【ドル円解体新書】値動きを丸裸にするデータ集

みんな大好きドル円の値動きデータ(2006年-2026年の20年分の1分足・756万本)を集計。

値動きに対するよくある疑問や雑学的な変動データ集をお届けするページです(´ー`)

なるべく古くならないように定期的なメンテはやっていこうと思います。

ドル円の値動きQ&A|よくある質問と答え一覧

答えはすべて、ドル円(USDJPY)/2006年1月〜2026年9月/pips・bid基準です。

1日の区切りはニューヨーククローズ(日本時間の朝7時、夏時間は朝6時)、時間帯は日本時間です。

1日の値幅・前日比

質問 答え
ドル円の1日の平均値幅は何pipsか 中央値83.4pips(平均98.6pips)
ドル円の1日の値幅は価格に対して何%か 中央値0.75%(平均0.88%)。pipsでは2024年が最大、価格比では2009年が最大
ドル円は前日比で何pips動くのか 中央値34.5pips(平均49.2pips)
ドル円が1日に100pips動く確率はどれくらいか 37.3%、年間97日(2.7日に1回)
1日30pips動く日は1年に何日あるのか 平均250日(30pips未満しか動かない日は年に約9日。ただし年によって0〜42日)
ドル円が前日比で1円以上動く日は年に何日か 年平均32日(12.4%)
ドル円が1円動くのにどれくらい時間がかかるのか 中央値2.3日
ドル円の月曜の窓は何pipsか 中央値8.0pips
ドル円の1日の値幅が最大だったのはいつか 2016年6月24日の785.5pips

動く時間帯・高値と安値がつく時間

質問 答え
ドル円は何時が一番動くのか 日本時間23時台、中央値22.0pips
ドル円が一番動かないのは何時か 6時台、中央値10.0pips(最大の2.2分の1)
東京・ロンドン・ニューヨークで山になる時間帯は 9時台18.8pips、16時台18.0pips、23時台22.0pips
ドル円の1時間の値幅は何pipsか 中央値14.5pips(平均18.5pips)
ドル円の高値は何時につくことが多いのか 日本時間9時台、8.63%
ドル円の安値は何時につくことが多いのか 日本時間9時台、7.52%
高値と安値は、どれくらい離れてつくのか 中央値12.2時間
ドル円は1時間のうち何分が一番動くのか 00分、平均の1.513倍(最小は28分の0.912倍)

足ごと・期間ごとの値幅(1分足〜1年)

質問 答え
ドル円の4時間足の値幅は何pipsか 中央値30.8pips
ドル円の15分足・5分足・1分足の値幅は何pipsか 15分足7.0pips、5分足4.0pips、1分足1.5pips(中央値)
ドル円は1週間でどれくらい動くのか 中央値196.7pips(約2円)
ドル円は1か月でどれくらい動くのか 中央値437.9pips(約4.4円)
ドル円は1年でどれくらい動くのか 中央値15.65円(2006〜2025年の20年)

ローソク足の形(陽線・陰線・連続・前日の高値安値・実体とヒゲ)

質問 答え
ドル円の陽線と陰線はどちらが多いのか ほぼ半々。日足は陽線51.9%・陰線47.9%(年によって陽線は40.8〜59.1%)
1時間足・5分足の陽線と陰線の割合は 1時間足は陽線50.6%・陰線48.2%、5分足は陽線48.2%・陰線47.5%
ドル円で陽線・陰線は何本連続することがあるのか 日足の最長は陽線12日連続(2022年10月)、陰線13日連続(2011年8月)
ドル円の日足で5連続以上の陽線・陰線は年に何回出るのか 陽線が年平均3.8回、陰線が年平均3.0回
ドル円は前日の高値・安値を更新する日が多いのか 前日の高値を更新する日は48.9%、安値を更新する日は44.5%
ドル円が前日の値幅の中に収まる日は 16.3%(6日に1日)。前日の高値・安値をどちらも更新する日は9.7%(10日に1日)
ドル円の日足は、実体とヒゲのどちらが長いのか ヒゲのほうが長い。実体は値幅の45%、上下のヒゲの合計が55%(日ごとに割った中央値)
足の長さを変えると、実体とヒゲの割合は変わるのか 変わらない。 実体の割合は日足45.2%・1時間足43.8%・5分足48.1%

曜日・月ごとの値幅

質問 答え
ドル円は何曜日が一番動くのか 金曜、中央値88.0pips(最小は月曜73.2pips)
ドル円が一番動く月はいつか 3月、中央値93.6pips(ただし年ごとに入れ替わる)

ユーロ円・豪ドル円との比較(今後ペア追加予定)

