XRPってどうなの?FXニートがリップルの今と将来性を調査したよ!!

こんわよ、ORZわよ(・∀・)ノ
久々の二度寝がまさかの17時起きだったわよ♪
 
さて。
週明けはちょいと相場の方向性がわかりにくくなっておりますね(´ー`)
先週まで良い感じに売られていたUSDもボラが低くなり、その他の通貨も全体的に方向性がアヤフヤになってます。

最近良い感じの展開になっていただけに、、、、ちょいとやりづらいですね^^;
まぁ、FXにノルマなんてものはないので、こんな時はトレードを一旦お休みしても全然OKだと思います。
 
そんなわけでトレードは一旦お休みして、今回のFXブログでは「第2回:仮想通貨潜入調査の報告」をしようと思います!!(`・ω・´)ゞ
調査対象は、「第一回:草コインXP」の調査報告を行った時のアンケートでダントツ1位を勝ち取ったXRP(リップル)です♪
 
アンケート内のコメントで、他にも色々と面白そうな通貨の名前をチラホラと出していただいたのですが、、、、、、ここは民主主義に則って、シンプルに「1位」に選ばれたヤツを採用させていただきました(´ー`)
 
いろいろコメントくださった皆さ〜ん。ありがとうございま〜っする♪
 
ということで!!
今回は巷で話題のリップルとは何なのか?今どういった状況なのか?これからどうなるのか?といった感じで、「リップルの現在」と「リップルのこれから」についていろいろと調査してきたので、ご紹介いたします(`・ω・´)ゞ
 
ただ、ORZが思っていたよりも情報量が多く「リップルについて全てを紹介しきれるわけではない」という事を予めご了承下さいm(_ _)m
 
それでは、張り切って第2回:仮想通貨XRPの潜入調査報告にまいりましょ〜(´Д`)

リップル、XRPとは何なのか?

まずは「リップルとは?」「何をしているのか?」サラッとおさらいしましょう(・∀・)
 
まず、「リップル」というのはアメリカにある金融系ソフトウェアを開発している会社「Ripple.inc(以下:リップル社)」のことで、このリップル社が発行している仮想通貨がXRP(エックスアールピー)です。
 
最近は「XRP」のことを「リップル」と呼ぶことも多くなって来ておりますが、、、、、まぁ些細なことなのでそこまで気にする必要も無いですかね^^;
 

リップル社は金融システム界のチェ・ゲバラ(・∀・)

リップル社が近年注目を集めているのは、うん十年間変わっていなかった「国際送金のシステム」に革命を起こしつつあるのが主な理由です(´ー`)
 
具体的に言いますと、ナウの国際送金のシステムはやたらと手数料が高く時間も掛かります。
これは、国内から海外に送金する時に中継銀行を幾つも経由しなければならないのが原因で、この高い手数料と時間はうん十年間変わっていませんでした。
 
そこでリップル社は、「XRP Ledger(分散型台帳)」という桁違いに早いデータ処理技術を開発し、さらには中継銀行を一切使わずに世界各国の銀行・企業を繋げる「RippleNet」という国際送金のネットワークを提唱&実現しようとしているのです(´ー`)
 
XRPLedgerはデータ処理が早い

※「XRP Ledger(レジャー)」とは?※
BTCのブロックチェーン技術を基に作られた新しい分散型台帳技術。
これまでとは桁違いのスピードで取引データの処理(トランザクション)を行えるのが特徴で、BTCが毎秒3〜6回程度なのに対し、XRPは毎秒1500回〜50000回ものデータ処理ができちゃうんだとか!!
リップル、、、恐るべし( ゚Д゚)クワッ

 
また、国際送金のネットワーク:RippleNetは「xCurrent」「xRapid」「xVia」という3つの製品※から成り立っており、現在は世界中の銀行・企業などと一緒にこの3つの製品を開発・検証している最中とのこと。
 
つまり。
「桁違いに早いデータ処理技術とあらゆる金融を繋げるネットワークを使って、世界中の資金移動を高速かつ安くしよう!!」というのが、リップル社が行っている事業なのです。
 
 
スゴくない?(・∀・)
 
RippleNetの説明画像

※RippleNetの軸となる3つの製品とは?

