レンジの中身をすっぱ抜け！短期トレンドに乗っかった戦略、結果やいかに！？

どうもこんにちは。
進撃のコロナウイルスに駆逐されそうな我らの日本…大丈夫ですか((；ﾟДﾟ))？

そんなことを思いつつ、今日も家に引きこもって記事を書いているORZです(・ω・)

今回はなんやかんやで半月ぶりのトレードを公開！
前回公開したトレードが先月末のあの爆益でしたからね。時間経つの早いわ。

※「爆益って何？どんなトレードだったん？」って方はコチラをどーぞ。
→FXの真骨頂、爆益狙いのガチホトレード！当初の見込額を超える+359pipsの大立ち回りを大公開！

ところでその爆益トレードもそうでしたが、ORZは基本的にわかりやすい中期のトレンドに乗っかってあわよくば利益をガンガン伸ばしていくスタイルです(・∀・)

そんなORZが普段の記事ではあまり見せないちょっと面白い戦略のトレードを今日はお見せします。

ちなみに結論から言うとこのトレードは経済指標の暴力によって負けたので、できれば戦略の部分を重点的に見ていただければとｗ

例えば「トレンドの押し目買い（戻り売り）しか武器がない！」って方には新たな戦略の引き出しとして参考にしてもらえるんじゃないかと思いまする(｀･ω･´)ゞ

では早速いきまっせー(σ・∀・)σ

好評なTwitterの相場状況ぼやきについて

まずORZが今回狙ったのは大好きなポンドの通貨ペア、【GBPJPY】です。

エントリーしたのは昨日（2月18日）なんですが、その前日にこんなツイートをしてました(・ω・)

【ORZ的注目相場状況ぼやき：PART2】

『GBPJPY&GBPAUD』
・どちらも中期でボックスレンジ相場という状況。
・GBPAUDのほうが買い圧力強めに見えるので、レンジ逆張り（売り）を狙っていくならGBPJPY？
・中期レンジはムリに高値から安値まで全部取ることは考えず適度な決済目標の設定が欲しいとこ。 pic.twitter.com/mJjA5znBf9

— プロニート仙人ORZ@FX (@NEETORZ) February 17, 2020

GBP系の通貨ペアが中期足でわかりやすいボックスレンジ相場を形成しており、ちょうど「高値から逆張り（売り）狙えんじゃね？」みたいな状況だったわけです。

で、そんなツイートをしていたにも関わらずその後チャートを見ていなかったORZ選手。

【GPBJPY／4時間足／ツイートした翌朝】

ハイ、高値から逆張り狙ってたらキレイに70pips取れてたみたいですね(・∀・)笑

んまぁこのツイートを参考に美味しい思いをしてくれた方もいたみたいだし良かった良かった！アハハハハ(ﾟ∀ﾟ)

とまぁ大真面目なことをぶっちゃけたところで、ここから相場分析の解説に入っていく〜((((((((っ･ω･)っ

逆張りチャンスを逃しても諦めない、レンジ攻略のヒントは？

高値ゾーンから大分下がってしまった先ほどのGBPJPY4時間足ですが、諦めるのはまだ早い。

もう一度相場状況を確認してみましょ(σ・∀・)σ

【GBPJPY／4時間足】

ダブルトップを形成しさらにはネックラインも抜けている状態。
高値圏のダブルトップ＋ネックライン抜けは下落のサイン…！

まだこのレンジはORZを見捨ててはおらぬ( ﾟДﾟ)！

高値からの逆張りチャンスこそ逃しましたが、この相場状況を鑑みて『4時間足レンジの“安値ゾーンまですっぱ抜いてやろう”じゃないか作戦』にシフトチェンジしました。

とはいえ元々レンジっていうのは方向性のない相場。

絶好の逆張りポイントだった高値ゾーンから離れた今、このまま何の根拠もなく売りを仕掛けるのはナンセンスです。

そこで鍵となるのが下位足であり短期足の15分足(・∀・)

【GBPJPY／15分足】

中期足はレンジでも、短期的に一方向に価格が進行していればこのように小さい時間軸がトレンドを形成していることがあります。

この短期トレンドによって直近の相場の方向性を綿密に把握することができ、またこのトレンドを軸とすることで売りで入る“根拠”が生まれるわけですね(σ・∀・)σ

現時点でまだMA20と価格の乖離が開いた状態なので、MA20に戻すまで待ってから戻り売りが妥当でしょう。

15分足下降トレンドに戻り売りで乗っかって4時間足レンジの中身をすっぱ抜く！

シンプルですがこれが今回の主な戦略です(｀･ω･´)ゞ

※イメージ的にはこんな感じ↓

ではこのまま売りで仕掛ける方針で問題ないのか？念のため1時間足も確認しておきましょ^^

【GBPJPY／1時間足】

散々高値で抑えられた挙げ句、耐えかねて落ちてきたわけですな(・∀・)（あの高値から仕掛けられていれば。ぐぬぬ）

んまぁMA100を抜けているので上昇トレンドは崩れたかな〜ってとこっすね。

ここからレンジに転換するのかそのまま下降トレンドに転換するのかはこの時点でまだわかりませんが、少なくともテクニカル的に大きく上がってくる可能性は低いでしょう。

売り狙いの相場状況としては上々です(σ・∀・)σ

さて、エントリー戦略としてはこんなところで十分なので、一応利確目標も確認しておきましょう！

【GBPJPY／4時間足】

もちろんボックスレンジの安値までひと思いにすっぱ抜けることが理想ですが、その前に何度か反発実績のある抵抗が控えているのでひとまずここが第一利確目標になりそうっすね(・ω・)

