どうもこんにちは。
FX専業ニートのORZ（おつ）です(・∀・)
先週の相場もじんわりドル高円安は続き、ついに大注目のドル円145円に到達しました！！
【USDJPY／1時間足】
何かしら大きなアクションが起こるかなーと期待してましたが、到達後の動きはメチャクチャ地味。
ただしっかり高値抵抗として意識されてる感はアリ。確実に上値は重くなってますね。
ドル円はしばらくこの145円付近での攻防が焦点になるのかなと思いますが、このまま落ちてくるようなら日銀の介入はなさそう？
ドル円の今後の展望を予測するのはムズイので、ひとまずは今ある事実を把握しつつ今後の動きに備えていきましょうぞ(・∀・)
先週の注目イベントや相場の動きを振り返りつつ、今週のイベントや相場状況をチェックして今後の動きに備えようっていうのが主な目的(・ω・)
（記事終盤では現在の相場状況に対するORZの見解もお話してますぞい）
→過去の相場まとめ記事はコチラから全て閲覧できます。
個人的に「ファンダメンタルズは知っておくことで得はしても損はしない」と考えていて、
少しでもトレードを優位に進めたいって人はぜひ最低限の情報だけでもこの記事でチェックしておくことをオススメしますぞ(｀･ω･´)ゞ
※「そもそもファンダメンタルズのトレードへの活かし方がわからん！」って人は下記ページも参考にしてみてねー！
ではではいってみよう。
【6/26〜6/30】確実に警戒感は増してる145円到達後のドル円
【先週のトピックス】
- 6月26日：（日）神田財務官の口先介入効果なし
- 6月27日：（欧）ラガルド総裁インフレへの懸念（タカ派）発言
- 6月28日：（豪）CPI下振れ／（要）ECBフォーラムで要人発言相次ぐ
- 6月29日：（米）GDP上振れ
- 6月30日：（米）ドル円145円到達／イエレン財務長官が介入について発言
【相場への影響】
先週は全体的に要人発言多めな1週間でしたね(・ω・)
まずは145円に到達したドル円の動きを元に関連情報をサクッとまとめておきますかー！
【USDJPY／1時間足】
この中で特に気になるところとして、1つは「神田財務官の口先介入が効果なかった」件。
「行き過ぎた動きにはどのようなオプション（選択肢）も排除しない」というわりと攻めた内容だったものの、ビックリするぐらい相場は無反応。
市場的に「その程度の脅しじゃ円を買う材料にはならないよ」ってことなのかもしれんが個人的には結構意外でした。（もっと動くと思った）
その一方で週末にあったイエレン米財務長官の発言はやや効果アリ。
といった旨の内容から、日銀介入への警戒感が増したことでじんわり円買いが進みました(´ー｀）
とはいえまだ日銀の介入を認められたわけじゃなく、「介入したいならちゃんと根拠を示しなさいよ」ってな状況らしい。
そもそも介入は為替レートをムリやり変動させるみたいなもんなので、世界各国がそれをヨシとするかってこともあって実施するハードルは結構高めなんですよね。
そんなわけで万が一介入が実施されるにしてもまだ越えるべき障害は多そうだし、しばらくドル円は145円付近の攻防に注目かなーと思っとります(・ω・)
ECBフォーラムで各国要人が政策について発言
お次は先週の注目イベント、28日の「ECBフォーラム（各国お偉いさんの討論会）」についてですが、思ったより相場が動かなかったなって印象でしたね。
欧・英・米・日の各中銀トップが発言した内容は軽くまとめておいたので、気になる方は下記をチェックしておいてください。
「基本シナリオ通りなら、7月に利上げする可能性が高い」
「9月にはさらなる多くの情報があるだろう」
「現時点では利上げ休止は考えていない」
【ベイリー英中銀（BOE）総裁】（利上げ継続の意向）
「データはインフレが持続する兆しを示唆」
「英経済は予想よりも回復力があることを証明」
【パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長】（利上げ再開の意向）
「あと2回の利上げが多数派」
「連続利上げの可能性を選択肢から排除せず」