「xCurrent」:国際送金をより早く安くするために、ILP(Inter Ledger Protocol)技術を使って世界中の支払い・決済ネットワーク同士を繋げる製品です。
今のところは銀行や大手企業が採用し始めているみたいです。
 
「xRapid」:海外送金する時に中継銀行の変わりを務める製品で、国をまたいだ資金移動を早く安くすることができます♪
これまでの実証実験では、数時間〜1日以上かかっていた送金がものの数十秒で完了したとか!(うろ覚えです)
入出金が全然反映されない銀行送金の不安が解決されるのは有り難いですよね〜(´ー`)
 
「xVia」:RippleNetを一般的な企業が採用しようとするとビックリするくらいのコストがかかるため、一般企業でもRippleNetに簡単に参加できるようにコストダウンしたモノがxViaです。
なので、将来的にはビットコインで家賃の支払いが出来たり、Tポイントを預金に振り返られたりできるようになるかもしれません(・∀・)

 

りっぷるなう♪今の状況をまとめてみた(´ー`)

ここまでの内容で、リップルがどんな会社なのか?どんな事をしようとしているのか?なんとなくでもおわかりいただけたかと思います(´ー`)

ここからは「リップル社の今」という視点から、技術力や製品の開発がどのように進んでいるのか?紹介していきます♪
 

リップル社の技術力なう

リップル社が開発した新しい分散型台帳:XRP Ledgerですが、なうは更なる進化を遂げるべく現在も改変中とのこと。
今の形も充分に優れていると言われていますが、ここから更に進化するということで、世界中の企業・銀行や投資家達の注目を集めているみたい(゚∀゚ )
 
また、あらゆる決済・支払いネットワークを繋げる製品:xCurrentで使われている「ILP(Inter Ledger Protocol)」というシステムは、WEB業界で世界的に超有名な非営利団体「W3C(World Wide Web Consortium)」によって、インターネットを使った新たな決済方法として世界中に広められているようです(´ー`)
 
要するに。
「リップル社の技術力はすでに世界的に高い評価を受けており、これからも更に進化・広まっていく」ってな感じです((o(´∀`)o))ワクワク

Rippleの技術力は世界中から評価されている 

リップル社の製品なう

リップル社が開発を進めている、国際送金を早く安く便利にするネットワーク製品:RippleNetはすでに世界中の銀行がお試し中らしく、100行を超える銀行がRippleNetを試験的に採用しているみたいです(・∀・)
 
昨年はメキシコの「Cuallix」という金融機関が、「xRapid」を使ってMXN(メキシコペソ)とUSD(米ドル)の国際送金を行い、「RippleNetで国際送金がより早く安くなる」ということを実証しています。
 
今年の2月上旬には、スペインの最大手商業銀行グループが「xCurrent」採用した国際送金用モバイルアプリを開発。
これによって「RippleNetの信頼・実用性」「一般人でも使えるようになる」という期待感が強まっているみたいです♪
 
「xVia」はまだ開発・検証段階とのことですが、その他2つの主要製品が世界中で高い評価を受けているので、かなり期待されているようですね(´ー`)

Ripple製品は高い評価を受け期待されている
 

リップル社のXRPなう

では、肝心のXRPはどのようになっているのかというと。。。

Rippleのチャート画像

2月上旬に一旦爆下がりしてから徐々に盛り返してきているところですね。
ただ、BTCやETHといったその他の仮想通貨も同じような値動きをしているので「XRPだけ」というわけではないみたい。
 
「XRPは買われている・売られている」と言うよりは、「仮想通貨全部が買われている」といった状況ですな(˘ω˘ )
 
また、ココ数ヶ月で何度か発表されたRippleNetに関するニュースにもそこまで反応していないように見えるので、現状はまだまだ様子見モードって感じですかね(´ー`)
 

XRPの将来性は?皆どこに注目しているの?

XRPの価値向上は二の次になっている?

ます、現在リップル社の製品で注目を集めているのは「仮想通貨:XRP」ではなく、RippleNetという国際送金ネットワーク製品です(´ー`)

これは、そもそもリップル社自体が「現在は自社製品の開発に専念するので、XRPの価値向上はあまり気にしない」みたいな事を言っているのが1番大きいかと思われますが、「RippleNet内でXRPが使われるのはxRapidのみ」ということから「XRP使われないんじゃないの?→価値上がらないんじゃない?」という疑念が生まれているのも原因かと。

 
ただ。
リップル社はXRPの価値向上に全く無関心なわけではなく「RippleNetがこれから更に世界中に広まれば、その中で使われるXRPの価値も上がる」という考えのもとで自社の製品開発に専念しているみたいですし、実際にXRPが使われている製品(xRapid)も世界的に高い評価を受けています(´ー`)
 
なので、ビットコインのような「爆上げ」は起こらないとしても、RippleNetそのものがこれから世の中に広まるという事を考えれば、じっくりコトコト買われていく可能性は充分にアリエ〜ルと思います♪
じっくりと買われていく
 

これからどこで何が使われるのかが注目ポイント!!