この抵抗までが+50pips、さらにここを抜けて安値ゾーンまで到達すれば+120pipsの利益って感じです。

てなわけで一旦ここまでの戦略をまとめましょう〜((((((((っ･ω･)っ

エントリー後は順調な推移を見せるも、見せ場はここまで…？

ではではエントリーの方を見ていきますかね(・ω・)

【GBPJPY／15分足】

勢い良く下げていた15分足もようやく戻しに入ってきましたが、MA20までキチンと引きつければ-20pipsの損切りラインをMA50の外側に置けるのでもう少し待ちたいところ(｀･ω･´)

逆行した際にその進行を妨げる壁は多いほうが心強いですからね^^

そして20分後…

【GBPJPY／15分足】

素直にMA20まで戻ってきてくれましたな(・∀・)

ちなみにこうやって理想のエントリーポイントを待っていたにも関わらず、戻してくる前に逃げられてしまった場合はどうすれば良いか？

諦めましょう(´∀｀)

焦って後乗りしても基本的に良いことないし、チャンスはまた来ますからね。

さてさて、こうしてMA20まで戻ってきてくれたので、あとはここで“きちんと上げ止まっているか？”を下位足の5分足で確認します(・∀・)

【GBPJPY／5分足／12時56分】

前回高値、MA50、分厚い下降雲と軒並み上方向への抵抗が立ちはだかり、15分足のMA20にぶつかって上ヒゲまで作っちゃう始末。

もうエントリーしかないっしょー！というわけで142.645でポジゲッツです(・∀・)

【GBPJPY／15分足／12時56分】

損切りラインもギリですが15分足MA50の上、シナリオどおりのところに-20pipsで置けました(・ω・)

これで準備は万端…！
ここからはサクサクっとその後の展開を見ていきましょ〜((((っ･ω･)っ

【GBPJPY／15分足／15時57分】

がんばったMA20。
ありがとうMA50(σ・∀・)σ

ちょうど前回安値に到達しているので、ここを抜ければ大きく落ちてくれそうっすねー。

【GBPJPY／15分足／18時8分】

夕方、欧州市場が参戦してから値動きが活発になり、前回安値はあっさり抜けたものの戻しも大きい！
ボラティリティの高さが伺えますね。

んまぁMA20とMA50が機能しているので、この時点では概ねシナリオどおり、順調と言って良いでしょう(｀･ω･´)

んがしかし！

この後18時30分からはイギリスの経済指標が控えているのです。

とはいってもまだ利益は数pipsしか出ていないし、損切りもきっちり入れてるし。

臨戦態勢のまま指標発表の18時30分を迎えることに…。

迫りくる経済指標の圧倒的暴力に為す術なし…( ﾟДﾟ)

【GBPJPY／15分足／18時54分】

18時30分の指標発表から20分程度経ったものの、思ってたより派手な動きはなし。
テクニカルも崩れることなくMA50が抵抗として機能しているご様子。

こりゃモロタかな(・∀・)？

な〜んて考えていた20分後。

【GBPJPY／15分足／19時20分】

デストロイ！！

謎の第二波により為す術なく損切りラインまっしぐら。そしてプスリ。

完全にテクニカルを無視した動きでまさに経済指標の暴力ってヤツですな((・д・))

結果は-20pips（-200,000円）でノックアウトです( ﾟДﾟ)･∵.ｸﾞﾊｯ

んまぁこんな時のための逆指値でもありますし-20pipsなんて痛くもないですが、途中まで順調だっただけに結構悔しい。

読者さん・道場生さんに今回の戦略を成功例としてバシッと見せたかったんですけどねー(´Д｀)

ちなみに翌朝のGBPJPYはこちら↓

【GBPJPY／15分足】

完全にテクニカルが崩れましたね^^；

中期レンジの中身をすっぱ抜くには短期のトレンドが絶対条件。

まだ価格は4時間足のレンジの中ですが、短期の相場がこうなってしまうと中期レンジの中身を狙うのは厳しいので大人しく新たなターゲットを探すのが吉です(・ω・)

（大人しくEURUSDでも仕掛けときゃ良かったかな…( ￣～￣;)）

失敗に終わったものの、今回の最大の見せ場は戦略建て！

てなわけで経済指標の暴力によってトレードは失敗に終わってしまいましたが、今回の戦略の全体像はイメージしてもらえたでしょうか？

押し目・戻り目という軸になる武器は変わりませんが、戦略次第でもっといろんな相場にチャレンジすることができる、ということを感じてもらえていたら嬉しいです(・∀・)

引き続きTwitterの方でも時間があるときは相場状況をボヤいていきますので、ORZの考え方を参考に少しでも戦略の引き出しを増やしていってくだされ(｀･ω･´)ゞ

ちなみに今回の戦略は時間足ごとに相場を分析する『MTF（マルチタイムフレーム）分析』という方法を知っていれば誰でも実践することができます。

そしてこの『MTF分析』はプロトレーダーなら当たり前のように使っている分析方法ですが、“時間足の仕組み”さえわかってしまえば初心者さんでも簡単に使えるようになります(・ω・)

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