どうもこんにちは、FX専業ニートのORZ(おつ)です(・∀・)
ここ最近の相場は米ドル筆頭にドカンと動くことが多かったせいか、先週の相場は何か物足りない印象でしたね。
あんまり荒れるのも好ましくはないですが、動きがないとそれはそれで方向感も出てこないので非常に悩ましいところ。
ちょうど良い相場はこないもんですかね(´﹃`)ヤレヤレ
さて、それでは今回もこの「サクッと相場情報まとめ」でいろいろとチェックしておきましょー。
先週の注目イベントや相場の動きを振り返りつつ、今週のイベントや相場状況をチェックして今後の動きに備えようっていうのが主な目的(・ω・)
→過去の相場まとめ記事はコチラから全て閲覧できます。
1週間スパンで相場のイベントを把握しておけばそれを見越した立ち回りができますし、
ファンダの重要な情報を押さえておくことで長期的な相場の分析にも役立つので、ぜひ最低限の情報だけでもこの記事でチェックしておいてください(`・ω・´)ゞ
ではでは【11/14〜11/18】の期間からサクッと振り返ってみよー!
※「ファンダメンタルズをどうトレードに活かすのか!?」ってところは基礎的な知識も含めて下記のページで解説してるのでぜひこちらもご覧ください。
【11/14〜11/18】先週の相場トピックス
- 11月15日:(米)PPI(生産者物価指数)が前月比・前年比ともに予想を下回る。
- 11月16日:(米)トランプさん、2024年の大統領選に出馬表明。
- 11月16日:(欧)ポーランドにミサイル着弾で2名死亡。
- 11月17日:(資)原油価格が急落。
- 11月17日:(米)セントルイス連銀総裁の発言で米長期金利上昇。
- 11月18日:(資)再度原油価格が急落。
各トピックスが相場に与えた影響はこんな感じです↓
全体的に相場への影響は限定的だったかなーって印象ですね。
先に米関連のところからお話ししていくと、まずは15日のPPI(生産者物価指数)が予想を下回ったことで強烈なドル売り。(ドル円は180pips前後の変動)
【ドル円/5分足】
正直そこまでマークしてない指標だったので、これほどの突発的な変動になったのは結構驚きました(・д・)
「今の米指標はどれも侮るなかれ」という良い教訓でしたね。
で、翌日16日には予定通りトランプさんの“重大発表”がありましたが、内容も完全に想定通り。
「2024年の次期大統領選に出馬する」といった決意表明で、為替はピクリとも反応しませんでした(・∀・)w
17日にはブラード・セントルイス連銀総裁が今後も利上げを継続していく旨の発言をしたことでドル買いが加速。
が、同時に「利上げペースは減速するだろう」といった見方が市場で広まりドル売りも入ってきたことから、ドル相場はかなーり迷った状態で1週間の幕を閉じました。
インフレの黒幕「原油価格」が暴落
そのほかのトピックスとしては皆さんもご存知であろう16日のポーランドミサイル着弾の一件ですね。
NATO加盟国のポーランドで死者が出たことで「第三次世界大戦か!?」といった大袈裟な噂もありましたが、結局ロシアのミサイルを迎撃するためのウクライナのミサイル説が濃厚?らしい。
ただ「そもそもけしかけてくるロシアが悪い!」と根本的な原因はロシアにあるとの意見が多数だとか。(よくわからんけど世界大戦に発展するようなことはなさそう?)
正直この件でもっと『ユーロ売り・円買い』のリスクオフ的な展開が続くと思ってたんですが、相場への影響は限定的でした。
【ユロ円/1時間足】
これ以外だと週後半は原油の暴落が目立ちましたね(・ω・)
元々原油などの資源の価格は資源国通貨(AUD、NZD、CAD)に影響を及ぼすことが多いんですが、今回は米ドルや円の力もあったのかイマイチな動き。
そのかわりゴールドが完全に原油とリンクしてました↓
んまーこのおかげでORZが仕掛けたゴールドのトレードは負けに終わったわけですが、原油価格の下落はどちらかというと今のご時世では良いことです。
なぜなら今世界中を苦しめているインフレの原因の1つは「原油価格の高騰」だから。
※詳細はこちらの記事を参照↓
2020年から原油価格は上がり続けてましたが、今年6月辺りを境に下落に転じており、すでに2018年ぐらいの水準までは落ちてきてます。
もちろん日本も原油価格の高騰に苦しめられている国の1つなので、このまま落ち着いてくるようならある程度経済にとってプラスにはなってくるはず。
直接円安の解消に繋がるかどうかまではわからんですが、原油価格の下落に伴いちょこちょこ円買いの動きが出てきてもおかしくはないのかなーとは思っとります(´ω`)
というわけで先週の振り返りはここまで!
【11/21〜11/25】今週の主要イベント
※細かい指標発表時間を確認したい方は、ORZも普段見ているこちらのサイト(外部リンク:マネーパートナーズ)をどぞ。
今週も予定されているところだけ見ると大きなイベントは少ないですね(・ω・)
警戒したいのはまず23日のNZ政策金利。
日本は祝日なので、ポジション持ったままお出かけするって場合は一応管理状況を確認しておきましょう。
で、その23日は上記に記載したもの以外にも22時30分から米指標が連発します。
当然その時間帯は注意が必要っていうのと、そのまま翌日24日はNY休場を挟んでくるので25日の動きも一応警戒したいかなーって感じですね(´ー`)
これといったイベントがないからと油断したところに突発的な変動はやってきたりするので、どんな時もポジション管理は怠りませぬよう。
そいじゃ最後に現在の相場状況を見ておしまーい!
【11/21】現在の相場状況
【ドル相場/1時間足】
今朝から続くドル買いによって若干ドル相場は可能性を見せ始めてますね(・∀・)
17時ロンドンが東京の動きを否定しないようであれば中期的なトレンドに発展する可能性もありそう。
目先はロンドンの出方次第って感じかなと。
ちなみに今は次回FOMC追加利上げへの期待感から米ドルが買われてるといった話もあるので、今後も要人さんの利上げへの言及次第で動く可能性もアリ。
【クロス円/1時間足】
クロス円は変わらず厳しい状況が続きますね。
ドル円は今朝から続くドル買いで短期的なトレンドを形成してますが、それ以外はパッとしない感じ(´ー`)
現状円が動く要素があまりないので、基本は対応する通貨に身を任せる形になりそうです。
今は正直ドル円以外のクロス円狙うならドルスト通貨狙うのが現実的っぽい。相場のカタチ的に。
そのほかゴールドもドル買いや原油安に引っ張られて結構良い感じに方向性出てきてるんで、こちらもまたチャンスあれば狙っていこうかなーと思っちょります(`・ω・´)ゞ
てなわけで今回の「相場情報サクッとまとめ」はここまで!
そこまで大きなイベントがないからと油断はせず、ある程度の緊張感は持ちながら相場と向き合っていきましょー(σ・∀・)σ
ちなみにこの記事では散々ファンダメンタルズなお話をしてますが、ORZ自身はあくまでテクニカルベースのトレーダーです。(ブログ内の記事もほとんどはテクニックとかノウハウ系)
ただ今年に入ってからは世界情勢的にもファンダを無視できない相場になっており、少しでもみんなと情報共有できたらなーと思いこういった記事を書いております(´ω`)
テクニカル重視で相場を分析して戦略立てつつ、ファンダの情報を知っておけば予期せぬリスクを回避することにも繋がりますからね!
※先日「最近の相場傾向と短中長期トレードの各相性」的な記事も書いたので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
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