初心者必見!知っておきたいゴールドの特徴・FXトレード注意点

ORZゴールド仕様

こんにちはORZです(G∀G)←ORZゴールド仕様

今回は読者さんからちょくちょくご質問いただいてた『ゴールド=金』について、特徴やらORZ的見解をお伝えしていきます。

いわゆる「安全資産」なんて言われたりもするゴールドですが、実際のところどうなのか?
「安全資産」って言うならとりあえず買っといて損はないの?

みたいな疑問を持ったり持たなかったり気になってる方も多いのでは。

ということでこの記事では、ゴールドの基本情報や特徴最近の動向から、FXでトレードする際に気をつけるべきポイントなどをお伝えしていきます。

あまり難しい話はせずに、初心者の方に「ゴールドってこういうもんなんだ」「トレードするならここに気をつけるべきなのか」って思ってもらえるように解説していくので、

ゴールドについて気になってた方はぜひご参考にしていただければ幸いです(o・∀・)ノ

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【基本】抑えておきたいゴールドの基本情報

まずはゴールドについての基本情報からお伝えしていきます(o・∀・)ノ

FXで「ゴールド」を取引するというのはどういうことかというと、単純にゴールドの価格で売買するということです。

ゴールドの価格ってどのくらいの量の話かというと、これは基準が決まっていて1(oz=トロイオンス)=約31gあたりの価格なんですね。(orzじゃないよ)

「約31gのゴールドをドル(USD)で買ったらいくらになるか?」がチャートとして表現されています。

(たまにドル表記ではないこともあるのでトレードする際には要確認!)

【ゴールドのチャート(日足)】
ゴールドのチャート

2021/9現在の価格は1,800くらいなので、なんと31gで1,800ドル=約20万円です!

100gにすると約66万円。鶏肉が100g100円と考えるとその価値の高さが分かりますね(?)

取引方法はFXで通貨ペアでトレードするのと同じく『差金決済取引』

安く買って(買いエントリー)高く売る(決済)、高く売って(売りエントリー)安く買う(決済)ことで利益を上げられます。

ゴールド(金)の実物が手に入るわけではないのでご注意を( ^∀^)

ちなみに上で見せた画像では「GOLD」の表記ですが、「GOLDUSD」とか「XAUUSD」も同じ意味合いになります。

(XAUというのはゴールドの通貨コードのことで、円がJPYと表記されるのと同じこと)

以上がゴールドについての基本的な情報になります(`・ω・´)ゞ

続いては一歩進んで、知っておきたいゴールドの特徴についてお話していこうと思います!

【特徴】知っておきたいゴールドの特徴

「有事の金」

という言葉を聞いたことありますかね(・∀・)?

金は世界共通の価値を持つため、国で発行している通貨よりも安全な資産であると捉えられています。

極端な話国が破綻したら、その国で発行している通貨は紙切れになりますが、金を保有していれば他の国の通貨に変えることもできます。

なので「有事の金」なんて言われたりするんですね^^

そのためインフレや地政学的リスクの際には、資金の逃避先として金が買われる傾向になったりします。

有事の金

そもそもなぜ金には価値があるのか?

パッと理由を挙げるとこんなところでしょうか(・∀・)

  • 希少だから
  • 見た目が美しいから
  • 人類が昔から価値があるものとして扱ってきたから
  • 実用的な使いみちがあるから

そもそもモノの価値は需要と供給のバランスで決まるものです。

金は見た目の美しさから昔から欲しがる人はたくさんいたようですが、採掘できる量には限りがあり希少性が高いんですね(´〜`)

つまり「需要>>供給」となっていることから、古くから価値が高いものとされてきました。
そして価値があるから通貨としての役割を担っていた時期もありました。(詳しくは後述)

欲しい人に行き渡るくらいの量があれば、ここまで価値の高いものとされることはなかったでしょうね。

また、現代では携帯などの機械の部品としての実用的な使いみちもあることから、やはり金の価値は高いまま保たれているようです。

最近の動向は?

金の価値はいぜんとして高いままなのですが、ここ最近では金融商品としての扱われ方が少し変化してきている部分もあります。

前述のとおり「有事の金」ということで、以前はリスクオフのため、つまりリスクを抑えるために金が買われる傾向がありました。

がしかし、最近では金余りの状況からリスクオン、つまりリスクを取ってでも利益を狙いたいときにも金が買われる傾向に変化してきています。

これには昨今、インターネットが普及して以前よりも情報を受け取れるスピードが格段に上がったことから、地政学的リスクに対してそこまで不安視する必要がなくなってきていることも影響しているとかなんとか。

さらには仮想通貨の台頭で、唯一の世界共通の価値あるものとされていた金のポジションに取って代わろうとしていることも影響を受けているようですね(・ω・)

結局何がいいたいかと言うと、金は最近では絶対的な地位を持つ金融商品ではなく、リスク分散の1つとしてのポジションになりつつあるということです。

金の特徴や最近の動向についてお伝えしたところで次はいよいよ、「実際にトレードするとなるとゴールドはどうなのか?」ってところをお伝えしていきます(`・ω・´)ゞ

【チャート】チャート上のゴールドの特徴

まず特筆すべきはそのボラティリティの高さです!