今後、リップルの値動きにどのようなニュースが影響を与えるのか見極めるには、「どこの国の企業・銀行が、どの製品を採用するのか?」が重要になって来ると思います(・∀・)
 
というのも、RippleNetのなかで実際にXRPが使われるのは「xRapid」のみで、その他の製品でXRPは使われないからです。
 
そのため、仮にどこかの大手銀行が「xCurrent」を使ったアプリを作ろうが、どこかの企業が「xVia」を採用しようが、市場に与える影響はそこまで大きくないのではないかと(´ー`)
 
ただ。
ココ最近、仮想通貨についてじっくりコトコト勉強してきた中で気づいたことなのですが、仮想通貨は「株式」と似ています。
 
ですので”優れた事業を展開している企業の株が買われる”のと同じく、”優れた事業を展開している企業の仮想通貨が買われる”ことも充分にアリエ〜ルと思います。
 
つまりは。
1、xRapidがドンドン復旧すると、XRPの価値は上がる
2、xCurrent、xViaがドンドン復旧すると、XRPの価値は上がるかもしれない」

1+2=3、RippleNetが復旧すればXRPはじっくりコトコト上がるのでは?

ってな感じですね(・∀・)
まぁ何にせよ、今後の注目キーワードは「xCurrent」「xRapid」「xVia」の3つですよ♪奥さん♪

 

2018年はRippleNet元年になるかも♪

さて。
今回は「仮想通貨潜入調査:第2回」ということで、巷で噂の「リップル(XRP)」の調査報告をさせていただきました(`・ω・´)ゞ
 
リップルに関する情報はメチャクチャ多かったので、ORZ自身もまとめきれていないと感じる部分も多々ありますが、リップルとは何なのか?どのような事をしようとしているのか?これからどこに注目したら良いのか?なんとな〜くでもおわかりいただければ幸いです(´ー`*)
 
最後に追加情報ですが、ここ数ヶ月のRippleNetの躍進を受けて、ネットでは「XRP元年」とか「リップル飛躍の年」な〜んて話題もチラホラ。

Rippleが飛躍する年

まぁ一部のリップル信者たちによるお祭り騒ぎみたいなモノだとは思いますが、、、、、、、ちょいとワクワクしちゃいますねv(・∀・)v
 
先日記事で書いた「草コイン:XP」にせよ、今回の「リップル:XRP」にせよ、これからどうなるのか予想が出来るわけではありませんが、、、、、、なんかワクワクしますw
 
と、いうことで。
いい加減ネットや参考書を使ってチマチマ調べるのも飽きてきたので、そろそろ仮想通貨買おうと思います(´ー`)

 
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」というコトワザにもあるように、実際に飛び込んでみないとわからないこともありますからね♪
何をどのような目的で買うかはまだ秘密ですが、「仮想通貨潜入調査:第3回」ではORZの仮想通貨購入レポートを紹介しようと思います♪
 
もちろん、いきなり大金を投入するのではなく5000円〜10,000円くらいのお金から少しづつ始めていくつもりです。
 
果たして、FXでブイブイ言わせているニートが仮想通貨を無事に購入することが出来るのか!?
乞うご期待下さい♪
 
それでは!!
また次回のFXブログでお会いしましょう(・∀・)ノ
 
 

コメント

  1. ひろしねこ より:

    僕も仮想通貨は株式に似てると感じてます。
    リップル、イーサリアムにはちゃんと価値を感じてるんで、自分もその2つには投資してみようと思ってます。
    色んな技術のもとはビットコインの技術が使われてるんで、やっぱりビットコインも上がると思います。
    でも、ビットコインは何だか好きになれないんですよねw

    リップルが広まることで、助かる人はいっぱいいますからね。
    リップルには頑張って欲しいです。

    • FXプロニートORZ(おつ) neetfx より:

      ひろしねこさん、こんにちは♪
      コメントありがとうございます(・∀・)

      ひろしねこさんもリップルに注目されているんですね♪
      イーサリアムについてはまだまだ勉強中ではありますが、リップルと同じく次世代ネットワークを基盤作りに取り組んでいるということだけ合って注目度が高いですよね(´ー`)

      これからどのようになるのかわかりませんが、どちらも要チェキですな!

