こんばんは!
すでにクーラーをつけようか迷っているFX専業ニートのORZ(おつ)です(・∀・)
さて、先週は半ばから末にかけてアメリカ、イギリス、スイス、日本の政策金利があり、中でもスイスのサプライズ的な利上げは相場をざわつかせました。
ビッグイベントの連発で大いに相場は荒れ、中期はすっかりワケわからん展開になりましたね。
デイトレーダーのORZとしては好んでトレードするような相場状況ではないので、今日はサクッと『先週の相場と今週の展望』についてお話ししてみようかなと思っとります(´ω`)
テクニカル的にまだ予測しづらい相場のため、ファンダメンタルズの話が多めになりますがご了承ください。(ファンダの基礎はこちらのページ)
んまー今の相場は例年以上に何が起こるかわからないし、ORZ自身も経済アナリストみたいな専門的な予測はできませんが、
- 先週の相場の振り返り
- 今週の注目イベント&展望
- 個人的に考えてる立ち回り
この辺りをカンタンに解説していけたらなーって感じですね。
先週の相場変動の背景だったり、今週の相場について少しでも情報が欲しいって人は参考程度に見てもらえたら幸いでゴザイマス(´∀`)
ではいくー!
先週の相場は政策金利祭り!
冒頭でもお話しした通り、先週はFOMC、英政策金利、日銀政策金利、そしてスイス政策金利がありました。
アメリカ、イギリスの利上げはある程度予想通りだったものの、ここにきて日本と同じマイナス金利国であるスイスが15年ぶりの利上げ。
「日銀もこれに感化されて利上げに踏み切るか!?」などの憶測が出回りましたが、結果は据え置き。
クロス円は200pipsほどの大変動がありました(・д・)
【EURJPY/5分足】
また日銀黒田総裁の頑なに利上げしないという姿勢に反応したのか、通貨によって多少ばらつきはあるもののクロス円はじんわり上昇を継続。
スイスも利上げし、ECB(欧州中銀)も7月に利上げを予定していることから、主要国で利上げに踏み切っていないのはついに日本だけになったと言って良いでしょう。
こうなってくると、余程のことがない限りリスクオフ以外で円が買われる要素はないんじゃないですかね。(まーそのリスクオフによる突発的な動きが厄介なんだがw)
※今の円安問題について以前まとめたページはこちら。
米長期金利と株安がもたらすリスクオフの円買い
もう少し先週のおさらいをしていくために、米長期金利、株価辺りも見ておきましょう。(※SBI証券さんのチャート参照)
【米長期金利チャート】
米長期金利と米ドルの関係は結構単純で、長期金利が上がるとドルも買われる傾向にあります。
下記ドル円もここ数日は円に引っ張られてますが、135円の壁を明確にぶち破るためにはこの長期金利の回復によるドル高がカギになってくるやもしれませんね(・ω・)
【ドル円/4時間足】
お次は株価ですが、急激な株価の下落はリスクオフで円が買われることに繋がりやすいです。(先週のスイス利上げ時がわかりやすい)
黒田総裁などの要人発言以外ではこの急激な株安が突発的な円買いのトリガーであることも多いので、「クロス円の様子がおかしいな」って時はチェックしてみましょう。
今週の相場についてざっくり考えてみる
と、ここまで話した通り、先週は重要なファンダメンタルズが盛りだくさんでとにかく慌ただしい相場でした。
一方で今週のイベントはわりと控えめ。
- 6月22日(水)8時50分:(日)日銀・金融政策決定会合議事要旨
- 6月22日(水)22時30分:(米)パウエルFRB議長発言
- 6月23日(木)23時00分:(米)パウエルFRB議長発言
- 6月24日(金)8時30分:(日)消費者物価指数
今は市場が要人発言や金融政策の動向にかなり敏感になっているので、最低限このあたりは警戒しておきたいですかねー。
あとはここ最近ニュースなどでも取り上げられているように日本も輸入品を筆頭にどんどん物価が上がってるため、金曜の「消費者物価指数」も結構注目度高い。
この数値が予想と乖離すると大きくクロス円が動きそうなもんですが、仮に上がったとしても円安に振れるのか円高に振れるのかってところは正直読めません。
最近の円はいろんな思惑が行き交って複雑な動きをするので、少なくとも発表直後の動きに飛び乗るといった行動は避けた方が良いでしょう(´ー`)
ORZの注目ポイントと立ち回り
というわけで今週の注目ポイントや立ち回りを最後に解説して締めたいと思いますが、テクニカル的な予測や分析はもうちょい中期で方向性出るまで待ちかなーと思ってます。
昨日(月曜)休場だったNY勢が今日戻ってくるので、そこでボラが高まって相場に動きが出ることに期待ですかね。
通貨によっては短期足ベースの「短時間・少利幅」トレードも狙えないことはないかなーと感じますが、焦ってムリに狙う必要もない相場かなと(´﹃`)
個人的に今週注目してるのは次の2点です。
- ①円安は継続するのか?
