連日グズついた天気で暑いのか寒いのかよくわからんですね。
どうもこんばんは、ORZです(・∀・)
今回は先週ORZが仕掛けたUSDJPYスイングトレードを公開！
ORZがスイングトレードをする場合、最初から長期足ベースで仕掛けるよりは「中期ベースで入って長期間保有」みたいなパターンが結構多いんですが…。
今回ベースにしたのはさらに小さい15分足！！
そう、短期足ベースで仕掛けたのにポジションを長期的に保有したわけです(´ー｀）
いつも「短期で入るなら深追いは厳禁」ということをお話ししてるんですが、なぜ今回は長期的にポジションを保有したのか？
その辺りも含めて解説していきます。
んまぁこのトレードについては散々Twitterの方でボヤいてたので結果をご存知の方も多いと思いますが、週末金曜の雇用統計後の急落により建値決済となりました(´ー｀）w
とはいえ途中まではしっかり利益も出せていたので、ぜひ戦略の部分を参考にしていただければなと思います。
ではではいくいく〜((((((((っ･ω･)っ
どうにかUSDJPYの長期上げ相場に乗っかりたい日々
ORZの手法をご存知ないよって方は先に下記のページをご覧いただけると、この後の解説も入ってきやすいかと思います^^
さて、それではトレード解説の方に入っていきますが、今回はベースとなった15分足からではなく、長期足から順に見ていきましょう(・∀・)
【USDJPY／週足＆月足】
正直長期はハッキリと方向性は出ておらず、わかりづらいっちゃわかりづらい相場ですね。
ただ大分前にトレンドラインを上抜けており、ここ数ヶ月は確実に上を目指してるのがわかります(・ω・)
市場でもドル高継続への期待値は高く、先月のFOMCを経てからはアメリカの利上げ・経済回復への期待も相まって
「長期的に米ドルは買いやろ」
という意見が非常に多かったですね(´ー｀）
んまぁこういった意見を鵜呑みにするわけじゃないですが、ぶっちゃけUSDJPYに関してはORZもずっと買い目線で見てました。
最近の米関連のニュースとか市場の盛り上がりとかを考慮すると、長期的なドル買い相場が一転して崩れるとは考えにくいな〜と。（一時的な調整・戻しとかはあるかもしんないけど）
【USDJPY／日足】
さて、日足に関しては上昇トレンド中の三角保ち合いって感じですかね(・∀・)（保ち合いってほどでもないかな）
以前の記事でお話しした通り、上のレジスタンスが平行の「上昇型の三角保ち合い」は上に抜けやすく、また抜けるとその方向へ勢いよく伸びる習性があります。
そしてこの日足を見る限り、すでに三角保ち合いをわずかながら上に抜けております(´﹃｀)（ついでに111円のレジスタンスも）
こりゃ〜チャンスやなと。
もう少し細かい時間足を確認していきながらチャンスを探っていきました。
【USDJPY／1時間足】
あ、エントリーできそう(・ω・)
111円付近のレジスタンスを抜けたあと、その上に乗っかるようにして二度反発してますよね。
これはレジサポが意識されている証拠であります(´ー｀）
さらに言えばUSDJPYの111円はここ最近メチャクチャ市場に意識されているので、余計にレジサポとしての信頼度は高いのかなと。
ただ勘の良い方はわかると思いますが、ここで即買いを入れるには少し根拠が物足りない。
この1時間足はあくまでレンジ上限を上抜けただけなので、このままのノリで買っちゃうとダマシにも遭いかねない。
念の為もう少し「上方向への勢いがあること」と「反発の材料」を確認したいところです。
【USDJPY／15分足】
というわけでようやく15分足の出番(´∀｀)
先ほどの1時間足では買いで入る根拠が「レジサポ」しかなかったものの、この15分足を確認したことによって「上昇トレンド」「MA50の押し目」という2つの根拠を新たに入手しました！！
少し保ち合い気味になっているのが気になるところではありますが、これだけ根拠が揃っているなら15分足をベースに狙っていった方が得策ってもんでしょう(´ー｀）
これで『15分足上昇トレンドのレジサポ＋MA50の押し目買い』というエントリー根拠が完成しましたね！！
ちなみに今回、長期的にもこれといって抵抗になりそうなポイントがしばらく見あたらないので、上手く乗っかれたらトレールでいけるとこまで行っちゃいたいと思ってます。
そいじゃ少し長くなりましたがここまでの戦略をまとめましょう〜！
- 週足＆月足：よくわからんけど、トレンドラインを上抜けてる＆直近の勢いから上目線。
- 日足：上昇トレンド高値圏で三角保ち合い。すでに少し上抜けてる。
- 1時間足：レンジ上限を抜けてレジサポ形成。現在はその上で反発中。
- 15分足：上昇トレンド。レジサポ+MA50が重なるポイント。
- 戦略：15分足レジサポ＋MA50で押し目買いを狙い、上手くいったらトレールでいけるとこまでいっちゃお〜。
【ちょっと寄り道】短期ベースで入り長期的にポジを保有した理由
さて、エントリータイミングを測っていく前に、冒頭でお話しした「なぜ短期ベースで仕掛けたのに長期的なポジション保有を考えたのか？」を先に解説しておきましょう(・∀・)
まずORZが短期トレンドに乗っかってトレードする際の多くは『中期トレンドがグングン伸びてMAとの乖離が大きく開き、中期で入りどころがない』時なんですよね。
→参考トレード：中期トレンドの勢いが強すぎて入りどころがない。そんな時の短期トレード。