      ORZ

  2. FX帝王 より:

    今回のリップルの記事はとても勉強になりました。(*^_^*)
    リップルが人気あるだろうなぁとは思っていましたが、ぶっちぎりの一位というのは、やや驚きました。

    一方、ライトコインやリスク0票というのもまた意外でした。
    『人の行く裏に道あり花の山』のことわざからは、どうしても人気があるものは高値づかみする人が多く、値が重くなる傾向があるので、むしろ、今回の投票で人気なかったコインたちの一部が結構頑張るかもよ~と思ったりもします。
    とはいえ、長期目線では、良いコインに投資するのは鉄則ですね。

    それはそうと、師匠がいよいよ仮想通貨に参上ですか!
    嬉しいです(⌒‐⌒)
    師匠なら、仮想通貨のデイトレでも、バッチリ勝たれていくことでしょう。
    仮想通貨FXでは、ショートからも入れるので、師匠なら、上がっても下がっても、
    どちらも上手くこなされることでしょう。
    (ただ、操作性が、MT4に比べて格段に悪いです。←結構ストレスになります。)
    ガチホなら、ざっくりと日足でフィボナッチ引いて、半値戻し以下(61.8%や全戻しなど)に買いの指値をドルコスト法で複数置いて待機、刺さった後はガチホ。
    こんなアバウトなざっくりトレードでも結構利益出たります。
    ガチホ戦略は、暴落したら買い、高騰したら売り抜けで良いかなと思ってます。
    (一部は、利確せず、ノーリスクで、仮想通貨が終焉迎えるまで記念にとことん持っておいても良いかも。)
    ともあれ、仮想通貨は、いつ0円になってもおかしくないと言われるので、余裕資金の一部で『ご利用は計画的に』ですね( ´ー`)

    追記
    相場の格言には、こんなものもあるようです。
    ・「友なき方へ行くべし」
    ・「人が売るときに買い、人が買うときには売れ」
    (Buy when others sell; Sell when others buy.)
    ・「株というものは高いときには最上に、安いときには最低に見えるものだ」
    http://www.jsda.or.jp/manabu/proverb/contents/proverb03.html

    • FXプロニートORZ(おつ) neetfx より:

      FX帝王さん、こんにちは♪
      コメントありがとうございます(・∀・)

      今のところ、仮想通貨FXをするのか現物を買うのか決めてはおりませんが、今のところはどちらも考えてます(´ー`)
      ブログで紹介していうようなデイトレ感覚で取引していくよりは、どのような値動きなのか?テクニカル的なところはどうなのか?やはりファンダ要因の方が強いのか?仮想通貨:初心者としたじっくりコトコト見極めて行こうとおもっておりまっする♪

      楽しみにしていてくださいね〜
      ORZ

  3. msx2 より:

    私自身は、「仮想通貨って、どうよ」と思っているクチですが、
    (分かりやすい話、そんなに良いものなら、例えば、とっくの昔に、アマゾンやグーグルが何か反応してるんじゃないの、とか)

    でも、大やけどしない金額なら面白いかもしれません。
    例えババ抜きゲームだったとしても、勝ち逃げすればいいわけです。
    また、習うより慣れろ、と申します。
    勝ってよし、負けても経験値を積むと考えるなら、どう転んでも、損はないでしょう。

     ちなみに、仮想通貨は、現状株に似てますが、
    税金に関しては、株というより『馬券』に近い感じです。
    利益が出たならお気をつけてくださいませ。
     「マルサに捕まった」的なレポートだったらいりませんから(笑

     では、御武運を!

    • FXプロニートORZ(おつ) neetfx より:

      msx2さん、こんにちは♪
      コメントありがとうございます(・∀・)

      たしかにmsx2さんの仰る通り、仮想通貨は情報も曖昧ですし、実際のところわからない事だらけですが、意識高い系ニートトレーダーとして敢えて突撃してみようと思います(´ー`)

      もちろん「大やけどしない程度に」ですけどね^^

      また何か進捗があればご報告いたしま〜す♪
      ORZ

  4. msx2 より:

    自分なりに気になる仮想通貨ネタが3つあったんで、そしたら新たにつらつらと思うことが生じたんで、追加コメント。

    君の名は「さるぼぼコイン」、飛騨高山で見た地方創生のリアル
    http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00138/021500009/

    仮想通貨は匿名性を保てない!?
    http://fukadamoe.blog.fc2.com/blog-entry-3923.html

    ビットコイン取引量急減の裏
    http://fukadamoe.blog.fc2.com/blog-entry-3926.html

     
     「さるぼぼコイン」は、ブロックチェーン技術が使われている電子通貨のようですが、
    現金からチャージする形です。

    電子地域通貨「さるぼぼコイン」の実証実験を完了 ブロックチェーン技術も検証
    https://iridge.jp/news/201710/16077/

    >なお、今回検証したブロックチェーン技術は、
    >株式会社デジタルガレージ(本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁)、
    >株式会社カカクコム(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:畑 彰之介)、
    >株式会社クレディセゾン(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:林野 宏)の3社が
    >運営する研究開発組織「DG Lab」が開発した汎用フレームワーク「DG Lab DVEP」を利用しました。