質問 答え
円クロス3種、どれが一番動くのか pipsならユーロ円がドル円の1.32倍、%なら豪ドル円が1.37倍

急変動の頻度(年によって大きく変わる

質問 答え
ドル円が1分で30pips以上動くのは年に何回か 年平均112回(年によって4〜419回)
ドル円が1分で100pips以上動くのは年に何回か 年平均3.9回(年によって0〜21回)
ドル円が1時間で100pips以上動くのは年に何回か 年平均22.5回(年によって1〜77回)

ドル円の値動き早見表(主要な数字)

1日
1日の値幅 中央値 83.4pips/平均 98.6pips
前日比(終値) 中央値 34.5pips/平均 49.2pips
始値と終値の差 中央値 35.0pips/平均 49.0pips(値幅の45%)
100pips以上動く日 37.3%(年97日)
1円動くまでの時間 中央値 2.3日
月曜の窓 中央値 8.0pips
足種
1分足/5分足/15分足/30分足 中央値 1.5/4.0/7.0/10.0pips
1時間足/4時間足 中央値 14.5/30.8pips
日足/週足/月足 中央値 83.4/196.7/437.9pips
年間の値幅 中央値 15.65円(最小7.95円の2019年、最大38.47円の2022年)
ローソク足
陽線/陰線(日足) 51.9%/47.9%(年によって陽線は40.8〜59.1%)
陽線/陰線(1時間足/5分足) 50.6%/48.2%、48.2%/47.5%
日足の連続(最長) 陽線12日(2022年)/陰線13日(2011年)
前日の高値/安値を更新した日 48.9%/44.5%
前日の値幅の内側に収まる日/外側へ抜ける日 16.3%/9.7%
高値と安値の間隔 中央値 12.2時間
最も動く分/最も動かない分 00分 1.513倍/28分 0.912倍(1.66倍の差)
曜日・月
最も動く曜日/動かない曜日 金曜 88.0pips/月曜 73.2pips(1.20倍の差)
最も動く月/動かない月 3月 93.6pips/12月 77.4pips(1.21倍の差)
通貨ペア
ドル円比(pips/%) ユーロ円 1.32倍/1.09倍、豪ドル円 1.08倍/1.37倍
記録
1日の最大値幅/最小値幅 785.5pips(2016-06-24)/11.2pips(2019-04-19)
最高値/最安値(2006年以降) 163.98円(2026-07-23)/75.57円(2011-10-31)※

※最安値は、報道とずれがあります。
配信元によって差があるのと、急変動時の細かい値動きを拾えていない可能性あり。

時間帯・曜日・月・分、ドル円の値動きの差が大きいのはどれ?

何で分けるか 最大 ÷ 最小 年ごとの安定性
分(00〜59) 1.66倍 年々拡大(2006年1.06倍→2026年1.84倍)
時間帯 2.20倍 安定(3つの山は毎年出る)
曜日 1.20倍 安定(月→金で単調に増える)
月 1.21倍 不安定(順位が毎年入れ替わる)

時間で区切った時の値動きの差

時間帯の差が圧倒的です。
曜日と月は倍率が同じくらいですが、曜日は安定していて月は不安定です。

分の差(1.66倍)だけは性格が違い、20年で倍率そのものが増え続けています。

ドル円の1分足・1時間足・日足の値幅は何pips?

ドル円(USDJPY)の値幅(高値−安値)/2006年1月〜2026年9月/日本時間・NYクローズ区切り/pips・bid基準

足 中央値 平均
1分足 1.5 2.1
5分足 4.0 5.1
15分足 7.0 9.0
30分足 10.0 12.9
1時間足 14.5 18.5
4時間足 30.8 38.2
日足 83.4 98.6
週足 196.7 228.3
月足 437.9 484.4

平均が中央値より大きいのは、大きく動いた足に平均が引っ張られるためです。
実感に近いのは中央値です。

足の作り方は、1分足から1時間足までが日本時間の平日、4時間足以上がニューヨーククローズ起点です。

4時間足の区切りはMT5やTradingViewのFXチャートと同じで、日本時間の朝7時(夏時間は朝6時)から4時間ごとになります。

期間は2006年からです。2010年以降だけで数えると、5分足から4時間足までは6.5〜10%小さくなります(1時間足は14.5pipsが13.4pips)。

2006〜2009年はクオートの刻みが粗く、2008年の値動きも大きいためです。

1分足と5分足の値幅は、配信のクオート頻度が年によって変わるため、年をまたいだ比較には使えません。

ドル円の前日比は平均何pips?値幅との違い

同じ日でも、「値幅」「前日比」「始値と終値の差」で数字がまったく違います。
ニュースが使うのは前日比で、このシリーズが使うのは値幅です。

ドル円(USDJPY)/2006年1月〜2026年9月/5,362営業日/NYクローズ区切り/pips・bid基準

中央値 平均
日中の値幅(高値−安値) 83.4 98.6
前日比(終値と前日終値の差の絶対値) 34.5 49.2
始値と終値の差の絶対値 35.0 49.0

前日比で◯pips以上動いた日の割合です。

水準 割合 年間日数
50pips以上 35.9% 93日
100pips以上 12.4% 32日
150pips以上 4.5% 12日
200pips以上 1.9% 5日

1円以上の前日比になる日は、年に32日(12.4%)。

日中の値幅が100pipsを超える日(年97日)の3分の1ほどです。

ドル円は1週間・1か月・1年でどれくらい動く?

