どうもこんにちは。
FX専業ニートのORZ（おつ）です(・∀・)
先週の相場はイベントこそ少なかったものの「日銀次期総裁に関する人事報道」でちょこちょこ荒らされてた印象ですね。
そして今週はビッグイベント「米消費者物価指数（CPI）」の発表が控えてます。
その辺りまとめて今回も「相場情報まとめ」でサクサクっと解説していきますよー！
先週の注目イベントや相場の動きを振り返りつつ、今週のイベントや相場状況をチェックして今後の動きに備えようっていうのが主な目的(・ω・)
→過去の相場まとめ記事はコチラから全て閲覧できます。
個人的に「ファンダメンタルズは知っておくことで得はしても損はしない」と考えていて、
少しでもトレードを優位に進めたいって人はぜひ最低限の情報だけでもこの記事でチェックしておくことをオススメしますぞー(｀･ω･´)ゞ
※ファンダメンタルズの基礎的な知識やトレードへの活かし方は下記ページで解説してるので「ファンダに疎いぜ…」って方はまずこちらから↓
またファンダはそもそもトレードの基本となるテクニックがあってこそ活きるので、FX初心者さんはまず下記のページで一通りFXの情報に目を通してみてはいかがでしょう(・∀・)
【2/6〜2/10】日銀次期総裁の人事報道に揺れた1週間
【先週のトピックス】
- 2月6日：（日）「日銀次期総裁を雨宮副総裁に打診」の報道
- 2月7日：（豪）政策金利はサプライズなし／（欧）トルコ大地震の影響かリスクオフ的な展開
- 2月9日：（日）日銀次期総裁について自民党議員の発言
- 2月10日：（日）「日銀次期総裁は植田和男氏を起用する人事を固めた」報道／（加）カナダ雇用統計は雇用が大幅に上振れ
冒頭でも話した通り、先週はちょこちょこ出てくる「日銀次期総裁の人事」に関する報道が結構厄介でしたねー(・３・)
相場の動きを見ても市場がこの日銀人事関連のニュースに相当神経質になってるのが見て取れました。
【ドル円1時間足】
ドル円の方向感がないせいでパッと見わかりづらいですが、大体どのニュースが発信された時も100pips以上の値動きに発展してるんですよね。
それまでの流れとか関係なく突発的に100pipsドカンと動いてたので、ポジ持ってて被害被った人も多いかも。
で、結局この一連の人事については「政府が日銀次期総裁に植田和男氏を起用」とのことでおおよそ固まったみたいですが、インタビューで植田さんは…
と発言しており、いざ新総裁として就いた際に現行の政策を継続していくのかってところには注目が集まりそうですね。
現在の頑なな金融緩和（利上げしない）政策には批判の声も多く、もし新体制になってもこの方針を継続するとかなったらまた円が大幅に売られるって展開もあり得そうな気はしてます。
ちなみにほぼほぼ決定的とはいえこの植田さんの起用がまだ完全に確定したわけではなく、目先だと明日14日国会に人事案が提出されるとか。
そこから24日には新総裁としての適正やらを見極めるための手続き・質疑などがあり、最終的に国会衆参両院の同意を得られれば2月中には決まるって感じなのかな(・ω・)
まだ相場としてはもう一悶着ありそうな気もしますが、とりあえず明日14日は一応警戒しておいても良いかもですね。
豪の利上げはいつまで続く？トルコ大地震の影響は限定的
さて、日銀周りの話が少し長くなっちゃいましたが、そのほか細かいニュースもサクッと見ていきましょ。
まずは豪政策金利ですが、利上げはサプライズなしの0.25%。
ただRBA（豪中銀）総裁は「更なる利上げが今後数ヶ月で必要になる」とかなり強気な姿勢を見せており、それに対し豪ドルは買いで反応。
【AUDJPY／5分足】
前回の相場まとめ記事で少し話しましたが、今後2、3ヶ月とかで徐々に利上げをストップする国が出てきそうなんですよね。
そうすると今後数ヶ月にわたり利上げを継続する豪ドルの価値っていうのは相対的に上がっていく可能性も…？