     ほほう、カカクコムにクレディセゾンは私でも聞いたことある会社です。
    ま、ネット上の決済に変化が起きるかもしれないとなれば、当然かもしれません。

     仮想通貨が、現代的通貨として機能するためには、通貨供給量の増減の問題をどうするのか、というのが私としては気になるところなんですが、現金からの置き換えなら、『二千円札』みたいな単に電子的なお札が発行されるというのと変わらないでしょう。
     そして実際に「さるぼぼコイン」のように一部で始まっていると。
     
     中央集権的な仕組みを必要としないから手数料が安くなるという話を聞きまして、
    だったら、単なる電子通貨なら手数料が安くならないの?と思ってたんですが、
    1か0、というわけでもなさそうですね。
     送金等においても、中央集権的な仕組みがあっても安くなるメリット等があるなら、
    電子通貨として成立しそうですが、でも、投機相場には関係なさそうな地味~な話ですよね。
     
     私は別に仮想通貨について勉強してるわけでもなんでもないんで知らなかったんですが、
    (単に、現代通貨の本質から外れてるのにデジタル金貨に皆何騒いでんだ?という感じ)

    「仮想通貨は匿名性を保てない!?」に、
    >ブームの始まりは匿名性の高さからドラッグディーラーや地下取引に利用されて来たのは周知の事実ですが。

    とありまして、やっと、「あ、そっかー!」とある程度納得した次第(笑

     それなら、仮想コインの『実需』がありますわな。

     まー、それでもみんな、結局「現金」が欲しいわけだから、つまるところ現金の需要ばかりで、
    供給はどうなるんだろうという素朴な疑問が抜けきれないんですけどね。
     自分がアングラマネーの持ち主で、資金洗浄したくてビットコインに換えたとして、
    それを結局は現金に換えたいわけですよ。
     そして、皆が皆、そういう人たちばかりなら、根本的なところで需給が成立してない気が抜けきれないんですよね。
    その点、「株」には「企業」という実体があるわけですけど。
     
     とはいってもそれはさすがに単純すぎる見方で、
    資金洗浄したい人たちは永遠になくならないし、全員が全財産を一度に換金するわけもない。
    ある程度の現金のプールが背景にあればいいわけで、ボラティリティが高いと参入してくる人たちもいるし、そうなってくると、何かあって価格が下がっても、下がったら下がったでそれをチャンスと買う人も出てくるし、上がった下がったが、永遠に続く。
     ババ抜きゲームのように見えて、トランプのババ抜きとの違いは、永遠のババ抜きゲームということ。
     もし、永遠のババ抜きゲームなら、結局誰もババを引かずにすむんですが。さぁどうなんでしょうねぇ。

     そうして、もし本当に仮想通貨の匿名性が保てないなら、ひょっとして、それで暴落したりするのだろうか。
    もし暴落したら、それって、かつてファイル交換ソフトが流行って、でも当局に逮捕されるようになって下火になっていったみたいなもんで、面白いなぁと思っていたんですが。

     そしたら、「ビットコイン取引量急減の裏」とありますから、すわ「そうなったか!」と思ったら、
    >米国政府は密やかに仮想通貨叩きを進めてる、
    とは書いてますが、
    >犯罪集団も手を出しにくくなったのかもしれませんね。
    とあって、ビットコイン取引量急減の理由は、これだ! と書いてるわけではないですね。

     ただこの方も、仮想コインと電子通貨の区別をあまりされてないように思えますねぇ。
    例えば、さるぼぼコインとビットコインは似て非なるものでしょう。
    ブロックチェーン技術を使ってる点は同じでも、私は区別する必要があるんじゃないかと思うんですけど。

     電子通貨によって海外送金が便利になったりしても、それは結局は新しい形のお札ということだし、
     一方で仮想コインは、それ自身が目的の投機相場ということで、そんなものが成立したら、
    人類史上初ということになりますが、アングラマネーを背景に、永遠のババ抜きゲームが成立するのかどうか。

     株で100年かそこいらでしょ、FXで20年かそこいらで、今、仮想コイン市場が成立するか否かのお祭り騒ぎの真っ只中。 踊る阿呆に見る阿呆、
    お祭りを堪能するなら参加するのが一番でしょうが、
    哀しいかなお金も暇もないので見る阿呆ですわ(笑

     でも匿名性がどの程度破られるのか、それによってアングラマネーがどうなるのか、ひいては市場がどうなるのか、
    そういうところが今気になるところですね、個人的には。