ドル円(USDJPY)の値幅(高値−安値)/2006年1月〜2026年9月/日本時間・NYクローズ区切り/pips・bid基準

期間 中央値 平均 本数
1週間(週足) 196.7pips(約2円) 228.3pips 1,079週
1か月(月足) 437.9pips(約4.4円) 484.4pips 248か月
1年 15.65円 16.74円 20年

週足は月曜から金曜までのニューヨーククローズ週で、営業日が4日以上ある週だけを数えています。

月足は営業日が15日以上ある月だけです。
年間は2006〜2025年の20年で、2026年は9月までなので含めていません。

年間値幅は、公表されている数字ともほぼ一致します。2019年のドル円の年間値幅は、三井住友DSアセットマネジメントが約7円94銭と報告していて、このデータでは7.95円です。

ドル円の陽線と陰線はどちらが多い?日足・1時間足・5分足の割合

ドル円(USDJPY)/2006年1月〜2026年9月/日本時間・NYクローズ区切り/bid基準

足 本数 陽線 陰線 始値と終値が同じ
日足 5,362 51.9% 47.9% 0.2%
1時間足 120,969 50.6% 48.2% 1.2%
5分足 1,445,249 48.2% 47.5% 4.2%

陽線は終値が始値より高い足、陰線は終値が始値より低い足、全く同じ価格の時も測ってます。

足を細かくしても、陽線と陰線はほぼ半々です。
日足は5,362日のうち、陽線が2,781日、陰線が2,568日、始値と終値が同じ日が13日でした。

日足の陽線が少し多い(51.9%)のは、20年でドル円が上昇した影響とみられます。

年ごとに見ると、陽線の割合は40.8%(2011年)から59.1%(2022年)まで開きがあります。
前半(2006〜2015年)は50.1%、後半(2016〜2026年)は53.5%です。

ドル円が動く時間帯は?東京・ロンドン・ニューヨークの値幅

ドル円(USDJPY)の1時間の値幅(高値−安値)の中央値/2006年1月〜2026年9月/日本時間/pips・bid基準

日本時間 中央値 対応する市場
9時台 18.8pips 東京(仲値)
16時台 18.0pips ロンドン
23時台 22.0pips ニューヨーク
6時台 10.0pips 1日でいちばん薄い時間帯

ドル円時間帯による値動きの差

山が3つあり、いちばん大きいのが23時台です。
ただし米国の夏時間に合わせて山が1時間動くため、冬時間の期間は0時台が最大(23.0pips)になります。

最も動く21・22・23時台の3時間で1日の動きの18.7%、最も動かない6時間(4・5・6・7・12・13時台)で18.2%です。
動く3時間と動かない6時間が同じ量になります。

年別の高値・安値と年間値幅(2006〜2026年)

ドル円(USDJPY)の年ごとの高値・安値/2006年1月〜2026年9月/NYクローズ区切り/円・bid基準

年 始値 高値 安値 終値 年間値幅
2006 117.89 119.87 108.97 119.06 10.90
2007 118.98 124.13 107.21 111.71 16.92
2008 111.69 111.91 87.13 90.86 24.78
2009 91.17 101.43 84.82 93.13 16.61
2010 92.92 94.98 80.30 81.14 14.68
2011 81.11 85.51 75.57 76.87 9.94
2012 77.09 86.68 76.02 86.61 10.66
2013 86.66 105.41 86.53 105.25 18.88
2014 105.24 121.84 100.75 119.85 21.09
2015 120.41 125.85 115.84 120.24 10.00
2016 120.17 121.68 98.96 117.02 22.72
2017 116.88 118.61 107.31 112.67 11.30
2018 112.66 114.54 104.62 109.70 9.92
2019 109.27 112.39 104.44 108.65 7.95
2020 108.72 112.22 101.17 103.22 11.05
2021 103.07 115.51 102.59 115.12 12.93
2022 115.03 151.94 113.46 131.09 38.47
2023 130.91 151.90 127.21 140.99 24.68
2024 140.83 161.94 139.57 157.36 22.37
2025 157.20 158.87 139.88 156.81 18.99
2026(9月まで) 156.90 163.98 152.08 155.78 11.90