このトレードで何を懸念すべきかって言うと、“チンタラポジションを持っている間に中期的な戻しが入ってしまう”こと。
このように中期の押し目が意識されるとその戻しの動きで短期トレンドは崩れていきます。
すると当然短期で持っていたポジションはその逆行に耐えられないので、深追いはせず中期的な戻しが入る前に15pips〜20pips程度でサクッと逃げるようにしているわけです(・ω・)
一方今回のトレードはちょっと状況が違うんですよね。
たしかに短期15分足ベースではあるものの、軸となる根拠は111円付近のレジサポ。
そしてこの根拠（抵抗）は15分足だけでなく1時間足、果ては日足レベルにも共通するものです。
つまりこの場合、先ほどのような中期的な戻しは気にする必要がありません。
短中長期、みんな揃って意識されている抵抗は同じですからね(・ω・)
今回はあくまでそれ以外の根拠が複数揃っていた短期足をベースにしたってだけで、本筋は長期的な流れを見据えてのトレードというわけです。
下位足でエントリータイミングを測っていく〜！
さて、気を取り直してエントリータイミングを測っていきますよん(・∀・)
【USDJPY／5分足】
長くなっちゃったのでエントリー直後の画像を見ていきます。
狙い目の抵抗（15分足MA50）付近でダブルボトムを形成し、ネックラインとMA100を上抜けたとこでポチッとな。
111.107でロングエントリー(ﾟ∀ﾟ)！
結構保ち合いが続いてたので正直この保ち合いをブレイクしてから買った方が良いかな〜とも思ったんですが、、
抵抗も強そうだしブレイクまで待つと損切りの位置が浅くなっちゃうし、今回は反発したことがきちんと確認できれば十分かなと考えちょい早めに仕掛けました(・∀・)
ちなみに中長期を見据えてるので損切りは-25pipsとある程度広めに取ってます。
そいじゃ結果は冒頭でお話しした通りなのでその後の動きをサクサクっと見ていきましょ〜！
【USDJPY／5分足】
エントリー後は狙い通り順調に含み益を拡大し、あっという間に+50pipsまで到達！
そこから強めの戻しが入ったもののまた上昇し+40pipsってとこです(・ω・)
しかし高値圏で山2つ作ってるので、ここから落ちてくるとダブルトップ形成の恐れ。
【USDJPY／15分足】
そしてこちらが週末金曜の朝を迎えた時のチャート。
ダブルトップこそ作らなかったものの完全に保ち合っちゃいました。
ちなみに第一金曜日といえばそう、雇用統計ですね(´ω｀)
実はこのトレードは元々雇用統計までガッチリ握っておくつもりだったんです。
普段はあくまでテクニカル重視のトレードなんですが、今回の雇用統計（というかアメリカ経済の回復）には期待せざるを得ない(´﹃｀)
あわよくばビッグな利益を掴めるかもしれないということで、余力を持って雇用統計に突っ込むために早めにドル円ポジを仕込んでおいた、というのが今回の本当の狙いだったのです！！
ある程度含み益が出れば逆指値を建値にずらして最悪プラマイゼロの状態で雇用統計を迎えられますからね♪
そういった意味ではここまでおおよそ狙い通りの展開だったんですが、、、迎えた雇用統計の発表(´ー｀）
非農業雇用者数の変化：（前回）55.9万人／（今回の予想）70.0万人／（結果）85.0万人！！
【USDJPY／1時間足／雇用統計発表後】
予想よりも遥かに結果がよかったにもかかわらず急激にドルが売られる始末。
雇用者は増えたけど失業者も増えてたみたいだからそこが懸念されたのかな？
あとはこの結果自体がある程度織り込み済みだったって線もあるかもですね(・３・)
しかしこれで「雇用統計によるドル買いビッグウェーブに乗っかる」というORZの野望は打ち砕かれたわけですが…
まだ長期的なドル買いの流れが崩れたわけでもあるまい。
急落からの買い戻しで+30pipsまで回復したし、このままポジションを持って週をまたごうと決意しました(・∀・)
そして翌朝。
【USDJPY／1時間足】
雇用統計からの下落の流れ止まらず。
朝起きてチャート見たらポジションは跡形もなく消えておりました(´﹃｀)
というわけでこのトレードは±0pipsでフィニッシュでっす！！
為替ニュースとか見ても特に米ドルが売られる材料みたいなのはなかったですが、米ドルロングポジションの調整か？なんて言われてますね。
ちなみにこの記事を書いている今現在もドル売りの流れは止まってません(・３・)（どうなる米ドル相場！？）
固定観念に囚われるべからず！
さて、今回は短期ベースでエントリーしたスイングトレードを公開しました！
「短期は深追いすべきではない」とORZはこれまで言ってきましたが、それはあくまで“短期トレードを仕掛ける際は基本的に深追いすべきではない状況だから”です(・ω・)
今回のトレードのように条件が揃っていれば、たとえ短期ベースで仕掛けたとしても大きな利益を狙っていくことは可能。
「短期＝早めの決済」と決めるつけるのではなく、その時々の逆行のリスクや相場状況を踏まえた上で柔軟に判断していきましょう(´∀｀)
とはいったものの、これはある程度中期と短期のトレードがしっかりできることが前提の考え方なので、初心者さんはまず土台となるトレードスキルを身につけることが先決ですね。
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