- ②米長期金利の動向とドル円135円
①については、単純にまたクロス円が中長期的な円安トレンド(上昇トレンド)を形成していくのかどうかってところですね。
いち国民として過度な円安は受け入れ難い一方で、いちFXトレーダーとしてはここ数ヶ月の円安トレンドでガッポリ稼がせてもらってるのでちょっと期待もしてます(´ω`)
目先は22日(水)の金融政策議事要旨の発表で何か動く材料があるのか注目。
ただ最近のクロス円は突然ワケわけらん動きすることも多い。
トレードするとしたらあまり長いスパンでは持たず、中期で数十pips取ってサッと逃げる戦法が有効かなのかなと考えてます。
次に先ほど少し話した米長期金利ですが、これがドカンと上がってくるようだとドル高円安になる可能性が高い。
同じクロス円でもドル円は歴史的重要な節目にあるため、もし135円を明確に突破してくるようならこちらはガッツリ狙っていこうかなと思っとります(´∀`)
【米長期金利チャート】
長期金利やパウエルさんの発言によってUSDが大きく動いてくるなら、クロス円よりドルストで狙った方が安定感はある…かも。
あとは最近下げ続けていた原油も多方面に影響を与えるのでちょい気になるところですが、ここで話すといろいろ複雑になるので今回は割愛します。
【原油価格チャート】
- 円安トレンドが復活してくるようなら中期スパンで数十pips取る戦略で狙うかも。
- ドル円が135円付近の保ち合いを明確に抜けてきたらガッツリ長期スパンで狙いたい。
- 米長期金利やパウエルさんの発言でUSDが大きく動くようならクロス円よりもドルストメインで狙うかも。
- とにもかくにもテクニカル的に中期でもうちょい方向性出るまでは待ち。
今の相場でファンダメンタルズは無視できない
さて、今回はファンダメンタルズ中心の話になりましたが参考にしてもらえたでしょうか?
ORZ自身テクニカル重視のトレーダーですし、基本的にはインジケーターやラインを駆使して日々トレードしてます。
が、今年に入ってからの相場はとにかくファンダが要因で相場が動くことも多い。
日々のテクニカル的な相場分析に加えて、ファンダメンタルズな情報も積極的に取り入れていくことでより効率的に利益を獲得していくことができるのかなと考えてます(´ω`)
とはいえ「ファンダが苦手」「どうやって情報集めれば良いの?」といった方も多いでしょう。
これからもこういった記事は定期的に公開していけたらなーと思ってますんで、少しでもトレードの参考にしてもらえたら幸いでゴザイマス。
ちなみに今回のようなファンダメンタルズな情報は基本的にTwitterで探すことが多いです(・∀・)
ロイターやブルームバーグも専門的な経済ニュースなどは得られるものの、情報の新鮮さに欠けるんですよね。(あとで見る分には役立つ)
相場が突発的に動いた時や重要なニュースが発信された直後はやはりリアルタイムに強いTwitterでの情報収集が効率的かなと思います。
それではみなさん、すぃーゆーねくすとたいむ。
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