逆指値をずらすタイミング・目安に正解はある?ORZの建値決済トレードで解説してみた。

みなさんこんばんは。
「ORZのトレード公開しちゃうYo!」のお時間です(・∀・)

さて、今日公開するのは先週スイングでポジションを持ち、惜しくも建値決済で終わったGBPJPYのブレイクトレード。

中長期でトレードしている方ならわかると思いますが、含み益が出た時にいつ何を目安に逆指値をずらすのが正解なのか、迷ってしまう方も多いと思います。

結論から言えば逆指値をずらすタイミングに“正解はない”んですが、ある程度ずらす位置の目安みたいなものはあるので、今日はそこについてお話ししようかなと(´ー`)

んまぁ今回に限ってはORZのポジションも建値で切られたわけですがw、相場っていうのはいつも我々の思い通りに動いてくれるものでもないですからね。

かといって適当に逆指値をずらしちゃうと「取れたはずの利益を逃しちゃった」なんてことにもなりかねないので、ある程度の目安は知っておいて損はありません。

ぜひ参考にしてみてください(`・ω・´)ゞ

それじゃいきまっせ〜((((((((っ・ω・)っ

GBPJPY長期のブレイク狙いトレード

ORZの手法を知らないよ〜って方はまず下記のページをご覧になってみてください。

【シンプルイズ最強】長年愛用のFX手法を大公開!初心者でも簡単
こんにちは、プロニート星人・ORZです(・∀・) この記事ではワタクシが普段のトレードで使用している...

さて、ORZがGBPJPYに目をつけたのは先週の木曜(11日)です。

早速日足から見ていきましょう。

【GBPJPY/日足】
日足見立て

非常に勢いも強く、今すぐにでも乗っかりたい上昇トレンドですが、如何せん仕掛けどころがない(・3・)

押し目買いを狙うにはMA20から遠すぎるし、特に保ち合っているようにも見えないためブレイクも狙えない。

ふむ、日足をベースにして戦略を立てるのはちと難しそうです(・д・)

てなわけでもう1つ小さい4時間足を見てみましょう。

【GBPJPY/4時間足】
4時間足見立て

こりゃ〜えげつない上昇トレンドですね。ウズウズしまっせ(´﹃`)

さて、この4時間足を見たところ、先ほどの日足では確認できなかった「高値圏での保ち合い」を発見しました。

保ち合いからのブレイクは立派なエントリー根拠になりますからね(・ω・)

ちなみにMA20で押し目をつけているようにも見えますが、前回高値までかなり近いのでここはブレイクを狙う方が得策。

その理由については前回のトレードをチェック!

グッドな決済判断。USDJPYトレンドですっぽり利益を抜いてみた。
みなさんこんばんは。 最近やたらと目がかゆい引きこもりFXプロニートORZ(おつ)です(・∀・) さ...

というわけで今回も上昇トレンド高値圏のブレイク狙いという戦略になりそうです(´∀`)

ではどのぐらい利益を引っ張れそうなのか?
進行方向の抵抗は?

さらに大きな時間足を確認していきましょう。

【GBPJPY/週足&月足】
週足&月足見立て

共に完全なるレンジですが、底値でダブルボトムを形成し上昇中。
方向性は問題ないですね(´ー`)

どこまで伸ばせそうかってところは、月足ダブルボトムのネックライン辺りが次の抵抗になりそうかなと。

ここまで約190pipsありますが、GBPのボラの高さとここまでのトレンドの流れを考慮すれば十分狙っていけると考えてます(´ω`)

そいじゃ戦略を一旦まとめますよん。

【ここまでの戦略まとめ】

  • 週足&月足:底値でダブルボトムを形成。ネックラインまでは約190pips。
  • 日足:非常に勢いの強い上昇トレンドだが入りどころがない。
  • 4時間足:長期に渡る明確な上昇トレンド。高値圏で保ち合っており、ここのブレイクで買いで入れそう。
  • 戦略:4時間足高値圏保ち合いブレイクを狙い、トレールで追っかけながら+190pipsを目指す!

最近ではおなじみラクラクIFD注文

さて、最後にエントリーですが、今回もブレイク狙い且つベースは4時間足なのでIFDで買い注文を予約していきます。

4時間足となると値幅も大きく狙い目の価格に到達するまでそれなりに時間もかかりますからね(・3・)

働きながらFX!イフダン(IFD)注文の使い方とMT4チャートの設定方法
紫外線と働くことが大嫌い。。。 もやしのように生きていきたい。。。 ORZです(・∀・) この記事で...

もう少し詳細な値動きを見るために、1時間足を確認しますぞ。

【GBPJPY/1時間足】
1時間足見立て

ほい、注文完了(´∀`)

抜けて欲しい高値の少し上に注文を入れておく感じですね。

ちなみにこの注文を入れる際、

読者Kさん
初心者さん

レジスタンスラインから何pips先に注文を入れれば良いの?

