクッと振り返ってみよー!
より情報の新鮮さ・リアルタイム性を求めるならTwitterで検索するのがオススメ!あとは「為替速報」でググるとまとめサイトとか出てくるのでそちらも見てみると良きです。
※「そもそもファンダメンタルズがよくわからんぞ」って方はまず下記のページを参考にしてみてください。
【10/03〜10/07】先週の相場トピックス
- 10月3日:(英)大規模減税案を撤廃。
- 10月4日:(欧)次回ECB(欧中銀)利上げ幅拡大への期待感UP。
- 10月5日:(米)ロンドンタイムに入り米長期金利上昇。
- 10月5日:(米)サンフランシスコ連銀総裁追加利上げを示唆する発言。
- 10月6日:(欧)ECB議事要旨にて全てのメンバーが主要金利75bp引き上げに合意したとか。
- 10月6日:(欧)欧州の主要株が軒並み下落。
- 10月7日:(米)雇用統計は上方結果。
トピックスを見ても分かる通り、先週はほぼほぼ米ドルと欧州通貨のターンでしたね(・∀・)
週の前半と後半でガラッと流れが変わったというか、前半は「ドル安・欧州通貨高」で後半は「ドル高・欧州通貨安」だったイメージです。
具体的に何かあったというより、利上げへの期待感とかインフレ・景気後退への懸念とか、そういった“市場の思惑”で長期金利や株が大きく上下してそれに為替が引っ張られてた感じだったかなーと(・ω・)
で、前半はどんな様子だったかっていうと、まずはイギリスが少し前に発表してた「大規模減税案」を撤廃。
【GBPUSD/1時間足】
詳しいことは「9/26の相場情報サクッとまとめ」で話してますが、減税案発表時の市場のネガティブ反応はヤバかったですからね。
英政府としても「こんなはずじゃなかった…」って感じだとは思うんですが、案の定この政策を中止・撤廃したことで市場はポンド買いで反応。
そのほか欧州については、先々週からECB主要メンバーが次回利上げへの強気な姿勢を示しており、その流れを引き継いでか先週の序盤はユーロが買われました。
ただイギリスは新首相になってから財政がゴチャゴチャ、欧州もインフレ対策が思うように行っておらず、「このポンド・ユーロ高は長くは続かないのでは?」といった噂もチラホラ出てました。
週後半は米ドル・欧州通貨が真逆の展開に
で、先週の転機はユロドルが1.0000のパリティに到達した辺りですね。
この辺から露骨にポンド高・ユーロ高がストップして保ち合い始め、水曜のロンドンタイムに入り急激に米長期金利が上昇。
「ドル安・欧州通貨高」だった相場が「ドル高・欧州通貨安」に舵を切りました(・∀・)
【EURUSD/1時間足】
パリティはかなーり重要な節目なので、ORZも「ここまで戻してくるなら」とショート目線で張ってました。
テクニカル的にも結構良いポイントで入れたトレードなので次回の記事で詳しく解説しようと思っとります。
その後はECBの主要メンバーが次回0.75%の利上げに合意といった議事録も発表されたものの、市場は特に反応せず。
それどころか欧州株が軒並み下落したことでリスクオフのドル買いが加速し、「ドル高・欧州通貨安」の流れは止まらず、といった感じ(・ω・)
そんな中迎えた週末の雇用統計は軒並み上方結果。
【雇用統計発表直後のドル円5分足】
多少乱高下はあったものの、概ね結果通りの素直な動きだったかなーって印象ですね。
週明けの今日は少し調整?の売りが入ってますが、やっぱり長期的に見るとドル買い優勢なのかなって気はしてます(´ω`)
さて、ここからは今週のイベントをサクッとチェックしておきますよー。
【10/10〜10/14】今週の主要イベント
※細かい指標発表時間を確認したい方は、ORZも普段見ているこちらのサイト(外部リンク:マネーパートナーズ)をどぞ。
今週はイベントこそ少ないものの、やはり今となっては雇用統計以上の破壊力を秘めているであろう「米消費者物価指数(CPI)」が最注目。
先々月に続き先月もその期待を裏切らない動きを見せてますからねー。
【CPI発表時のドル円1時間足】
んまーアメリカのインフレ問題が収束するまでこのCPIの影響力は続くんでないかなーと思ってます(´﹃`)
トレードするもしないも個々の自由ですが、ポジション持ってこの時間帯を跨ぐ場合は必ず逆指値を入れておきましょう。(それでも滑る可能性はあるのであくまで自己責任)
そのほか地政学的なところでいうと最近はウクライナとロシアの戦争に結構動きがありますよね。
先日の土曜だかにクリミア大橋の火災・崩落によって、クリミア半島にいるロシア兵が撤退不可能&補給困難とかでロシアの劣勢に拍車がかかってる状態。
こうなってくると暴走モードのプーチンさんがどんな行動に出るかもわからんので、動き次第じゃ為替(特にユーロやリスクオフの円買い・ドル買いなど)に影響が出るやも。
今話題になっているクリミア半島はロシア・ウクライナにとって非常に重要な場所なんですが、その詳細はこちらのページで解説してます。
とまぁいろいろと地政学的リスクが高まりそうな状況なので、繰り返しになりますがポジションの損失管理・資金管理は徹底しておきましょう(`・ω・´)ゞ
では最後に現在の相場状況をチェックしておしまい〜。
【10/10】現在の相場状況
【クロス円/1時間足】
クロス円相場に関しては先週に引き続き円自体の影響力はほぼないように見えますね(・3・)
チャートを見るとそれぞれが独自のカタチをしており、これは円の力ではなくもう一方(ユロ円ならユーロ)の力で動いているということになります。
特に最近は欧州通貨(ユーロ・ポンド)やオセアニア通貨(豪ドル・NZドル)などが動きやすいので、そっちメインで見て行っても良いかも。
【ドル相場/1時間足】
続いてドル相場ですが、円ほどではないにしろ米ドルも影響力はやや小さいように見えます。
やっぱり欧州通貨ないし豪ドルなどに引っ張られてる感が強い(・д・)
んまーただアメリカに関しては今週どデカいイベント(CPI)が待ち構えているので、それ次第でドル相場の展開は如何様にも変わるはず。
米CPIの発表は10月13日(木)の21時30分からなので絶対にお忘れなく!(ポジってる人は特に!)
てなわけで今回の「相場情報サクッとまとめ」はここまでー!
初めましての方が勘違いしてしまわないように言っておくと、ORZ自身はあくまでテクニカルベースのトレーダーです。
テクニカル重視で相場を分析して戦略立てつつ、時にファンダの情報を後押し材料として活用していくスタイル。
※今ポジション持ってるユーロドルのトレードも後日記事にて詳細に解説する予定なので、まずはその前に過去のトレードもチェックしてみてくださーい(´ω`)
トレードテクニックが下地にあってこそこういったファンダの知識が活きて爆益GETに繋がったりもするので、「ファンダの前にテクニカルをしっかり極めたいぜ!」って方はぜひ下記から【ORZのFX道場】もチェックしてみてねー↓
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