どうもこんにちは。
FX専業ニートのORZ（おつ）です(・∀・)
先週の相場は何やかんやで円安が続きましたねー。
【USDJPY／1時間足】
週明けからしばらく保ち合いになったり、その後ある程度上がったところから強めの戻しが入ったりってこともあったけど、終わってみれば結局高値を更新してる始末。
なかなか止まらない円安ですが、目先の最重要価格と言っても良い“ドル円145円”まではもうあとちょっと。（→なぜドル円145円に注目？）
今週末は月末・四半期末・半期末とかなり重要な節目なだけに、ドル円の状況も相まって相場に大きな動きが出る可能性アリです(´ω｀)
そんなわけで今回も相場の要点をサクッとチェックしていきまっせー！
先週の注目イベントや相場の動きを振り返りつつ、今週のイベントや相場状況をチェックして今後の動きに備えようっていうのが主な目的(・ω・)
（記事終盤では現在の相場状況に対するORZの見解もお話してますぞい）
→過去の相場まとめ記事はコチラから全て閲覧できます。
個人的に「ファンダメンタルズは知っておくことで得はしても損はしない」と考えていて、
少しでもトレードを優位に進めたいって人はぜひ最低限の情報だけでもこの記事でチェックしておくことをオススメしますぞー(｀･ω･´)ゞ
またファンダはそもそもトレードの基本となるテクニックがあってこそ活きるので、
「自分のスキル・テクニックに自信がない」
「一人で勉強していけるか不安」
って方は【FX道場】の方もチェックしてみてねー(・∀・)（何をどんなふうに勉強できるか？は下記ページを参照）
【6/19〜6/23】いよいよなところまで来た円安に警戒感増す？
【先週のトピックス】
- 6月20日：（日）止まらない円安を受けて日銀の動きが警戒される
- 6月21日：（独）ナーゲル独連銀総裁がタカ派発言
- 6月22日：（英）政策金利はサプライズ0.5%利上げ／（米）パウエル議長が年内2回の利上げを明言
- 6月23日：（欧）仏・独などのPMIが悪化／（米）PMIは製造業↓サービス↑
【相場への影響】
上記の図を見てもらうと何となくわかるかと思いますが、わりとどこの場面でも円が反応してます。
欧州絡みのリスクオフ・リスクオンだったり、米経済・長期金利絡みだったり。円は日本以外からもかなり影響を受けやすい通貨なんですよね。
そんな円の先週の動きは、ユーロ円辺りを見ると比較的わかりやすいかと(´ω｀)
【EURJPY／1時間足】
1週間通してほとんどが欧州やアメリカに振り回されて動いてたような感じでしたが、んまぁ依然として円売り方向に傾いてることはたしかです。
とはいえ冒頭でも言ったように、今市場が注目している「ドル円145円」まではあとわずかというところまで迫っており、
今後さらに日銀や財務省の“為替介入or長期金利上限撤廃”といった動きへの警戒感は増してくるはず。
今朝も神田財務官が「行き過ぎた動きにはどのような選択肢も排除しない」といった口先介入とも取れる牽制発言してましたが、相場は特に反応せずでしたねw
何にせよ今週はタイミングがタイミング（半期末＆ドル円145円目前）なだけに日銀が行動を起こしてもおかしくないし、起こさなくとも相場では大きな動きがありそうな気も。
結局蓋を開けてみないとわからないのが相場ですが、少なくともイレギュラーな事態に“備えておく”ことはできるのでポジション管理は徹底しておきましょ(´ω｀)
主要国の政策金利に関する情報
その他先週で気になったところとしては、米・英・欧といった主要国の政策金利に関する情報ですね。
まず欧州はナーゲルさん（独連銀総裁）の「インフレ率の目標達成までは依然として長い道のり」といった発言から利上げ継続期待値UP。
続いて22日の英政策金利は0.25%利上げ予想からまさかのサプライズ0.50%利上げ。
発表直後はかなりワケわからん動きしてましたが、変動幅はポン円で170pips前後とさすがの荒れっぷりでした↓
【GBPJPY／5分足】