みたいな疑問を持つ方もいるかと思いますが、厳密に言うと正解はありません。

あまりに離れたところに入れてしまうと損切りを適切な位置に置けないし、あまりに近すぎてもダマシに遭う可能性が高まります。

なのであくまで目安程度ですが、ORZがブレイク狙いでIFD注文を入れる際はこんな感じで考えてます↓

レジスタンス

ブレイクはとにかくダマシが多いので、それに対するリスクヘッジは少しでも考えておいた方が良いですからね(´ー`)

さて、少し話が逸れちゃいましたが、今回は長期的に保有していくつもりなので損切りは-50pipsで設置してあります。

あとはグイッと上がって注文が約定されるのを待つだけじゃ(´﹃`)

【GBPJPY/1時間足】
1時間足エントリー

IFD注文設置から4時間、ようやく買い注文が約定されますた。

151.350でロングエントリーでっせ〜(゚∀゚)

というわけでここからはポジの行方をサクサクっと見ていきますよん♪

【GBPJPY/1時間足】
1時間足経過

順調なり(´∀`)

早くも+50pipsまで成長しておりますが、ここで注目してほしいのは別のところ。

先ほどブレイクしたレジスタンスがレジサポに転換し、ブレイク後の戻しを跳ね返してくれているのがわかりますかね?

もちろん必ずしもこうなるとは限りませんが、こうなる可能性があるからこそ損切りはレジスタンスの下に置いておきたい、というわけです(・∀・)

さてさて、もはや利確目標まで遮るものはなし!!
ドンドン行ってもらいましょうかねー(ノ・ω・)ノワッショーイ

【GBPJPY/1時間足】
1時間足経過2

ここで逆指値を建値にずらしたので今回の本題。
逆指値をずらす目安についてです(・∀・)

ORZの場合、基本的には上記画像のように抵抗を目安にずらしていくイメージですね。

相場っていうのは必ず波打ちながら進んでいくものなので、グイッと伸びたあとはどこかで戻しが入ってきます。

含み益が出たからといって現在価格のすぐ近くまで逆指値をずらしてしまうと、その戻しにサクッと切られちゃう可能性が高いですからね(・д・)

ある程度の戻しを考慮し、逆指値をずらす時はできる限り戻しを跳ね返してくれそうなレジサポやMA(つまりは戻しに対しての抵抗になりそうなポイント)の下に置くべきです。

逆指値をずらしていく方法を「トレール」とも呼びますが、そもそもトレールは最低限の利益を確保しながら利益を拡大していくことが目的。

利益を拡大するはずがちょっとした戻しで狩られて最低限の利益で終わっちゃった、なんてもったいないですからね(  ̄~ ̄)

そいじゃこのポジションの結末を見ていきましょ〜。(もう冒頭でみなさんご存知ですがw)

【GBPJPY/1時間足】
1時間足経過3

まだ含み益は+50pipsあるけど、高値圏でダブルトップを形成。

あれ…デジャブ(・∀・)?(→実は前回のトレードと全く同じ展開)

今回はレジサポやMA50など抵抗も豊富だし、さすがにすぐ建値まで落ちてくるってことは…

【GBPJPY/1時間足】
1時間足決済

あったわね(・∀・)だってポンドだもの。

もうテクニカルとか関係ない急落で一気に建値まで落ちてきました。

というわけでプラマイ0pipsでフィニーッシュ( ゚Д゚)!!

取引結果

一時+80pipsあったことを考えるとさすがに悔やまれますが、損失にならなかっただけ良しとしたいところ。

ちなみにその後のGBPJPYの動きはコチラ↓

【GBPJPY/1時間足】
1時間足その後

ORZのポジをサクッと狩ったあと、何事もなかったかのように上がっていく鬼畜っぷりヽ(´ー`)ノヤレヤレ

こういう時って「逆指値を建値にずらしていなければ…」とか考えてしまいがちですが、それって結果論なんですよね。

もし建値にずらさないままもっと下がって損切りされていたら「せめて建値にずらしていれば…」と考えるはず。

しかし大衆の様々な思惑で変動している為替相場において、一個人の判断・予測が100%正解ということはまずありません(´ー`)

だからこそ相場状況を分析し、自分が最適だと思う判断で動いていくしかないのです。

その結果勝つこともあれば当然負けることもありますが、その中でできる限り勝つ確率を高め、できる限り利益を多く獲得することが我々のミッションってわけですな(・∀・)

「抵抗の外側に逆指値」はトレード全般で通用するよ

さて、今回のトレードは建値で終わってしまいましたが、逆指値のずらし方・目安は参考にしていただけたでしょうか?

抵抗の下(外側)に逆指値を置くというのは、エントリー時から決済時まで共通するテクニックです(´ω`)

今回のORZのように不意な急変動で切られちゃうことももちろんありますが、抵抗の外側に逆指値を置くことで逆行によって切られる確率を軽減できるのでぜひ実践してみてください。

ちなみに今回は逆指値に重点を置いて解説しましたが、そもそもそれ以前に相場分析〜エントリーまでが怪しい。

まだ自分のトレードスタイルが確立できていない。

そんな方はぜひ【真・ORZのFX道場】にお越しください(´∀`)

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