ボラティリティが高いことで有名なポンド(GBP)でも1日100pips動くかどうかですが、ゴールドの場合は1日で200〜300pips動くこともザラにあります。

ちなみに最近ではアメリカのテーパリング(金融的な施策)を受けて1日で1,000pipsほど動いた日もありました。

金の暴落

参考ニュース:金と銀価格が下落、米金融当局がテーパリング近く開始との見方

ちなみにゴールドは小数点第一位が1pipsなので、例えば1798.12→1798.22なら1pips上昇したことになります。

ボラが高いということは稼げる額も大きいですが、当然損する額も大きくなるので、トレードの際には十分注意しましょう!

金は実在するものの価格でありかつ、量が決まっているため世界中の人に売り買いされると価格変動も素早くなるため、これだけボラティリティが高いんですね(´ー`)

これに対して通貨ペアは2国間のお金とお金の価値なので、

  • →お金の量は自由にコントロールできる
  • →お金の価値を動かすにはとんでもない量の買い入れが必要である
  • →常に売り買いのバランスが保たれている

こうした理由から金は通貨ペアよりもボラティリティが高くなるのです。

とはいえ実際に体験してみないとどのくらいの時間でどのくらいの額が動くのかとかはイメージつかないと思うので、最初はデモトレードで体験してみるのがおすすめですよ(o・∀・)ノ

【番外編】紙幣とゴールドの歴史(興味ある方は読んでみてね)

トレードで利益を上げることには直接関係はありませんが、FXをやっているのであれば、お金の歴史について知っていても良いかと思いこの番外編を書きました(・∀・)長文注意!

その昔、お金という概念がない時代では、ブツブツ交換で取引が行われていました。
お米とか農作物を交換しながら、必要なものや欲しい物を手に入れていたのです。

物々交換

しかし、物々交換では価値が見合わないケースが出てきます。

他の人が持っている土地を買うために、お米1年分と取引をした場合、土地はその後も価値が変わらず色々なことに利用できますが、お米は1年も立ってしまうと腐ってしまい、価値が目減りしてしまいます。

こういったこともあり、何か取引を行う際は、腐ったり錆びたりしづらく、価値の変わらない金で取引を行うようになりました。

これが「硬貨」のはじまりです。
銀や銅もこれと似たような理由から硬貨として扱われています。

硬貨の誕生

これはこれは画期的なアイデアかと思われましたが新たな問題が発生します。
金は重くて大量には持ち運べません。

高価な買い物をするとなると、大量の金が必要になりますが、これを持ち運び、取引相手に渡し、取引相手もこれを持ち帰らないといけません。

さらには、家に金を保管しておくと、泥棒に狙われる危険もあります。

そこで、自分が持っている金を保管しておく場所を作り、金をいくら保管していますよという手形を発行するようになりました。

これが銀行の始まりであり、紙幣のはじまりです。

紙幣と銀行の誕生

手形を発行しておけば、取引の際に、金を保有している証明書である手形のみを取引相手に渡せば問題ないですからね。こうして、金を担保とした紙幣が生まれたのです。

これを金本位制と呼びます。(聞いたことありますかね?)

金本位制は長い間続いたのですが、またまた問題発生です!

金本位制は、上限のある金の量に合わせて紙幣を発行しないといけません。
すると、人口増加や経済の発展にともない、紙幣の数が足りなくなってしまったのです。

そのため、紙幣の担保を金にすることをやめ、各国の中央銀行が経済の様子を見ながら紙幣を自由に発行することが出来るようになりました。

これが現在も続いている管理通貨制度といいます。
インフレとかデフレとか金融緩和とか、現代の経済の仕組みはこうした経緯で作られてきたのです。

すごいざっくりとした解説ですが、金と紙幣にはこうした歴史的な関係があるんですね(・∀・)

金本位制のまま、世の中のお金の量が決まっていれば、富が集中してしまうことで格差が広がっちゃう可能性もあるので、この点では管理通貨制度ちゅうのは便利な仕組みだなと思います。

一方で、自由に紙幣を発行できるからこそ、中身のないインフレやバブル、デフレとインフレが同時に起きてしまうスタグフレーションが起きてしまうともいえます。

己の力でのし上がれる資本主義が良いか、のし上がれないけど一定の生活は担保される共産主義か、みたいな話ですね(´ー`)

まぁどっちが良いか悪いかは人それぞれですが、要は何が言いたいかと言うと、こうしたことを考える時間も、FXトレーダーには必要な力かなと思いますよ(o・∀・)ノ

【まとめ】ゴールドは魅力もあるけど無理に手を出さなくてもいい

今回はゴールドの基本情報・特徴、トレードの際の注意点などまとめてみました。

実際にゴールドでトレードしなくても、知識として持っておいて損はないかと思います(・∀・)!

トレードする場合も、通貨ペアのトレードで使ってる手法がゴールドで通用するかについては、その手法によりけりですし多少の修正は必要になってくるでしょう。

無理に手を出す必要は無いですが、トレードしてみたいと思った方もまずはデモトレードでその特徴や手法が通用するかの確認することを強くおすすめします。

そこを確認してからリアルトレードに挑んでみてくださいね(`・ω・´)ゞ

ORZも今後ゴールドでトレードして、解説用の良い素材が取れれば記事にするかもしれないです。

ま、あまり期待しすぎずに気長にお待ちいただければ幸いです(・∀・)w

ではでは、今回もお読みいただきありがとうございました〜

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