どうもこんにちは、FX専業ニートのおつ(@NEETORZ)です(・∀・)
先週の相場はすでに「夏枯れ期」を抜けたかのような動きでしたが、コチラとしてはボラが高くなってチャンスが増えるのは大歓迎。
【先週金曜のツイート】
【ORZ的注目相場状況ボヤキ】
もはや「夏枯れ相場抜けた?」と思わせるボラティリティですね。
昨晩は米連銀総裁数人の発言からドル高円安が加速。
今はドル一強って感じで、先ほどの日本CPIは特に変化なしだったものの若干円安気味。
今日も動きそうな予感(・ω・)#ORZの相場ぼやき pic.twitter.com/kiIvHljJFq— プロニート仙人ORZ@FX (@NEETORZ) August 19, 2022
ぼちぼちトレード思考を“通常モード”に戻して行っても良いかもですね(・ω・)
さて、それでは今週もやっていきましょう「サクッと相場情報まとめ」。
毎週更新のこの記事では「忙しくてorめんどくさくて相場の情報を調べられない」って方のために以下の情報をサクッと簡潔にまとめております↓
※クリックすると各見出しに移動もできますよー。
1週間スパンで相場のイベントを把握しておけばそれを見越した立ち回りができますし、
ファンダの重要な情報を押さえておくことで長期的な相場の分析にも役立つので、ぜひ最低限の情報だけでもこの記事でチェックしておいてください(`・ω・´)ゞ
ではでは【8/15〜8/19】の期間からサクッと振り返ってみよー!
※「そもそもファンダメンタルズがよくわからん」って方は下記ページを参照あれ。
【8/15〜8/19】先週の相場トピックス
- 8月16日:みずほ銀行、日銀に預けている当座預金の一部にマイナス金利が適用
- 8月17日:NZ政策金利は予想通りの0.50%利上げ。
- 8月17日:原油価格が持ち直す。
- 8月18日:FOMC議事要旨で参加者の多くから「行き過ぎた利上げ」に疑問の声。
- 8月19日:(米)連銀総裁複数人が米経済に対しさまざまな発言。
今回も各トピックスが相場に与えた影響をざっくり見ていきましょう。
まずはみずほ銀行の件ですが、詳しく掘り下げるとワケわかんなくなるのでサクッと。
そもそもマイナス金利が適用されるというのは、その金融機関が日銀に預ける当座預金が一定額を超過したことに対する「ペナルティ」みたいなもんです。
これを「みずほ銀行の苦肉の策」「運用難に陥ってる」と捉えられている風潮もあり、そのネガティブなイメージから相場では円売りが加速したのかなと。
ただ実際のところはわからないし、みずほ銀行にお金預けている人は保護されてるので特に影響はないって言われてますね。
あとは17日のNZ政策金利ですが、こちらは予想通りの0.50%利上げだったにもかかわらず発表直後はNZD買いが集中。
しかし案の定その後はグダグダになったので、やっぱり政策金利はサプライズがないと買われる展開にはならんですね(´ー`)
17日はそのほか原油価格とAUDもかなり動きを見せていました。
オーストラリアは資源が豊富な輸出国であるため、原油などの価格高騰は経済にとってもプラスになり、それが通貨の動きにも反映されやすいのです。
上記チャートを見比べても露骨に動きがリンクしているのがわかりますよね。
いま原油や天然ガス等の資源価格が世界的にも注目されているので、そこに引っ張られやすいAUDやNZD、CADなどの資源国通貨も注目度は高いのかなと思っとります(・ω・)
順調に回復傾向を見せるアメリカ経済と連銀総裁の発言
続いて先週後半のトピックスといえばFOMC議事要旨からの各連銀総裁の発言。
18日未明のFOMC議事要旨では、パウエルさんがインフレを警戒しつつも利上げペースを減速させる旨の発言。
同じく参加者からもこれまでの“行き過ぎた利上げ”に疑問の声も上がっていたと。
2回連続の0.75%利上げはたしかにオーバーペースだし、それが家計や企業に影響を与えてるって意見も少なくなかったとか。
そしてその翌日には各連銀総裁の発言も連発しており、おそらくこれが今のドル買い相場のトリガーになったっぽいです(・∀・)
※各連銀総裁の発言をまとめてみましたが、文字が多いので興味のある方はご覧くだされ↓
んまぁ米経済に対するポジティブな意見も散見される中、引き続きインフレへの警戒は緩めるなかれと。
また「9月FOMCは0.75%引き上げが妥当」という意見もあり、
- 米景気後退への懸念が緩和されている
- 9月0.75%利上げの可能性が再浮上
この辺りがキッカケで米長期金利が急激に上昇し、相場は大きくドル高に振れる展開になりますた(・ω・)
現在の相場状況についてはまた後述するので、ひとまず先週の振り返りはこんなとこですかね。
【8/22〜8/26】今週の主要イベント
※細かい指標発表時間を確認したい方は、ORZも普段見ているこちらのサイト(外部リンク:マネーパートナーズ)をどぞ。
今週の重要なイベントは後半に集中してますね。
特に注目を集めているのがジャクソンホール会議。
毎年8月下旬にFRB議長(パウエルさん)や地区連銀総裁、さらには世界中の中銀トップが一堂に会する超ビッグイベント。
今年に入ってから各国がインフレ対策に追われている中、その政策を取りまとめている人たちが集まるわけなので、例年以上に重要性は高いと言われています。
23時からはパウエルさんの講演も予定されており、今後の米経済や利上げペースに対する言及が一際注目を集めてますね。
※ちなみに去年のジャクソンホール会議の際はこんな感じでした↓
値幅こそ大したことないものの値動き自体は大きいですよね。
ただでさえ今年の相場は異常なボラティリティであり、ジャクソンホール会議の重要性も例年とは比較にならないことから、かなり大きな動きが発生する可能性もあります。
今週末はどんな動きが来ても良いよう備えておきましょう。
では最後に現在の相場状況を見ていきますよー。
【8/22】現在の相場状況
【ドル相場/1時間足】
やっぱり今はドル相場がアツいですね(・ω・)
週が明けた今も強い戻しは入っておらず、じわりドル高が進行しております。
今週後半は大きなイベントが控えているため注意は必要ですが、最もチャンスに恵まれるのはドル相場かもしれませんね。
ユロドルが再びパリティ(1.00000)付近まで落ちてきるので、ラインに対してどういったアクションになるのかは結構注目してます。
先月ユロドルがパリティに到達した際に行ったトレードも下記ページで解説してるのでよかったらご覧ください(・∀・)
【クロス円/1時間足】
一方クロス円はほぼドル円一択といった感じ。
CHFJPYやCADJPYも場合によってはワンチャンありそうですが、相場のキレイさ・勢いで言えばまードル円でしょう(´ー`)
この1週間で再び140円を試すのか、また超えられるのかといったところに注目が集まってますね。
【AUD系/1時間足】
あとはおまけでAUD系通貨ペアのGBPAUDとEURAUDもわりとオモロいかなと。
根強くAUDが買われているのに加え、EURやGBPが地味に弱いので比較的短中期で下降トレンドを形成してます。
こちらも良さげなポイントがあれば狙っていきたい(´ω`)
そんなわけで今回の「相場情報サクッとまとめ」はここまで!
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