んまぁ今考えてもわからんので実際その時のチャートを見て判断することにはなりますが、密かに期待はしてます(´ω｀)
※昨日更新した動画ではこういったファンダメンタルズの捉え方を間違えないように“FXの基本的な立ち回り”を解説してるのでよかったらご参考に♪
あと大きなニュースで言うとやっぱり「トルコ大地震」ですかね。
今日の報道で死者は33,000人と凄まじい被害規模となってますが、為替相場への影響はかなり限定的に見えます。
7日辺りにややデカめのリスクオフ的な展開（欧州通貨安／ドル高円高）は見られましたが、その後欧州通貨が際立って弱いということもない。
FX的な視点で見るなら、この件はそこまで注視しておかなくとも良さそうな気はしますね(・ω・)（亡くなった方にはご冥福を。）
そんなわけで先週の振り返りはここまで〜。
【2/13〜2/17】要注意イベントが集中する14日は特に注目！
※細かい指標発表時間を確認したい方は、ORZも普段見ているこちらのサイト（外部リンク：マネーパートナーズ）をどぞ。
ハイ、これを見てもらうとわかる通り明日14日が圧倒的にヤバいです。
「日銀次期総裁の人事案提示」が何時頃なのかちょっとわからんですが、東京時間はその影響で突発的な変動がないとも言い切れない。
で、本命はやはりNY時間の「米CPI」ですよね(´ー｀）（相変わらず1ヶ月という時間の経つ早さよ。。）
もうこのブログで何度も話している通り、おそらく今の全経済指標の中で一番相場が動く指標です↓
【USDJPY／5分足】
前回1月のCPIは発表直後の5分足1本で150pipsほどの暴落。
正直全盛期の時よりは大分落ち着きましたが、未だこれほどの破壊力を誇ってます(´﹃｀)
またその後を見ると結構反動っぽい動きなども見られるため、基本的にCPI前後の取引は推奨しませんね。（かなり値幅デカいので）
そんなわけで今週は特に14日の動きを警戒しておきたしー(´ω｀)
ではでは最後に現在の相場状況を確認しておきますよん。
【2/13】現在の相場状況を確認！
【クロス円／1時間足】
クロス円は中期こそほぼレンジですが、近々で見ると「短期で狙ってどうぞ」と言わんばかりの一方的な動き。
これは先ほどチラッと紹介した植田さんのインタビュー内容を受けて「日銀が新体制になってもすぐに政策は変わらない」といった失望感から円が売られてるっぽいですね。
やっぱり今のクロス円は日銀関連の情報にかなり敏感みたい。
ますます明日の動きも気になるところですが、目先はこのあとロンドンに入って今の円安傾向が継続するのか、それとも反転するのかに注目。
ちなみにライン引っ張ってるNZDJPYは先週ORZがトレードした通貨ペアですが、コレについての詳しい解説も後日記事にするので楽しみにお待ちくださーい(・∀・)
【ドル相場＆ゴールド／1時間足】
一方ドル相場は何とも微妙な状態。
こちらに関しては完全に明日のCPI待ちって雰囲気(・３・)
また今週は後半に小粒な米指標がごっそり控えてるので、その辺りの動きでドル相場に変化が出るのかってとこも気になりますね。
何にせよクロス円・ドル相場ともに本番は明日からって感じじゃないでしょうか。
てなわけで今回の「サクッと相場情報まとめ」はここまで！
引き続き日銀関連の情報はクロス円に大きな影響を及ぼしており、今週はそれに加えビッグイベントの米CPIも。
全体的にイベント数は少ないですが特に明日14日は突発的な変動が起こる可能性もあるため、念頭に置きながら立ち回っていきたいですね。
個人的には明日相場の大きな方向性が定まってからじっくり観察しつつ戦略練っていっても良いかなとは思ってますが、んまーコレばっかりは相場次第です(´ー｀）
「トレードのテクニック・スキルが心許ない」って方はORZ直伝トレードテクニックをまとめたページを参考にどぞー。
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