コチラもサプライズで利上げ幅拡大したってことはインフレ圧力が全然収まってないってことなので、やはり利上げの継続期待値は高いと見て良いでしょう(・ω・)
そんで最後、FRBのパウエルさんは前回FOMCで利上げを一旦停止したものの「今年あと2回の利上げが適切となるだろう」と明言。
「年内に2回利上げがある」という事実よりも、それによって「年内の利下げはない」という裏付けが取れたコトに好感が持たれてドル買い円売りが加速した模様です。
そういったことから先週のドル円は円売りだけでなくドル買いも後押しとなって上げ幅を拡大したカタチ。
変動幅で見ると先週だけで200pipsちょい上がってたので、この流れが継続するなら単純に今週中には145円に到達する計算。
そうすんなり行くかどうかは置いといても、警戒する理由としては十分な状況ですね(´ー｀）
てな感じで先週の振り返りはここまで〜。
【6/26〜6/30】重要な節目を迎える週末。28日の要人発言も注意。
※細かい指標発表時間を確認したい方は、ORZも普段見ているこちらのサイト（外部リンク：マネーパートナーズ）をどぞ。
今週は経済指標を見るとそこまで大したことない気もしますが、注目は28日の要人発言ですね。
この日は「ECBフォーラム」というお偉いさんの討論会みたいなのがあって、そこには各国中銀のトップも出席。
重要な発言飛び出す可能性も全然あるので、心配な人は28日夜にポジション持たないor整理した方が良いと思います(´ω｀)
あとはやっぱり1週間通してドル円の行方と日銀・財務省の動きや発言には要注意かなと。
Twitterとかだと「今回は145円では動かないと予想」みたいな人もチラホラ見ますけど、だとしても警戒を怠る理由にはならないですからね。
では最後に現在の相場状況をさらっと確認しておしまいにしますよー！
【6/26】現在の相場状況を確認！
【クロス円／1時間足】
先ほどロンドン開場と同時にやや円買いが加速しましたが、今の動き見る限りだと一時的だった様子。
ロンドン勢が朝の神田財務官の牽制発言に反応したのかもしれませんね。（もしかしたら次いで欧州勢も円買いで動いてくる可能性はある）
依然として円売りが強い感じを見ると、やっぱり日銀・財務省が具体的な行動に出るまではこの熱も治まらないのでは？とも思ってしまう(・д・)
どのみちORZは先週からCADJPYでポジってるので、何が起きようと最後までこやつに付き合う所存です。（頑張れ円安）
【AUD相場／1時間足】
続いて現在の米ドル相場がかなり微妙だったので、今回はわりとわかりやすいカタチになってる豪ドル相場をピックアップ。
米ドル相場は今週指標とかパウエルさんの発言とか、変動材料が結構控えてるので今後の展開次第って感じですかね。
上記豪ドル相場に関しては、先週原油や中国株（上海総合指数）が下落したことでそれに引っ張られるように豪ドル安に。（※原油や中国と豪ドルの関係はコチラのページ参照）
強いて言えば方向感はわかりやすいけどコレがいつまで続くかは正直全然読めないので、テクニカル的に上位足の抵抗などを見極めつつ判断していきたいところ(´ω｀)
ハイ、てなわけで今回の「サクッと相場情報まとめ」はここまで！
やっぱり今週の注目は“行き過ぎてる円安”と“28日の要人発言”ですかね。
1つの目安にもなってるドル円145円に到達するのか？
実際に到達したとして日銀及び財務省は行動に出るのか？
要人発言等含め、いつ何が起きても良いようなポジション管理は必ず意識していきましょー！
※「そもそもトレードテクニックに自信がないYo」って人は良かったら下記ページも参考にしてみてください。
あ、それと当ブログでは【FX道場】という学習システムもありますので、「一からきちんと体系的にトレードスキルを身につけたい」って方はぜひ下記から詳細をチェックしてみてねー。
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