海外FX業者の「DD方式」と「NDD方式」って?

さ、寒い・・部屋の暖房が起動するの遅すぎて、これからの寒さに耐えられるか正直ビビッてます(´ー`)

基本的に真冬みたいな寒い時は外に出ないんで暖房はつけっぱなしなんですけどね( ̄ー ̄)

さて、皆さんFXのトレードで「売り」「買い」の注文を出した時にFX業者によって自分たちの注文の処理方法が異なるって知っていましたか??
FX自体、かなり大きな市場ですし、我々一般ピープルが普通に暮らしているだけだとなかなか知ることのない世界だと思います。

普段取引するぶんにはそこまで影響はないのですが、この仕組みを知っておくとスリッページが起こる原因や業者によってスプレッドの差があることなどがわかるかと思います。今日はそんなFXのかなり入り込んだ世界についてORZが解説していこうと思います(・∀・)

こんな寒い日は外に出ず、家にこもってレッツFXスタディー♪

FXの売り買いってどうなっているの?

FXでは自分が買い注文を出せば必ず何処かの誰かの売り注文と相殺されます。

注文成立

日夜価格が動き続けているFXなので注文を出している人は世界規模で見るとかなり多く、また取引している中には個人投資家、機関投資家、証券会社、銀行、企業などなど、色々な個人、組織がいます。その中で自分と同じ価格の相対する注文と合わされることによって初めて注文が成立するんですね(・∀・)
株の場合だと東京証券取引所のように決まった取引所があるのですが、FXにはそれがなく、各国の大きな銀行などがそれぞれ連携を取り合って値段を決めていきます。これをインターバンク市場と呼びます。
詳しくはこちら!→そもそも値段てどうやって決まるの?

FX業者の大きな違いはカンタンに言えばこのインターバンク市場まで注文が行くか、行かないかということになります。

インターバンクまで注文が行かないDD式とインターバンクで注文が約定するNDD式
この違いについてもうすこ〜し入っていきたいと思いますヽ(・∀・)

DD式

まずDD式(ディーリングデスク)という方式を採用している、FX業者での取引ではトレーダーの注文は業者を介して行われます。
国内業者のほとんどがこのDD式を採用しています。
これはどういうことかというと、トレーダーの売買注文を一旦、FX業者が受けることになり簡単に言うとトレーダーの注文に対してFX業者は反対のポジションを持つことになります。DD式業者

トレーダーが買いの注文をすればFX業者が売りのポジションを持つんですね。そうするとトレーダーとFX業者では利益相反の位置関係がでるので、投資家の負けは業者の儲け、反対に業者の負けは投資家の儲けということになります。

またDD式の業者はインターバンク市場での価格に自分たちで色をつけてその業者の顧客に価格を提示しています。なので業者はスプレッドを好きなように広げたりもできるんですね(・∀・)
ただDD式の業者は投資家の負けも利益になるので、そもそも手数料で稼がなくてもいいので、スプレッドを低く設定して顧客を獲得しているのです。国内業者のスプレッドが極端に狭いのもこれが理由になります。

つまるところ、DD式の業者の場合、市場で取引というよりは業者が提示した価格で業者と取引しているということになるのです。

実際に個人のトレーダーが確認しようがない部分ではありますが、DD方式は取引の途中でディーラーを介して行われるためトレーダーが不利となるような操作が行われる可能性が無きにしも非ず( ゚Д゚)!
ただ急激な値動き時や業者の取り決めを守らなかったりなど、よほどのことがない限りは業者が注文拒否するということなどはありません。

もちろん業者によって様々ですが、DD方式では基本的に手数料は無料ですし、スプレッドを低く設定しているなどメリットもあります♪

NDD式

DD方式に対してNDD式(ノーディーリングデスク)では、全ての売買注文がインターバンクと直結しており、業者を介さず取引できます。
これは海外業者に多いです。
NDD式

NDD式の場合業者としては投資家の注文をインターバンクへ流すだけという感じですねヽ(´ー`)。かなり大きなインターバンク市場で取引ができますし注文数も多いので注文が滑るということはまずありません。
ただNDD式の業者の儲けはスプレッドのみになるので少し広めのスプレッドになっていることが多いです。その分より多くの顧客にトレードしてもらう必要があるので、他のところでサービスも充実させていますし、注文拒否などはありません♪

どっちがいいのか?

DD式とNDD式について違いを理解してもらえたかと思います(・∀・)
実際のところどっちがいいのか?ということに関しては人の好みによるのでどちらとも言えないです。たとえDD式で対業者取引をしていても、普通に取引しているぶんには変わりないですからね( ^∀^)
ただDD式は投資家が勝ち続けると業者の儲けは減ってしまいます。なのでスキャルピングなどで利益を取りすぎると口座凍結という噂も出ているんですね。
反対にNDD式の場合はスプレッドが広いということ以外はデメリットはありません。スプレッドに関してもしっかりと利益を出せれば問題ないですしね♪
強いて言えば国内業者でNDD式は少ないので海外業者で取引するということになるでしょうか(・∀・)
ただそれでもDD式の業者だと自分たちの注文は裏で色々と操作されていると考えればよりクリーンな業者でトレードしたくなりますヽ(´ー`)
ORZが海外業者をずっと愛してやまない理由のひとつでもあります。

もしこれから口座開設するという時に業者選びで悩まれている方はこれを機に海外のNDD式業者でクリーンなトレードをしてみてはいかがでしょうか(・∀・)

ま、あくまで好みは人それぞれなので業者選びの参考にしていただければと思います♪

その他にも更にFXの知識を身に付けたい!という方はこちらの記事をご覧くだされ〜(`・ω・´)ゞ

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