【植田日銀総裁】（利上げはしない意向）
「基調的なインフレは目標を下回っている」
「円相場は多くの要因、グローバルな政策に影響される」
「円相場を注視していく」
んまー欧・英に関してはまだしばらく利上げは続きそうですかね(´ω｀)
で、一旦利上げストップした米もパウエルさんが連続利上げ（7月と9月）匂わせてるんで、コレも一時的にドル買い材料になった模様。
一方会場で爆笑をかっさらったらしい植田総裁は、介入について具体的には言及しなかった様子。
「日銀の政策金利は効果が出るまで25年かかるらしい」みたいな自虐ジョークがドカンとウケたとか。
何にせよ一時的に金利を据え置きにしてた国もまた最近になって利上げを再開しており、相変わらず利上げしない日本と諸外国との金利差は開く一方。
その金利差の拡大が根本的な円安原因の1つでもあるため、コレを食い止めるために日銀・財務省が打って出るのか否か。
今後の動向も目が離せませんね(´﹃｀)
※円安の原因については以前記事書いたので良かったら参考までに↓
てな感じで先週の振り返りはここまで〜。
【7/3〜7/7】影響力大きい米指標が控える1週間
※細かい指標発表時間を確認したい方は、ORZも普段見ているこちらのサイト（外部リンク：マネーパートナーズ）をどぞ。
今週は比較的クセモノ揃いな印象。
先週はわりと指標で動くことも多かった米ドルですが、今週の「ISM製造業景況指数」「ISM非製造業景況指数」「雇用統計」は影響力でいえば先週の指標よりも格上。
雇用統計についてはみなさんご存知だと思いますが、前者2つも結果次第でドカンと動いても全然おかしくない影響力の持ち主です(´ー｀）
※雇用統計については動画でも解説ちう。
もう1つ気になるのは4日の豪政策金利ですね。
4月に一旦は利上げをストップしたものの、そのまま据え置き予想だった5月6月はまさかの連続サプライズ利上げ。
そしてまた今回も市場では据え置き予想になってますが、前回前々回の例もあるので正直信用はしておりませぬ(´ω｀)笑
順当に考えれば「据え置きなら豪ドル売り／またまた利上げなら豪ドル買い」的な展開が予想できますが、んまーコレばっかりは相場の出方を伺うが吉ですね。
では最後に現在の相場状況を確認しておしまいですー！
【7/3】現在の相場状況を確認！
【ドル相場／1時間足】
ドル相場に関しては完全にキッカケ待ちですね(´ー｀）
先週は指標とか要人発言とかに振り回されて乱高下してたので、全く方向性定まってない感じ。
幸いにも今週は指標を筆頭に変動材料が結構あるので、その辺を機にバチっと方向感が出てくれることに期待！
強いて言えばゴールドが4hでテクニカル的にオモロい形。チャンスあれば狙ってみようかなと思ってます。（ボラ大きいのでトレードする際は注意）
【クロス円／4時間足】
一方のクロス円は朝のツイートでも言った通り4時間足がまだトレンドを維持。
今日は比較的ドル買いが強いことでドル円がまた145円目指してきそうですが、ココの攻防により円がどちらに傾くかでクロス円の動向も決まってくるかも(´ω｀)
少なくとも4時間足がまだまだテクニカル的にキレイな形であることはたしかなので、また円安が再開するようなことがあればチャンスですね。
クロス円でトレードする際はより逆行に注意した立ち回り・ポジション管理を意識しましょ。（さすがにドル円145円抜けてくるようなことあればいつ何が起きてもおかしくない）
ハイ、てなわけで今回の「サクッと相場情報まとめ」はここまで！
あれよあれよとドル円は145円に届いてしまったので、コレからこのラインに近づくたびに相場がピリピリしそう。笑
再度145円に到達したあと相場はどう反応するのか？
場合によっちゃどデカいチャンスに発展する可能性もないとは言い切れないので、きちんとアンテナ張っておきたいですね(´∀｀)
※「そもそもトレードテクニックに自信がないYo」って人は良かったら下記ページも参考にしてみてください。
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