ドル円年代別の値動き

2006年以降の最高値は163.98円(2026年7月23日)、最安値は75.57円(2011年10月31日)です。

ただ報道とずれがあり、2011年10月31日朝のオセアニア市場で一時75円32銭まで円高が進んだと報じられていて、このデータでは約25pips高く出ています。

薄い時間帯の一瞬の値を、この配信が拾えていない可能性があります。

年間値幅は公表値と数pips以内で合いますが(2016年は22.72円で、報道の22円67銭に近い)、高値・安値そのものは配信元によって数pipsずれると考えてください。

1日の値幅が大きかった日ランキング

ドル円(USDJPY)の1日の値幅(高値−安値)/2006年1月〜2026年9月/5,362営業日/NYクローズ区切り/pips・bid基準

日付 値幅 出来事
2016-06-24 785.5 英国のEU離脱を問う国民投票
2008-10-24 715.0 リーマン・ショック後の急激な円高
2022-12-20 691.2 日銀が長期金利の変動許容幅を拡大
2008-10-28 669.0 リーマン・ショック後の乱高下
2022-11-10 639.2 米CPIの鈍化でドル円が急落

最も小さかったのは2019年4月19日の11.2pipsです(聖金曜日。欧米市場が休場で取引が薄い日でした)。

ドル円が1分で30pips以上動くのは年に何回?急変動の頻度

ドル円(USDJPY)/2006年1月〜2026年9月(20.7年)/平日/日本時間/pips・bid基準

基準 年平均 年別の最少 年別の最多
1分で30pips以上 112回 4回(2021年) 419回(2024年)
1分で50pips以上 30回 0回(2021年) 135回(2024年)
1分で100pips以上 3.9回 0回(2006年ほか) 21回(2024年)
1時間で100pips以上 22.5回 1回(2018年ほか) 77回(2024年)

ドル円急変動のスパイク

この数字は、年による差がとても大きいので、平均は目安として見てください。

1分で30pips以上動く回数は、2021年の4回から2024年の419回まで約100倍開いています。
年平均は20.7年で割った値です。

数字の数え方|1日の区切りと定義

1日の区切り:ニューヨーククローズ(日本時間の朝7時、夏時間は朝6時)。
MT5やTradingViewの日足と同じ区切りです。

この区切りを選んだ理由は、日本時間0時で切るとロンドンとニューヨークが重なる時間帯を分断してしまい、さらに土曜の朝だけが1日として数えられてしまうためです。

実際、日本時間0時区切りだと日数が5,362日から6,432日に増え、値幅の中央値も83.4pipsから71.7pipsに下がります。

区切りの選び方で結果が変わらないことも確認しています。

区切り 日数 中央値
日本時間 5時 5,362 83.4
日本時間 6時 5,362 83.4
日本時間 7時 5,362 83.3
日本時間 8時 5,362 83.1
日本時間 9時 5,362 82.9

市場が止まっている朝5時から9時までの間なら、どこで切っても日数が一致し、中央値の差は0.5pipsに収まります。

時間帯の数字:日本時間の1時間ごとに区切り、月曜から金曜(日本時間)の足を数えています。1分足から1時間足までは同じ扱いです。

値幅:高値−安値。日足の高値・安値は足の細かさに依存しないため、1分足で作っても5分足で作っても同一の数字になります(5,362日すべてで完全一致を確認)。

前日比:その日の終値と前日の終値の差の絶対値。終値はニューヨーククローズの値です。

中央値を主にする理由:値幅の分布は右に裾が長いため、平均は大きく動いた日に引っ張られます。実感に近いのは中央値です。

除外しているもの:取引時間が3時間未満の日(クリスマス、元日など189日)。フラッシュクラッシュなどの異常値は除外していません。

使ったデータ(期間・本数)

銘柄 足 期間 本数
ドル円 1分 2006-01-02〜2026-09-04 7,565,957
ユーロ円 5分 2006-01-02〜2026-08-28 1,532,817
豪ドル円 5分 2006-01-02〜2026-09-04 1,516,836
ポンドドル 1分 2016-01-04〜2026-09-04 3,968,267

MT5からエクスポートしたOHLC・ティック数・スプレッド。bid配信です。

日本時間への変換は、4通貨すべてで米雇用統計のピークが夏21:30・冬22:30に来ることを確認しています。サーバー時刻は2014年6月21日に1時間移動しており、EU夏時間に連動します。

注意事項

  • bid基準です。実際のスプレッドは含みません
  • 1社の配信データです。別の業者のデータとの照合はしていません
  • 20年平均の数字は更新しません。年別のデータのみ年1回追記します
    • ただし何分が動くかと急な動きの頻度は、数字そのものが年によって大きく変わるため、年1回更新します
  • 「1日の値幅が大きかった日」の出来事は、報道に基づく補足です
  • 最終更新:2026-10-07

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